イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

江戸時代にタイムスリップ(橿原市今井町)

ジオラマ畑の野菜植え作業が一段落したところで、温めてきた記事をアップします。橿原市今井町を訪ねたときのもので、江戸時代の民家群がそのまま残る整然とした町並みと、そのスケールに圧倒されました。「日本にもこんなところがあったんやー」と、それはそれは感動ものでした。
退職した会社の同期会(7~8名)は、持ち回り幹事で 年3~4回関西周辺を  ”ブラタモリ” しています。今回の幹事Y氏は歴史好きで、相応の内容に感心しました。


Y氏は現地のボランティアガイドを頼んでいて、もう駅で待っていてくれました。さっそくこの案内マップをもらい、2時間半かけてマップの赤いエリア(東西600m、南北310mという広さ)を案内してくれました。


こういう民家が タテヨコずっーーーーと続いているんです。まさにタイムスリップ。ちょんまげ姿の商人が のれんをかきわけて出てきそうな雰囲気ですが、自分の家としてみなさん住んでいるんです。表札があります。子供たちが急に出てきた長屋は学童保育の家でした。建て替え時に外観は変えないことが条例で決められていて 伝統を守る気概が感じられます。


これは「今西家」住宅(重要文化財)の内部で、これほど天井の高い広い土間は貴重らしいです。

ガイドさん(右の緑の人)と隅々を探索しています。ほんとうにいろいろ説明してくれました。「重要伝統的建造物群保存地区」になっていて、約500棟がその対象。国の重文9件、県指定3件、市指定5件など。商都として自治的特権が与えられ発展してきた。


タテヨコの道が交わる十字路は微妙にズレていて、遠くを見渡せない防御策としている。


ガイドさんの説明も最終段階になり、今井町を囲む公園(手前)に出てきたところです。家並みの中ほどから少し右にある 白い板張りの現代風の店が、この景観に水を差していると6人の一致した意見でした。
気のおけない仲間とミニツアーを楽しむって、心地いいし大事にしたいです。

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