イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

取水塔の製作

「矢切の渡し舟」の製作のあとは、‟江戸川の とんがり帽子” といわれる金町浄水場の取水塔を作ります。実家を出て江戸川の土手に上がると、いきなり飛び込んでくるのがこの取水塔です。土手を上がった正面にデンと構えています。取水塔に行く通路の入口にはもちろん進入禁止の看板がありました。

左の写真(ネットから拝借)には手前と奥に2つの取水塔が映っていますが、今は手前のとんがり帽子のみになったらしいです(ネットからの情報)。矢切の渡しはこの塔から150mくらい先(下流)に位置します。


さて、製作には1mm厚程度のボール紙が加工しやすいので、帽子までの高さ12mと想定して4つのパーツをまず切り出しました。本体、回廊、屋根、帽子です。進入通路は土手部分を作ったあと製作することにします。


屋根に帽子をのせてみると、スキマがかなり目立ちます。帽子を作ったあとなのでハサミやカッターでエッジ部分を直線にすることがなかなかできず、苦肉の策で対応します。


0.5mmΦの銅線で一周を覆うことにしました。実物とは違いますがスッキリしてOKです。


各パーツを仮組みしてみました。このとき わかったのですが、とんがり帽子がやけに大きくなってしまいました。現地写真と比べると一目瞭然ですが、雰囲気は出ているので、このまま進めます。


次は、本体を周回する回廊の手すりの製作です。現地写真からは構造がよくわかりませんし、若い時の記憶もないので、製作しやすい方法でと いろいろ試して、やっとできました。下記の図で説明します。


次の写真は、いろいろ試行したときの部材です。


上の図のように、採用した形状で製作した現品がこちらです。

手すりというよりガードレールといった感じになってしまいました。このくらいが私の能力の限界です。一部にガードのない部分がありますが、土手から通路を通って取水塔に入るための開口部です。


帽子に避雷針を立て、本体の下まわりに銅線で細工をし、着色して完成しました。改めて現地写真と比べると、どっしりとした重量感が伝わってきません。‟おとぎの国のお城” ですよね! やっぱり大きな帽子がまずかったわ‥‥。


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