イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

箕面ビジターセンターの製作

この1週間は「箕面ビジターセンター」の製作に明け暮れました。センターを何度も利用した経験と現地写真を参考に、ペーパークラフトしました。


センター完成後は写真の白丸あたりに設置する予定です。実際にはかなりの斜面に建っているので、設置する際に地形を斜面にアレンジするつもりです。


製作する建物を大まかにイメージしてフリーハンドで書いてみました。写真右下のように、建物のベースを斜面にして各部屋(展示室/事務室/図書室)を建てるのは難しいので、ベースを2段にして、1段目を事務室と図書室、2段目を展示室にします。


さっそく 0.5~1mmtのペーパーで、3つの部屋と屋根をカットしていきました。各部屋は4方の壁を1枚の紙を折り曲げて作り、のりしろ部分を重ねて四角い形にします。


テープで仮止めし、こんな感じの構成になります。展示室だけ5㎜t嵩上げした上に設置します。


右方から見たところです。屋根とのあいだのスキマなど、これから修正していきます。


屋根を工夫しようと、2✕0.5㎜tの紙を縞模様に貼りました。


3部屋の壁もカッターで1㎜巾のタテの縞模様を付けました。写真では見ずらいですが、ヨコ方向にもカッター線を入れています。現地建物は木製なので、バルサ材で作りたかったのですが、持ち合わせがなくペーパーになりました。薄板のバルサ材がホームセンターで入手できず、ネットで注文してたら3週間後のきのう入函しました。遅いっつーの!


ドアや窓のガラスは 線を付けた透明シートです。ドア自身は裏から貼って厚みを持たせています。 つぎに塗装作業に入ります。


全てブラウン系にしました。手前が2段構造のベース、中央が屋根、ほかは各部屋です。


各部屋の壁は、黒のパステルを手に付けてこすってヨゴシをつけています。


展示室と事務室の中は、机の上に植物が置いてある感じの設定です。ガラス越しにはあまり見えないと思いますが‥。内壁にチラシも貼りました。


事務室をセットする前に、フィギュアを2体置きました。右は受付している人です。


3部屋を置いてみました。奥の展示室は見えにくいですが、手前の事務室は意外と室内がよく見えます。


つぎは小物を作っていきます。まず 受付の横にチラシ立てがあったので、さっそく挑戦です。SUS棒で枠をつくり、3段の状差し風の構造にチラシを入れ込む構造です。


適当なシールを差し込んでみたら こんな感じになりました。もうひとつスッキリしません。状差し構造のため0.5㎜紙で枠取りしたのが重たいイメージになってしまい、チラシ立てに見えません。→1からやり直しました。


シンプル構造にして正解でした。2段にし、透明シートにシールを貼るだけにしました。だいだいイメージ通りになりました。


つぎは、センターの南側に置くベンチ類です。簡単に4つベンチと1つの作業台をつくりました。作業台はプラバンで作ってみましたが、脚が太すぎてちょっと不満です。


展示室に入る階段に手すりを付け、その横に「箕面自然教室」の看板を立てました。これで小物類の製作は終わりと思いましたが、写真の左端にある作業台がやはり気になり、これもやり直ししました。


サンケイのペーパー製品の端材を使い 4隅に0.5Φの孔をあけ、0.6ΦFe棒を差し込んでみたらいい感じになりました。


箕面ビジターセンター最後の工作です。図書室周辺の2隅にベランダ風の柵を設けます。これもペーパーで作りました。


図書室周囲に柵を設置したところです。屋根を付け、フィギュアも置いて一応終了。


3方向から撮りました。正面から見ると、屋根の縞模様が落ち着いた感じでいいです。


右方向からです。受付で話す人も置きました。図書室と事務室の段差もうまくバランスがとれた感じです。


左方向からです。こちらは動線もなく、ひっそりしています。


これでビジターセンター自身の作業は終わりにします。これからは、設置する場所の地形を合わせていく作業です。


いよいよ春本番です。この先に我が畑があります。手前の白い花と青空に、思わずスマホを向けました。コロナウィルスと無縁の世界です。


1年半前、畑の隣りにあった梅が台風で根こそぎ倒れ、それにもかかわらず2度目の開花を迎えました。わずかに繋がっている根元から、ありったけの頑張りをみせています‥。

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