イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

月1回(月初)の更新にします!

いつも不規則に更新する当ブログを読んでいただき、誠にありがとうございます。かえりみると、2016年4月から232回UPしてました。執着もせずマイペースで書き、生活にハリが出て、とても快適でした。


しかし、2年ほど前から妻が認知症を発症してどんどん進み、介護度が「要介護5」(ランクの上限)でこの1年 来ています。「お父さん」(私のこと)しかわからず、子供たちが来ても名前を発することはありません。機能も全く働かず、会話、食事、排せつ、移動、全てが介助なしでは進みません。


ただし、感情だけは健在です。「ありがとう」と少しうなづき、「おかしいね」と純粋に笑ったり、「やだよ」と言って、私の頬に爪を立てたり‥。時には「ばかだ」と断じます。
朝晩は私の食事を半分くらい いやいや食べていますが、デイサービスでは「きょうはしっかり食べましたよ。お友達とよく笑い、よく会話してましたよ」と送迎のスタッフさんから伝えられるとうれしくなります。(相手の方も妻の所作を感じ取って合わせてくれてます)


デイサービス(9時~17時、週5日)以外の在宅時は私が全て対応し、デイに送り出したあとから、また、ベッドで寝かせたあとから自分の時間が始まります。家事が半分、自由時間が半分かな?
一方、私をフォローしてくれる大切な人たちが近くにいてくれて いつも感謝感謝です。2組の娘夫婦たちです。妻も彼らが来ると 名前は発しませんが、身内であることがわかり、顔が緩みます。私のごはんより、みんなが作ったご飯の方がはるかに食が進みます。


「我が家」と「デイサービス」の生活を続けていれば、"感情"は健在、と信じています。そして、妻との時間と自分の時間、どちらも大切でメリハリをつけて"追及"していけば、これからもやっていけると確信しています。(施設に入所してしまうと感情も退化してしまうと感じます)


その「自分の時間」の方ですが、現在 月3程度のブログUPが重荷になっており、タイトルにもある通り、月1回(月初)のUPにしたいと思っています。"自分時間の追及"はメリハリをつける原動力として、ジオラマ/ブログ/畑/老人会活動/ピアノ/(手話)/(GOLF)などです。


月初1回のUPにはなりますが、引き続き お読みいただければ幸いです。

高齢者作品展

箕面市の老人クラブ連合会(会員 約2,500名)主催の作品展が9月8~12日の5日間、箕面駅前の文化センターで開催されました。応募作品は111点。その中でジオラマ展示は、私の「大阪ユートピアランド」と「明治末期の箕面駅前の博覧会」(市民の会=団体作品)の2点でした。


いつも思うのですが、写真、絵画、パッチワーク、服飾品、刺繍、などが主流で、女性が約7割を占め、平均年齢75~80歳?の老人会ですのでジオラマは異色中の異色で、注目される恩恵を受けています。


開場の2日前に搬入してセットを終えて帰り 初日に会場入りしましたが、多くの来場者が訪れていて盛況でした。運営はすべて老人会会員の方々の協力で実施され頭が下がります。


私もさっそく動作確認をしました。スタッフの方々の評判もよくホッとしました。「ご立派で賞」をいただきました。箕面市長賞は残念ながら‥‥


動作は3つです。①観覧車は起動ボタンONで、約30秒で1回転し連続で回しておく。
        ②展望車は起動ボタンONで、両駅間を2往復する。
        ③周回車は起動ボタンONで、駅を発車し、周回軌道に入って1周後
         スイッチバックして駅に戻る。
私が居る時だけ動かすようにしています。幸い、妻のデイサービスの曜日が多く、ヒルの時間がとれましたのでよかったです。


多くの友人が見に来てくれました。ありがたい、感謝 感謝です!


私のクラブも活動紹介コーナーで掲示しており、同好会の多いのをアピールしてました。


その中で、私が現クラブに入るきっかけとなった早朝体操/太極拳 同好会も載ってます。


「明治末期の箕面駅前の博覧会」(市民の会=団体作品)のジオラマも紹介しておきます。箕面の歴史を飾るラケット形箕面駅が再現されていて、知らない方は興味深かったと思います。



ジオラマ「大阪ユートピアランド」(作品展で)
最後に、会場で映してくれた友人の動画を紹介します。3つのアイテムが同時に動いています。(途中で見学のおじさんが会場の雰囲気を"演出"していて、ま いいか‥)

動力関係をツメれば完成

前日9/6 昼前に「箕面市高齢者作品展」にジオラマを搬入しました。"締め切り"の呪縛から解き放たれた今の気持ちは、解放感でいっぱいです。


前回でモノは全て作り込みましたので、残りの作業は下記の回路と実装、Arduinoスケッチとその確認です。
①観覧車を低速で回り続けさせること。
②高架線の展望車両を発車し2往復させること
➂周回線の車両を引き込み線の駅から周回ループに入れて 再び引き込み線に入って駅に戻ること、の3つです。Arduino UNO とブレッドボードで回路を作っていく方法で今までやってきているので、①②③もそれぞれ この方法でやっていきます。


①の観覧車から始めます。そのまえに、観覧車の回転軸のカバーに「ゆうと君」を貼り付けました。


ゴンドラに乗る人も立てました。


観覧車の回転動作は、昨年秋に定速ギアボックス(TAMIYA)を使って確認しており、ブログでも掲載済です。今回は半年ぶりに回転動作確認をして異常なしでした。


②の展望車の運行についても、2つの駅間を2往復する制御はうまくいきました。    


➂の周回線は、TOMIXのトーマス用客車を改造して観覧車を作って蒸気機関車に引かせる構想でした。


非常にアンバランスで、客車の床面が異常に高く、組合せとしては最悪ですが、蒸気機関車で走らせることにこだわり、このスタイルで進めることにしていました。ところが、数年ぶりに機関車を動かしてみると全く動きません、車輪に注油しレールを磨きトライを重ねてもダメでした。以前落下したこともあり、結局諦めました。


手持ちの車両で確実に動いたのは写真にある低床の車両でした(ケースもなくなり車種不明)。写真でわかる通り、ホームとの段差は10㎜もありました。この期に及んで、ホームを改造するしかない!


苦肉の作です。ホームの途中から階段状に降りて車両に合わせました。フィギュアで階段を降りる人、階段に座る人で調和をとったつもりですが、車両に関心のない私ならではのミスでした。


3つの「Arduino UNO+ブレッドボード」は、ジオラマのウラ手にスタイロフォームのボード上に置いています。周回線のループも敷きました(フレキレールで)。


全景です。作品展に出すにはウラ手の回路を隠す必要があり、我が家の物置を探します。


以前作った背景写真を立てることにします。


左側の景色です。ジオラマの池や入場門と背景がマッチングしてませんが、仕方ありません。


右側の景色です。こちらの方はよくマッチしてます。


目線を下げてみると、実に自然な感じです(自己満足)。背景のけむりみたいなものは、写真の反射です。


昨日 作品展会場に搬入しました。


裏側は制御まわりをこのように置いています。それぞれに起動押しボタンがあって、3つの動きを自由にパラ運転できます。観覧車はずっと回転させておいてもいいかな?
今までの経験から、見学者に起動ボタンを前面に出して押してもらう方法を止めました。トラブル発生時に私が不在では受付の方が困ってました。私がいる時に自分で操作します。
今回のジオラマ、どんな印象を持たれるかな?
2日後から5日間開催です。