“ころたん”という名のメロン
2ヶ月ほど前、娘が「ころたん」という名前のメロンの苗を1本だけ買ってきました。「私も畑に何か植えたい」と言ってホームセンターで見つけてきたもので、ふつうのメロンより小ぶりで鉢植えで可能、との説明書きがありました。
「花が咲いてから40~50日、濃い黄色になったら収穫」 とあるので、畑に植えて気長に待っていました。
3週間も経つと、畳1帖以上に広がり、黄色い花が咲き、順調です。直径5cmほどになった実も数個できて、楽しみも倍増。
「あまり実をつけすぎると枯れてしまいます。7~8個にしてください」と説明書きにあるので、適当に摘心して様子を見ていました。
それから2週間ほど経って、できた実を数えると20数個ありました。7~8個をはるかにオーバー。ヤバイと思いつつ、大きなものから残して12個までとし、あとは全てカット。この状態で黄色に熟するのを待とうということになりました。大きいものは黄色に色づき、表面もネットの模様が出てきています。
ところが数日後、それは突然来ました。勢いよく伸びていた葉は全部しおれて地面にペターッとついていたのです!! あまりのショックに写真も撮れませんでした。無残すぎます。血の気が引くとはこのことです。急にコロッときました。だから「ころたん」か!
説明書きにあった「実が多いと枯れます」が現実になって、帰って娘になんと話そう‥。
気を取り直し、せめて大きい実だけでも持って帰ろうと、6個採ってきました。家で熟させたら食べられるかもしれない。 1週間経ち、1つを切ってみました。ちっとも甘くありませんでした。それからまた1週間、今度は少し甘味があり、メロンに近づいた感じです。写真は残りの3個です。
この話を友人にしたら、メロンは地植えはむずかしいそうです。ウィルスが入ってしまったらもうダメらしいです。テント内できちっと管理が必要とのこと。
残りの3個、来週あたり もっと甘くなっているかなあ‥‥