イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

踏切遮断棒のサーボ駆動

今年のジオラマテーマがほぼ決まって、いざ取り掛かろうと思っているのですが、踏切の遮断棒の動きがどうも気になっていて、現時点レベルの動きで踏切を完成させておこうと思った次第です。一部重複しますが経過から載せていきます。


これはサーボ駆動検討以前の踏切です。遮断棒は重量を持たせるため あらかじめSUSパイプをかぶせてあります(既掲載)。


まず、遮断棒の軸受だけ地上に出るワクをつくり、地下にサーボモータ1つが中心に収まる構造にしています。窓の網戸の底に使っている車輪を利用してヒモを架け、水平移動を垂直移動に変えます(既掲載)。


軸受部に遮断棒を取り付けました。軸受のスキマを0.5mmのプラバンを左右から挟み、ガタを少なくしています。軸から5mmの位置にヒモを架ける穴があいています。


ヒモを引っ張って遮断棒がスムーズに上昇するか見ています。


サーボモータのフィンの先にヒモを取り付け、写真のフィン角度が遮断棒開放の位置になるようにします。


フィンの両先端にヒモを通して固着したあと、実際の位置にサーボを固定し、遮断棒が開放の位置になるように遮断棒端末の穴にヒモを通して固着しました。
いよいよサーボ駆動です。遮断棒が水平位置に下りるよう、サーボの回転角度を決めていきます。



踏切遮断棒のサーボ駆動
ご覧の通り、遮断棒の動きがガタガタですね。サーボのフィンの動きは「Varspeedservo関数」のおかげで比較的スムーズなのですが、ヒモのあそび、遮断棒の軸のガタ、回転軸の接触抵抗、棒の自重の軽さ、などでスムーズとは言えません。私の工作レベルでは、あとは遮断棒の軸に潤滑液を注入するくらいかな?


ひとまず踏切工作はここまでとし、今年の構想を続けていきます。


前回お話したように、「去年の作品」と「今年の予定作品」を合体して3つの軌道、4つの駅、1つの踏切、1つのポイント切替を"Arduino制御"することになり、「Arduino UNO」の場合、デジタルピン数(有効数12個)では足りません。


「シールド」で増設したり、上位品種にする方法は労力がかかるし 困っていたところ、「Arduino NANO」はデジタルピン数が22個もあり、UNOと同じ扱いでいける(IDEも同じ)と本にあり、正月明けに日本橋のいつもの店で購入。


「Arduino NANO」は写真の通りP板上に差す小型タイプでブレッドボード上でも使えます。これで自由に今年のテーマに打ち込めるして、購入後店内で店員と雑談していたら、「UNOでもアナログピンをデジタルピンとして使えますよ」という衝撃的な答えが返ってきました!! 更に「NANOはピン数もUNOと一緒ですよ。NANOのデジタルピンは22個もないよ」とのこと。現物をよく見ると確かにピン配列はUNOとそっくり。購入したNANOは予備在庫にしようと、あえて返品はしませんでした。結局、本にある数字が間違いのようです。

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