イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

箕面川の製作 ②

箕面川を製作中です。瀧安寺の本棟側のブロックと別棟側のブロックに挟まれた凹形状の断面が曲りくねって川となっている部分ですが、完成後も両側のブロックがいつでも分離できるような構造にしています。作りやすさ、メンテのしやすさを考慮しています。


上図が箕面川の下流域の断面図です。最終的には①~⑦のパーツが本棟側に接着されて一体となり、右の別棟側にスライドして合わせる構造です。
①まず川底ベース(5㎜tスチレンボード)を本棟側ベースに接着します。
②石積み(3㎜t同)を本棟側に接着します。
③小石類と④支柱(5㎜h)を川底に適当に置きます。
⑤半透明の水色シートを⑥なみいたくんに接着し、それを④支柱の上に載せて接着。
⑦小石類を⑥なみいたくんの上に適当に載せ接着。
以上を順に写真で説明します。


昆虫館/瀧安寺本棟のあるブロックのベース部分です(既載)。


川底ベースを本棟側に接着しました(既載)。


石積みをその上に貼り合わせ接着固定しました(既載)。


川底全体を着色しました。下流にいくほど深さがあるので濃くしています。


なみいたくんをカットしました。


なみいたくんを支える支柱をつくり、適当なところに置いていきます。


小石類も散らばらせました。この付近は水深70cm(ジオラマで5㎜深さ)ほどがつづいています。


上流域は水深もなく、なみいたくんを直接貼って小石類を載せました。水流を白筆書きしています。


水深のある下流の方は、なみいたくんを載せて真上からみると深さが感じられないので、少しボカすことにしました。


半透明の水色ビニールシートを間に入れることにしたんです。


水色シートを挟むことで水中の小石がボケて前より良くなりました。雲のように見える部分は接着剤が乾ききっていないためです。


なみいたくんの上に砂利や小石を載せました。写真の部分は、浅瀬から徐々に深くなっていくところです。


この辺りは水深が一定しているところです。


以上、本棟側に川のパーツを一体にした全体写真です。次は対岸の石積みです。


D地区(瀧安寺別棟側)の川筋にも同じ方法で石積みをつくり、下から5~8㎜空けた位置から貼り付けています。B地区と一体になった箕面川の川底が入り込むようにしています。


ここで留意したことは、写真にある駅前の踏切部分です。駅から降りた客が踏切を渡って橋を渡り 滝に向かうのですが、遮断機を自動制御するためのサーボモータをベースに埋め込む必要があるので、石積みをベースに接着固定できません。


やむなく、箕面駅ホームのユニットと接する9cm長の部分に石積みをしっかり接着しました。


つまり、踏切と石積みに挟まれた道路を取り外しできるようにしました。


B地区(本棟側)をD地区(別棟側)にスライドして定位置に持ってきました。やっと完成したブロック同士が一つになりました。 川に沿って見ていきます。


滝つぼから出た流れは速度を増して中流域の段差に入り、


水深のある下流へ流れています。


目線を下げて撮りました。ここから見ると、滝道、水面、軌道、境内、それぞれの高低差がよくわかります。
ここまでで、レイアウトにかかわる重要な作業は終了です。次回は山のウラを通る山間線の敷設をしていきます。

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