イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

踏切も早く最終段階に入りたい

今朝、いつもの早朝会に行く途中で、思いがけない感動がありました。それは10mほど私の前をあるいていた親子連れ(お父さんと1歳前後のお子さん)のことです。


スマホがなく、帰宅後 鉛筆書きしました。左手でお父さんの肩をしっかりつかんで 前を向いた子供。お父さんと朝の散歩かな? が、急に男の子が突然振り返って私のほうを見たんです。ハッとしました。ふつうの顔の形ではなく、感情がなくこちらをボーッと見ているんです。知的障害者だとすぐわかりました。私はその子に微笑みかけ、手を振って(バイバイ的に)振り続けました。しばらくするとその子が笑ったんです。それはふつうのあどけない知的障害者では全くない かわいい くったくのないどこでも見かける笑顔です。笑顔には障害者も健常者もないということを純粋にその時知りました。早朝会に行く私はすぐ横道に入ってその親子と別れてしまいましたが、なにかこれまでに経験したことのないすがすがしい出会いでした。


このところ、また暑さがぶり返してきましたが、パソコンのうしろ(背後)の窓の網戸にセミが止まっていました。なにゼミかわかりませんが、鳴く気配はなく画面の右から左へ少しづつ移動しています。窓枠に隠れてしまう前に1枚撮りました。


さて おなじみ踏切遮断機です。あとは色付けと設置を残すところまで来ています。


地上に見える部分を黒で塗りました。写真左は各部をバラしたもの、右は組み立てたものです。摺動面、ギア(ギザギザ部)に塗り込まないように慎重に進めました。


遮断桿にも黄色の帯を付けました。組み立てる際、アルバム用止めビスの表面(Crメッキ?)が剥げてしまってます。別途 上塗ります。


さて遮断機のセッティングです。厚さ30㎜のスタイロフォームを十分くり抜いています。
ここで、遮断機をセットした後の"覆い"を再度紹介しておきます。


円内は遮断機を所定位置に置いたところです。中央の大きな三角帯のユニットは箕面駅前です。矢印の方向にずらして踏切に差し掛かる上り勾配の道路が線路横に合致します。


踏切を渡ると、下り勾配の道路の小片を線路の横面に合わせて合致させます。


箕面駅のホームユニットを置いていきます。


最後に箕面川に橋を架けて、踏切周辺の地上レイアウトが収まったカタチになります。


全体の収まった様子を撮りました。この写真ではうまく収まった感があります。


近寄ってみると、2つの軸間をがっちりするために使った3mmtの樹脂が厚すぎて、回転部全体にかなりスペースをとってしまいました。ジオラマ上だと目立ちますがいまさら伝達機構の修正はできずこれでいきます。この回転部を囲むようにガイド柵を別途作っていきます。
現在までの遮断機の動きをご覧ください。



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繰り返しになりますが、遮断桿が降りるときはゆっくりと、上がる時は即座に。ただしいずれも2本とも同時進行ではありません。

なんでも話題にしよう!

会社をリタイアしてから 地域とのつながりが増えて、ジオラマより日常や地域の話題が多くなってきました。
①まずは妻の提案で、昼間は暑いのでワンちゃんの散歩を朝一番に行こうと、とんでもないことを言い出したことです。私は毎朝 早朝会(体操/太極拳)で神社に行ってますが、その前に行くということは、約1時間前(5時)に起床です。妻は朝は早いので苦にならないんです。


人っこ一人いません(犬の散歩に出会う人がたまにいますが)。いつもの神社に往復30~40分の散歩です。さすがに涼しく気持ちよく、直射日光や道路の"ほてり"を心配する必要もありません。とても効率が悪いのですが帰宅すると今度は私一人で同じ神社に向かいます。私が神社に残り、妻とワンちゃんで帰れば一石二鳥ですが、体調や道順の判断に不安があるので妻一人で返すわけにはいかず、ま、私のウォーキングが増えると考えれば大した問題ではないのですが‥。


②つ目は早朝会で あるおばちゃんに「食べてみて?」と野菜の漬物の袋をいただきました。色といいカタチといい おいしそうなナス漬けだ。妻は、つまむなり白いご飯で食べたらおいしいねえ、と絶賛。さっそくLINEに「いただいたナスの漬物、最高です。何とも言えない深みのある味で妻といただいてま~す」とさっそく御礼を入れました。すぐ返事が返ってきました「ナスじゃないわよ。キューリよ!わかるでしょう 見たら。畑やってるんでしょう‥」 唖然とする私。 次の朝、先方から声がかかってきた「全くもう‥!」と。


さて踏切遮断機のほうですが、 軸を太くし開閉のトレース面が平面になるようになりました。一対つくっており、動きや制御音に微妙な差がありますが気にならない程度です。


つぎに、地上に出る部分の体裁をよくするため、歯車(結束バンドのギザギザ)部分を隠そうと、0.5㎜tのプラバンでカバーを当てがいました。


地上に出る部分に丸みを持たせプラバンを上にかぶせます。


ところが遮断桿の軸のネジを締め込んでいくと見た目はいいのですが、回転がスムーズにいかない部分が出てきて、かえってないほうがスッキリしているのでこの案 ボツにしました。


結局、左側がオモテ面、右側がウラ面ということになりました。展示会などで1方向から見ると、向かい合って上図の関係です。


実際にセットすると地上部分は歯車部分はほとんど見えないので、これで良しです。遮断桿が降りたときの地上との高さは7㎜(実質高さ1mほど)を想定。
つぎに、遮断機一対としての動きを確認します。


これが実験回路の様子です。Arduino UNO -3を使い、サーボ電源は別にしてます。2つの遮断桿の動作タイミングを調整していきます。



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遮断桿が降下するときはゆっくりと。1つが下がったらもう1つが下がります。
上昇するときは速く。2つとも同時に上がることを考えましたが、私の技量ではムリでした。Arduino1台で並列同時制御できるのかな?
次回は遮断機の色塗りとジオラマへのセッティングを進めます。

踏切遮断機の開閉動作にこだわる

毎日続く暑さと突然の豪雨、まだまだ制御不能のコロナ感染。オリンピックで生中継されない大谷の打席。大阪にも緊急事態宣言でまた取り止めになった各行事。家事で余力がなくなってきた停滞気味のブログ更新‥‥。家の内外でマイナス材料が多いです。毎年この時期なら秋の各展示会に向け、ジオラマ製作に拍車がかかるのですが、踏切遮断機の停滞もあり 今年の新規製作テーマも設定できずに今に至っています。
そんな中、踏切遮断機の遮断桿の開閉動作だけでもキッチリ完成させようと取り組んでいます。


先日このような表を作って、今まで検討してきた1→2→3案の経過を書いてきました。3案の図は構造がわかりやすいと思いますが、製作段階では一番時間がかかりました。


ここでもう一度振り返ると、軸の外周を結束バンドで貼って(瞬間接着剤で)いく作業が一番たいへんでした。軸に沿ってギザギザ部分を外側に向くよう円を作ります。写真はサーボ軸周囲を巻いて円を作るところです。一方、遮断桿側はアルバムバインダー軸の周囲に同様にギザギザが外になるよう円を作ります。


写真のように、噛み合わせを上下2カ所に設定し、遮断棒とスペーサを一体にしたものをバインダー部に合わせます。


遮断桿付きスペーサを挟み込み、バインダーにネジ止め具で押さえて伝達装置ができました。今度は回転軸も太いし、遮断桿がふらふらしながら回転することもないと思います。


横から見た伝達装置の構造です。


装置を2つ作り、Arduinoを接続して90度の回転制御実験をしました。前表の第1,第2案では遮断桿の自重を生かすため、垂直にセットできませんでしたが今回はその考慮もせずにすみます。



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サーボの回転角を実験を通してツメていき、結局スケッチでは--------
myservo.write(92,20,true); //垂直(90)からゆっくり下降(20)
myservo.write(32,9,true); //水平(32)から速く上がる(9)
というところに落ち着きました。