イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

太極拳へのお誘い

師走で忙しくなってきたきょうこのごろ、今年のジオラマ製作も一段落し、課題を残しつつも 今は休息時間と割り切って日常行事に明け暮れています。きょうは「太極拳」のお話にお付き合い願いたく‥‥


毎朝7時から神社で始まる「早朝体操会・太極拳会」に向かうところです。まだまだ人通りも少ない中、横の人も前の赤い人も早朝会のメンバーです。みなウォーキングを兼ねて集まってきます。私は家から神社まで歩7~8分の距離です。


会場は、住宅地にデンと構える「阿比太(あびた)神社」で、境内は2,500坪あり、中央の広場が ”早朝1時間の社交場” になります。


神社入口は南向きで、初詣にはここは長蛇の列になります。


境内に入ると、早くから来た人たちが落ち葉を集めています。この時期の落ち葉の量はすごいの一言ですが、私はいつもギリギリでなかなか協力できていません。


体操が始まる5分前に「ピーーーッ」と笛が鳴ります。1分前には「ピッ」「ピッ」「ピッ」と3回鳴ります。落ち葉掃除を止めて体操が始まりました。号令当番の人の「1、2、3、‥」の掛け声に合わせて、ラジオ体操とは全く違うこの会独自の体操が、手・足・首・胴体の、屈伸、開脚、跳躍、ヒコーキなど延々15分くらい続きます。ラジオ体操よりかなりハードですが、みなさん自分の体調に合わせてがんばっています。


体操が終わるといよいよ太極拳です。カセットから流れる曲に合わせて、「24式」と「88式」という演目を合計20~25分くらいかけて演じます。今年5月からはじめてチンプンカンプンだった私も、基本の「24式」はなんとなくできるようになりました。


「24式」は24の型を順番に演じます。「88式」は88の型です。2つの本を流し読みしましたが、やっぱりメンバーからのアドバイスが上達の早道です。


型には1つ1つ名前(写真の黄色部分)が付いていて、たとえば「野馬分鬃」は ”馬の立て髪をなでて進む” とか、「白鶴亮翅」は ”鶴が羽を広げた姿”など。それぞれの型をゆっくりつなぎ合わせながら進めていきます。各動作の流れには、足、手、胴体、顔、重心位置、姿勢などの移動のしかたが定められていて、30年続けているメンバーも大勢いますが、異口同音に「奥が深い」と言っています。


太極拳が終わると、演じた場所の砂利を竹ぼうきできれいにならしてすべてが終了です。早朝会の組織はとてもしっかりしていて、会員は50名ほど。いつも30~35人来ていますが、最近は寒くなってきたせいか、きょうは25人くらいでした。体操の号令当番、夏の蚊取り線香当番、各地発表会の世話役、会計、など。私は来年度から号令担当の一人になってしまいました。


先週は忘年会があり、昼食をはさんで議事と余興で4時間たっぷり楽しみました。今年は30日まで早朝会がつづき、新年は4日から再開です。


(写真は、6月にあった演芸大会から)
今回のブログに多少なりとも関心をいだかれた方は、ぜひお近くの太極拳をしている神社や公園などに一度顔を出されたらいかがでしょう。
私は、特に定年を迎えられた方に絶対お勧めです。その理由は‥‥
①健康管理に最適:
早朝の決まった時間に行くことで早寝/早起きの生活リズムが生まれ、ゆっくりからだを動かすことで体幹とインナーマッスルが鍛えられる。高齢者が始める運動として最適。帰宅後の朝ごはんもうまい。
②地域活動で交流が広まる:
会社人間だった私にとって、地域住民の輪の中に ごく自然に入っていけました、太極拳初心者だからこそ何でも話のネタにして。 また、同年代の方々が多いので、趣味の話でも共感を覚え、太極拳の帰り道に倍以上の時間を費やすこともしばしばです。
以上、太極拳へのお誘いブログでした。

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