全体ベースに線路を敷く
去年のジオラマの背後に1本の線路を新設する作業が終わり、これからは今年のテーマである「箕面大滝の奥へ」の製作に入ります。まず 全体ベースから始めます。
第2期概略図の全体ベースは500✕1220✕30㎜のスタイロフォームで作ります。
寸法通りの材料がなく、写真の左上の一部をツギハギしています。接着直後なので、テープでホールドしています。
概略図をもとに、敷設する線路や渓谷をボード上にエンピツ書きしています。
線路を敷設する前に、おおざっぱに渓谷をくり抜きました。
線路の敷設を始めます。ポイント部分とフィーダーはKATOのユニトラックを使います。1.5mmtのケント紙の上に線路を置きます。写真の左端は、去年のジオラマの線路とジョイントします。
去年のジオラマの右端はこのように単純に線路をカットしてあるだけなので、ジョイナーで接続できるように加工していきます。
ジョイナーは KATOの受け台付きのジョイナーを使うことにしました。フレキ線路とユニトラックの組合せなので、受け台付きのジョイナーの方が安定すると考えたので。
フレキ線路の下方の道床をカットして受け台がセットできるようにしました。
受け台付きジョイナーを装着したところです。右手前から挿入するユニトラック線路は、30mmtのスタイロフォームと1.5mmtのケント紙でちょうどいい高さにしました。
つぎに、フレキ線路をのせる道床を固定しました。5mmtスチレンボードに0.5tの厚紙を貼っています。厚紙は打ちクギの固定をしっかりさせるためです。
渓谷部分の道床は外しています。
道床に沿って、フレキ線路3本をクギ打ちして固定していきます。
クギ打ちを終えた線路です。つなぎ目は3ヵ所あり、そのうちの1ヵ所はループ線路のためのフィーダー線をジョイナーに付けています。また写真左方の、ポイントから分かれる各線路には絶縁ジョイナーをつけています。
フィーダー線はジョイナーの裏側に前もってハンダ付けしました。
実際に接続した状態です。
こちらは絶縁ジョイナーで接続した状態です。線路のつなぎ目は確かにギャップがありますが、0.5㎜くらいしかなく、ホコリで短絡状態にならないのかなあと思ってしまいます。とにかくループ線の敷設も終わり、次回から各ゾーンの地形レイアウトに入っていきます。