イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

ファミリー旅行「淡路島」/HO車両購入

年度末の3月もあっという間に過ぎようとしています。いろんなことがありました。なかでも特筆すべきことは、妻を連れて淡路島に1泊旅行したことです。ブログで調べたら5年前に同じ淡路島に行って以来でした。(下記参照)

妻が現在の状態になって、いつも家での介護生活と週5のデイサービスをつづけている中で、クルマで近い場所なら連れていけると思い、淡路島旅行を子供たちに持ちかけました。
みんな賛成で、娘たち2家族と我々 計6人+ワンちゃんで行ってきました。


多くの写真の中から、これが一番と思い まず載せました。場所は慶野松原(淡路島中央部の西海岸)。前にいるのは長女のダンナ、うしろが私。手前には松原が広がっています。夕景とこのアクションが抜群です(自己満足)。


明石海峡大橋(背景の橋)を渡ってこのサービスエリアに来るのに クルマで1時間強、天気にも恵まれ、久しぶりの旅行に 心洗われます。このすがすがしさ、最高です。妻も同じ気持ちでしょう。


このサービスエリアには観覧車があって、はじめて乗りました。車イスが二人いるのでゴンドラ1つに車イス1台、3人づつ乗りました。1周15分です。


観覧車が頂点に達したところでパチリ。海が果てしなく広がり、貴重な一瞬でした。


サービスエリアを離れ、明石海峡大橋の下(岩屋)にやってきて昼ごはんです。


海産物いっぱいのメニューで心地良い風を受けながらみんなで海の幸を味わいました。
昼食後、淡路島を南下して宿泊地に向かいます。妻中心の旅行なので、ゆっくり余裕をもった行程なんです。


途中、休憩をはさんで 宿に着いたのは4時ごろです。イタリア風の建屋で、コの字型に部屋と家族風呂、レストランがならんでいます。写真は中庭で品のあるイメージです。長女夫婦は淡路島にたびたび行っていて、観光地/施設など詳しいので今回の旅行も全てお任せしています。


宿のすぐ裏が海で、松原が広がっていると聞いてさっそく散歩に出ました。


砂浜に車椅子は動きにくかったですが、海の景観も最高です。写真は娘に挟まれて妻も満足そうです。


頭書の写真につられて、娘たちも躍動感を見せました。この写真も気に入っています。長女の最新ケイタイ(iPhone)で撮ったので、夕日や海面に映える光がきれいなんだ、と本人が自慢していました。


夕食は 金婚式で着たお揃いのTシャツを着て始まりました。ここはワンちゃんの宿泊も可能で夕食も同席可能です。ペット持ち込み可能の宿はあまりないようで、さすが長女夫妻です。各部屋にはペット用のケージも備わっています。


当日のメニューは焼肉で、ボリウムたっぷり。これで一人前です。妻も私もふだん魚/野菜中心なので、レアで味わう牛肉は柔らかく格別でした。


ピアノもあったので最後は私が1曲披露しました。村下孝蔵の「初恋」です。半年以上レッスンを受けて、絶好の機会と挑みましたが、You Tubeに載せるにはまだまだです。


長女が記念のフォトブックを作ってくれました。記憶に残る旅行となりました。


先月のブログで載せた「金婚式パーティー」のフォトブックも同時にもらいました。
ただ、1つ誤字を見つけました。表紙の下の文字は「銀婚式」! 残念!  長女も思わず、"オーマイガー!"
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さて HOゲージの進捗ですが、前回までは電気機関車1台をスイッチバックを入れたレイアウトで進んでいましたが、周回線路にも走らせたいと夢は大きくなり、レールレイアウトを新規に作り変えました。


1つ前の写真が周回ナシ、その下が変更後のレイアウト1730✕800です。つい欲が出てしまった結果です。軽のクルマになんとか乗せられます。
つづいて、車両を3台買いました。


まずKATOのキハ110です。車両に詳しくない私はデザインがいいので購入。ところがすぐに問題発生。


R370の曲線線路でも走行は可能ですが、台車の裏側中央に付けたマグネットは大きく線路から外れてしまい、リードスイッチが検出しないことがわかりました。よって 車輪の近くに付けねばならず、停止位置が電気機関車とは微妙にズレが生じます。20m級の車両より短いのを探しましたが、HOではなかなか見つかりません。


写真は、TOMIX製 南部縦貫鉄道キハ10形レールバスです。車輪間は6.5cmで、前述のキハ110の17cmに比べ、中央にマグネットを付けてもリードスイッチの検出OKでした。


つぎに購入したのは、ワールド工芸のHOナロー 上野(こうずけ)鉄道5号機です。貨物や客車を引っ張らせようとの思いから、¥を奮発しました。


ところがケースを開けてみると、とんでもないことがわかったのです。取説を読むと、すべての部品が金属製で、ハンダでの組み立てなんです。完成品と思っていたのに、車両に無知な私に痛烈な一撃です。


現物のパーツを見て、声も出ません!パーツが細かすぎます。Give up です。受注生産らしく、注文から1カ月以上経っての入荷でしたが、現物を前に とにかく4月は置いておきます。
ではまた。

ArduinoでHOゲージを動かす/金婚式祝い

2月はあっという間に過ぎますよねえ。2月3日の節分には、近くの「阿比太(あびた)神社」で節分祭が行われました。先日、この神社のごく近くに 俳優の菅田将暉の家があると聞きました。最近は参拝者も増えているとか‥。


当日は「豆まき」があり、甘酒がふるまわれて私もいただきました。数年前までは「鬼」も"出演"して場を盛り上げていましたが、なくなりました。孫が鬼を見て泣いていたことを思い出しました。商店、会社、団体、個人と、寄進した方たちの名前が大きなボードにズラーっと貼り出されて、地域と共にあることを実感しています。


2月23日は我々夫婦の50回目の結婚記念日でした。娘たちのダンナも来て、息子は東京からLINEで参加し、7人で祝ってくれました。


7人が着ているTシャツには50の文字と"No Family No Life ! !"(この家族なくして人生なし)のロゴがプリントされていて、花束やケーキ、夫婦の名前入りマグカップがあり、本当に感激しました。一向にうまくならないピアノの練習を終えて居間に入っていくと、思いもよらないサプライズが待っていようとは! よく私に気付かず短時間で集まり、準備してくれたと思うと、涙が止まりませんでした。


さて、HOジオラマ製作の方は、レールレイアウトを上図のようにしました(図右下の引き込み線を1本追加してAとAAの2本にしました)。従って、ポイント(KATO EP867L)も1つ追加です。今考えている走行行程は、起動ボタン押下で、
・Aにいる車両が  A→B→C→D→C→B→Aに戻り、続いて
・AAにいる車両がAA→B→C→D→C→B→AAに戻って終了、の順序です。
図中央にGapを設けているのは、ショート回避の安全策です。レールに供給する電源は地点、車両の速度制御地点はRSa~RSd、RSaaの5点です


つぎに回路図作成です。モータドライバは前回の実験で従来から使用のTA7288PでOKと判断し、昨年までの経験からほぼ同様な回路が使えます。ただ、モータ電圧は12v→15vに変更しています。


回路図を見ながら Arduino UNO とブレッドボードで回路の実装を進めました。込み入った回路実装はピン抜けなどの接触不良が心配なので慎重にていねいにやってます。


つぎにユニトラックでレールレイアウトを実現します。
まず、リードスイッチ RS をレール間に5つ設置しました。RS本体がレール面から1㎜程度出た状態だったので、枕木部分を削って出ないようにしています。


ポイントが連続して接続しているところ(丸印部)など、道床部をカットしないと接続できない箇所も数ヵ所ありました。


ユニトラックを組合せて、レールレイアウトができました。制御装置とレールを結ぶリード線をレールの下にくぐらせてます。ACアダプタ類は写真の右にあって見えません。
動力付きの車両は、写真右下の電気機関車EF65 の1台だけなので、これからあと2台くらいは欲しいと思っていますが、Nより5~10倍も高価なので 考えてしまいます。当面は1台で試行していきます。


あとはArduinoスケッチの作成です。これも今までの経験値から進めていき、試行錯誤しながら一応完成し、想定通りのA→B→C→D→C→B→Aの走行テストがうまくいきましたので動画にUPしました。



ArduinoでHOゲージを動かす
走行状態を見て感動しました。Nゲージの自動運転では、発車せず/速度不安定/レールとの通電不良/停車位置ズレ/脱線‥‥等々のトラブル続出でしたが、HOでは安定性抜群で、スケッチ通りの制御が実現しています。「自動運転」はHOに限る!との感触を持ちました。
2台目の動力車が引き込み線AAにあれば、Aにある1台目のあとに発車します。
「HOナロー機関車」が比較的安価なので、入手の予定です。

近況と、HOレイアウトの本格始動

正月から早くも3週間。妻との散歩の途中でも梅が開花するころになりました。季節は着実に進んでいますよね。


家から3分。いつも投函しているポストのそばの梅の木です。奥の建物は高齢者が無料で利用できる「いこいの家」で、我が老人クラブも頻繁に使わせてもらっています。先日はこの和室で"みんなでバンド"の練習会をしました。


1月中旬に4年ぶりの新年会も実施しました。我がクラブ会員の半数、74名が集まり(写真は開会前で 空席ありますが満席に)、4時間にわたり 落語、マジック、各同好会演技をみなさん披露し、久しぶりに笑いに包まれました。


まずは落語。池田市(我が箕面市の隣り)は桂文枝のいる落語普及が進む町で、芸を磨く
"道場"では毎日公演が行われています。金の卵の一人を招いて一席やってもらいました。この方は最後に「南京玉すだれ」も披露。失敗も話術でカバーし大盛況でした。


次は手品、マジックショー。こちらはボランティア活動としてのお二人で、 堂に入った手さばきに、みなさん目を丸くして見入っていました。


昼食後は我々の同好会の演技です。写真は「謡曲」の読み上げです。黄色矢印の方は何と
103歳です!! お声もはっきりしていて会員の鑑です。俳句同好会の先生でもあり、指導もしておられ、毎月の会報にも必ず載せています。


最後に、盆踊り同好会がそろいの格好で にぎやかに場を盛り上げました。


もう一つ、自身の話題は、亡くなって1年経った先代のワンちゃんの「フォトスタンド」を作りました。準備したものは、透明なアクリル板(1㎜厚)と透明な両面テープ、そしてワンちゃんの輪郭を切り取った写真です。


ワンちゃんの切り抜きより5㎜程度 周囲を大きくアクリル板をハサミで切り取り、2枚つくりました。写真を挟み込むかたちで2枚重ね、周囲5㎜分のスペースに透明両面テープで接着する構造です。


ワンちゃんの仏壇に、受け台を作って立てました。"チョコ(愛称)"がよみがえったようです!
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1月からHOゲージのジオラマ製作を本格的に始めています。自動運転を前提にしたHOのメリットは  ①車両走行の安定性  ②大迫力
デメリットは ①線路敷設面積の拡大 ②車両や関連グッズ等の種類が少ない
ですが、メリットが魅力的(新鮮)なので始めることにしました。


前回、イメージで適当に書いたのが上図ですが、実際に購入したKATOユニトラック(直線線路と半径370㎜の曲線線路)で、上図通りに「地上線」を接続してしてみると、一人では運びきれないベースの大きさ(横幅2m以上、奥行き70~80cm)になってしまい、このレイアウトでは展示会などへの出品はムリなので、やむなく断念しました。改めて「地上線」を、運べる程度のベースで接続し直してみました。


それが上図のレイアウト(1430x550㎜)です。なんとかベースを運べる大きさです。このレイアウト、ベース寸法でスタートすることにします。


ここで「地上線」に走らせる電気機関車EF65の取説を見ると、とんでもないことに気付きました。


消費電流0.4A はいいのですが、最小通過曲線が半径550㎜(赤丸)だったのです!  購入した線路(半径370㎜)はボツということか!!  急遽ネットでR550線路を購入し、同じベース内で接続を試みました。


同じ大きさ(1430x550)の新聞紙に収まるように、R550線路(矢印)を4カ所使って、軌道の引き回しを一部変えながら接続し、新聞紙にマジックで線路に沿ってなぞりました。前回は赤丸印のところにS123(直線線路123㎜)があったのですが、今回はナシになりました。


ユニトラックの組合せ品番は上図の通りです。これで進めていきます。
レールレイアウトが決まったつぎは、自動運転の回路づくりですが、一番心配なのは出力回路のモータドライバです。Nゲージの時は、「TA7191P」か「TA7288P」
(Iav:1A、Ipeak:2A)を使っていましたが、HOゲージでは 大きさと重量から、はるかにパワーが要る感じなので、実際にモータ回路に流れる電流を測ってみることにしました。


HOとNの直線線路を2mほどつなげ、この上を走らせて測定します。


N用のパワーパック(12v出力)を使って車両を走らせ、テスター(アナログテスターしかありません)でモータ電流を測定します。


モータ回路に1Ωの抵抗を直列接続し、その両端電圧を読んでいきます。


結果は表の通リで、HOもNもほとんど同じ値となりました。起動瞬時はオシロがないので波形的にわかりませんが、針の動きに急峻な変化はなく 徐々に上昇してますので、従来のモータドライバを使用してみようと思います。また、HO用のKATOパワーパックは16vのようなので、15vのパワーサプライを用意します(16vはネットサーチではナシ)。実験では供給電圧が12vでしたが、高ければモータ電流は下がるので好都合です。また曲線線路の場合も曲率が大きいので問題にならないと思います。


つぎのステップは、①レールへ供給電圧線の接続。車両通過検出のリードスイッチの配線
         ②回路図作成
         ③Arduinoスケッチ作成
         ④実態配線づくり
         ⑤走行確認、修正、調整 です。