勝尾寺の裏手の製作②
またまたショックな写真を載せなくてはなりません。首を保護する「むち打ち症」のサポーターが、突然無残な姿になって居間にバラまかれていました。
犯人は愛犬「ピノ」です。ふだんは左上のサポーターを首に巻いているのですが、暑苦しくて外していることがよくあり、たまたま居間に入ったところ、中味のスポンジが床一面に雪のように散らばっていました。上の写真は「雪」を掃除して、カタチを整えた残骸です。医者から購入した3,800円は一瞬にして藻屑と化しました。2週間の命でした。
激痛は消えましたが、左右上下の首の移動が通常の半分しかいきません。長期戦を覚悟に、湿布薬で対応していきます。
さてジオラマですが、ダム擁壁の上の散策路を通って相手岸に到達したあと、階段で阪急電車の線路を渡るルートを製作しました。1.5tのバルサ材で木道階段を構成しています。
踏切は遮断棒のない第4種です。作業の前にいつも通りバラスト散布から始めます。
レール間にいつものバラストを撒いてボンド水溶液を垂らしていきます。
レールの両側一帯も撒きました。左側のジョイナー受け台も固定。左側から入るレールのために、ジョイナーに挿入する部分にボンド水溶液が回り込まないように注意しています。
レール外側まで踏み切板を接近させセットしました。レール高さにほぼ面一にしてます。
レール間の渡り板もつくりました。補助レールはアルミ板でつくり、端部を曲げてます。
つぎに、勝尾寺の裏手に阪急電車を入線させる形を考えています。山腹にそのまま敷設するのでなく、写真のような「覆道」の中を通過させようと思います。昨年つくった同様の構造です。
5tスチレンボードを10mm間隔でスリット状にして入線状態が見えるようにします。
山に沿うように置いてみると、こんな感じです。
さて勝尾寺駅をどうつくるか ですが、山の横腹をくりぬいて空間を作り、駅のホームを手前に置くことにします。
阪急電車は昨年使用のものをそのまま使うので、胴体横に取り付けた磁石の下を駅ホームの高さにします。ベースから13.5mmでした。
磁石が車両の前方に取り付けてあるので、リードスイッチはホームに入線するあたりに設置する予定です。
山を組んだ状態はこんな様子です。ホームに降りた乗客はUターンして奥の下り階段に向かう構成です。
当初、スリットのない部分は山肌が覆って中が見えない構造にしましたが、乗降客の動線も見せようとする方針になり、全ての覆道をスリット化します(今後)。