イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

作品展でのトラブル

「シルバー人材センター作品展」が5日間開かれ、昨日終わりました。が、期間中何度も会場に駆けつけ、メンテナンスに追われました。自動運転時の誤操作・誤動作対策をもっともっとツメておく必要があったと痛感しました。その顛末を恥ずかしながら紹介します。

Arduinoによる2列車自動往復運転の様子については前回動画で紹介した通りです。気になるので毎日会場へ足を運んでました。ところが行ってみると必ず列車が動かない状態になっていました。途中で脱線していたり、終点で空回りしていたり、スタートボタンを押しても不動作だったり‥‥。都度対処して帰るのですが、「何かあったらケイタイに電話してください」と告げた数時間後、「動いていませんよ」と電話があったことも。


原因を整理すると、
①線路の脇の樹木が 車両の横に付けた永久磁石に接触していた(数ヵ所)
②スタート後、一連のシーケンスが終了する前に再度スタートボタンを押していた(押すタイミングで誤動作が出る区間があることがわかった!)
③レールと車輪の通電不良で発車しない(阪急電車が「滝下駅」を出発するタイミングで発車しないケースが多い)


③の発車不良は、写真の右の電車です。レールをクリーナーで磨いても発車不安定で、 メカ的要素も考えられます。


②のシーケンス途中で再度スタートON時の不動作問題は、写真のような注意書きを中央に穴をあけ、付けました。検討不足がモロに出てしまった感じです。
翌日行ってみると、一難去ってまた一難、注意書きをしたにもかかわらず動かない状態になっていました。原因は③の通電不良(メカの問題)でした。


あと2日間、なんとか円滑な走行をキープしなければと思い、原因③である発車不安定の「阪急電車」の運転を取りやめて、安定走行を続ける「観光列車」のみの往復運転に切り替えることにしました。→→ 後ろに隠れている「Arduino+ブレッドボード」のユニットを外し、家でパソコンにつなぎスケッチを変更(観光列車のみの往復運転に)→→ 再び会場に行き 取り付けて予行演習なしにスタートボタンON。神頼みが効いて正常に動きました。ヒヤ汗ものの一日でした。それからは異常ナシに最終日まで経過。


<反省1>来場者は興味本位でボタンを無作為に押すものだ と想定して、間違ったボタン操作をした場合でも正常な運転に影響のないプロブラムにしなければいけない。
<反省2>「阪急電車」は過去に2回、70~80cm高さから落下させてしまったことがあり、動力伝達機構にガタがある可能性があり、今回の採用が不適切だったかも‥。
とりあえず今回の作品展も一段落し、課題も見つかりました。

×

非ログインユーザーとして返信する