イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

テレビで紹介の「柴又散歩」

きのうのテレビ番組「羽鳥モーニングショー」で、実家近くの 柴又の様子が放送されていました。江戸川・矢切の渡し、川甚(料亭)、草だんごなど なつかしい内容に、すぐさま録画のスイッチを押し、そしてきょうのブログアップになりました。番組の中では、石原良純が柴又駅からスタートし、矢切の渡しまでを散策する内容です。
「矢切の渡しに乗船したが、向こう岸は田畑以外なにもないから みなさんすぐ引き返します」と石原氏は語っていましたが、その奥の「野菊の墓文学碑」まで行ってみるのが散策マニアなのに!と私は一人 悦に入っていました。
若いころの思い出などを絡めて番組内容を少し紹介します。


まず私の実家ですが、この地図、柴又のすぐ上の「金町」というところです。京成金町駅の次の駅が写真にある柴又駅です。


まず驚いたのは、金町~柴又間に、「人車鉄道」という 人力で車両を押して営業していた路線があったということです。明治の中ごろの話です。電気軌道が普及していくまでの10~20年間、人車軌道が全国で活躍していたらしいです。鉄道ジオラマを作っている私ですが、知識のなさを思い知りました。


「高木屋」というお団子屋さんの名物・草だんごは、初詣などで柴又を訪れたときはよく買って帰りました。大阪に移ってからも、実家に帰省した際にはオヤジが自分で草だんごを買いに行って、「みやげだ」とよく手渡してくれました。


次は「川甚(かわじん)」です。老舗の料亭で、部屋からの江戸川の眺めは格別です。写真の中央あたりに「矢切の渡し」の発着場があります。夏目漱石、尾崎士郎、谷崎潤一郎なども川甚に来たそうです。我々は いつもはこんな料亭に行けませんが、私の実弟の奥さん・ご両親と、我々両親一家で 食事会をここでした思い出があります。


そして石原氏らは最後に「矢切の渡し」に乗船してました。片道200円、土日のみ営業です。向こう岸に渡り 土手に上がると、その先に広大な畑が広がっています。石原氏のクルーはその土手まで上がって広い田園風景を見たんでしょうか?
いずれにしても、数10年も行ってない江戸川の今が少しわかって、思いがけない番組に感謝です。江戸川のジオラマづくりに拍車がかかるといいのですが‥‥。

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