イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

やはりArduino本体が損傷!

先週の金曜日(5/28)、いつものように早朝の体操/太極拳に向かう途中、異様な光景に出くわしました。何やろ、こんな早く集まって! でもすぐピンときました。


まだ朝の7時です。道路の右側(白いクルマの奥)の※※医院(緑のタテ看板)の入口から長蛇の列ができていたのです。ざっと100人くらいかな。この日から箕面市は、75歳以下の高齢者のワクチン接種の予約受付が始まったのです。私はゆっくり打てればいいと思っていたので全く焦りはありませんが、みなさんの意識(不安?)の高さに驚きました。
 太極拳が終わった帰り道、再びこの道に戻ってきたら長蛇の列は更に長くなっていました。並んでいる中に知人がいたので聞いたら「5時から来てる」と。その人で30番くらいです。全く、何か狂ってるな、日本は!  私の行っている かかりつけ医は隣り町(池田市)なので、どうするか これから考えようかな?


さて、私のこだわりはこちらの方です。前回のブログで、散歩中に数ヶ月放置してあった手袋が突然消えたとお話しましたが、3日前の散歩中に定番コースの別の場所で新たな手袋を発見!


今度は青の手袋です。さあ今回はいつまで話題にできるかな?


参考に、黄線は 妻とワンチャンと私で散歩する定番コース(ゆっくり歩いて40分)です。中央右上のグリーン地帯が「阿比太(あびた)神社」です。2つの手袋の場所は神社の帰り道です。


さてジオラマですが、踏切の制御を単独でArduino UNO-3で動かすことにしたのですが、そのArduino UNO-3にスケッチが書き込めず、Arduino本体が壊れたと想定して新品を購入しました。


ケースから取り出し、遮断桿開閉のスケッチをコンパイルし書き込んだところ、正常に書き込めました。やはりつぶれていたみたいです。これで何とか前に進めそうです。


遮断桿開閉の指令を与えるのは、スタート時点と上図「RS10」通過時点の2つです。「RS10」は駅C➜駅Bに向かう時に遮断桿を閉にするためのリードスイッチで、系全体で10個目のセンサーになりました。


さっそくリードスイッチの取り付け工事です。龍安寺別頭の石垣の根元に設置します。この部分は展示会では見えない(のぞき込めば見える)ので、大胆にやります。5㎜tスチレンボードをカットし、


こんな具合に付けました。


カバーが必要なので、手持ちの台紙でケース状に包み込むことにします。


石垣との隙間があったので上方にもう一枚かぶせました。写真で見ると、ゴミ箱みたいな重たい感じになってしまいました。かえってマイナスかな?モロにリードスイッチを地上に出したままの方がスッキリしていいかもしれません。


「RS10」の配線ですが、ジオラマの背後に出さなければならないので、赤黒のリード線を線路に沿って引き回し、


リード線に、厚紙でカバーを施し、


色を塗って配管抗のイメージにしました。


左右のユニットの間からリード線を背後に引き出します。手前と奥の固定金具の1つを外し、右側のユニットを右にずらしました。


写真のように、リード線を壁の下側に這わせて奥に出しました。


制御ユニット全体の写真です。「渓谷線」「勝尾寺線」「踏切」にそれぞれArduinoを1つ搭載しています。もっとスマートでシンプルな構成を追求すべきですが、パーツの損傷などもあり、このかたちで最後の動作確認をしていきます。

踏切遮断桿にどっぷりハマる ②

きょうも雨。今年の梅雨は晴れ間が恋しくなるほど雨が多いですね。きのうは我が家のワンちゃん「ピノ」の散歩ができたので妻と定番コースを回ってきました。ところが、いつも見かけた"黒い毛糸の手袋"がなくなっていたのです! 


数ヶ月、ずっと見続けていたものがないと 少しショックです。一瞬、妻と顔を見合わせました。「きょうもあるね、きっと」の会話がもうできなくなりました。


この写真は定番コースにある"バラのおうち"で、数週間前に撮ったものです。今はほとんど散っていますが よく話題にしました。


ついでに、神社境内にある配電盤に"葉っぱの影"が映って、「額の中の墨絵」みたいで なかなかの趣です。


さて、今回のタイトルは前回と同じです(踏切遮断桿にどっぷりハマる②)。遮断桿のサーボ制御で実はずっと停滞したまま、"一難去ってまた一難" を繰り返しています。
いままでをまとめますと、
〇Arduino本体の使用範囲は------
・Arduino UNOー1:「渓谷線」の走行に使用。
・Arduino UNOー2:「勝尾寺線」の走行と「踏切遮断桿」の開閉に使用。
〇スケッチの構成は-----
・「if関数」でリードスイッチを検知し、走行条件を決める。
・「for関数」でスロープ速度の制御をする。
・「VarSpeedServo関数」で遮断桿の開閉をする。
〇今の問題点は-------
・サーボ関数をスケッチに入れ込むことで、スケッチがうまく走らない➜
 ➜サーボ電源5Vを別にするも、結局それぞれの関数が円滑に働かない状態がつづく➜
 ➜そこで別のボード「Arduino UNOー3」でサーボ関数を単独に働かせることにした。
・ところが「Arduino UNOー3」に遮断桿開閉のスケッチが書き込めない事態に。


Arduino UNOー1、Arduino UNO-2にはスケッチを書き込めるが、Arduino UNOー3には書き込めないんです。上の写真のように、書き込みの途中で赤い帯が出てエラーメッセージの内容が英文で表示され、Arduinoメンテナンスのサイトを参考にしてくださいと表示されます。IDEの「ツール」から、適用ボード、シリアルポート、書込装置など、3つのArduino本体で同様の設定をするも、Arduino UNOー3だけ、上記のエラーメッセージが出てしまうのです。明らかに差があります。Arduino UNOー3本体自身がつぶれているのではとも思っています。もしつぶれているとしたら、原因を想像するに、➜Arduino本体~パソコン間にUSBをつながずに、12v(モータ用電源)を印加し続けたことがあったので、これかな?
どうしても解決しないので、割り切って新規にArduino本体を購入することにしました。


一方で、前回のブログで記載した、遮断桿(SUSパイプ)が電車の側面に貼ったネオジムの磁気で引っ張られる現象が出た、と述べました。使用したSUSパイプは磁性を有していたのです! 一般にステンレス(18-8,19-9など)は磁性がないはずですが、 調べると18-0ステンレスは磁性を持っているとあります。改めて遮断桿づくりを始めました。


この際、遮断桿を一から作り直ししました。備品箱から2.6ΦSUSパイプを磁性がないのを確認してから、写真のようにプラバンを加工し、パイプを押し込みました。


縞模様に塗り、出来上がりです(下側)。上側は磁性アリの従来品です。支点のテコの部分の形状が大きく変わっています。この方が現実味がありますね。
しかし、パイプが2.6Φで太すぎますねえ。もう一度家の中を探したら、2.0ΦのSUSパイプが見つかりました。磁石にもくっつきません。


プラバンからSUSパイプを外し、2.0ΦのSUSパイプを挿入して黒塗りしました(下側)。黄色の縞模様を筆塗りするときれいに仕上がらないので、黄色の折り紙を巻くことにしました。

黄色の帯がきれいに巻けました。 次回も遮断桿制御の検討が続きます‥。トホホ

踏切遮断桿にどっぷりハマる!

妻と愛犬ピノと私は、毎日11時に約30~40分の散歩に出かけます。昨年年末から妻の一声で始まった、妻にとっては唯一の外出で、きょうまで続いています。知人でない人との会話もあり、神社でお参りし、小さい公園でピノと遊ぶ。ささやかな平和な時間帯です。


妻と私の会話の中に「きょうもあるかな?」があります。神社からの帰りは大通りの歩道を通るのですが、写真の生け垣のマルした場所に"毛糸の手袋"が1つ置いてあるのです。


これです!2月?あたりからずっとあります。「あった、あった」と顔を見合わせてホッとします。きょうはもう暑くて日陰が恋しい季節になってます。夏の間もこの会話続くかな?


さて、2年をかけた「箕面観光鉄道」の完成がそこまで見えているのに、最終章の踏切遮断桿の制御で次から次に問題が出てきています。
①1つのサーボで2つの遮断桿を同時に動かせるか?➜両翼フィンと滑車の使用で解決
②遮断棒の動きがぎこちない(ガタガタ動く)➜VarSpeedServo関数の使用と、軸と可動点の距離を長くすることで解決
③2本の遮断桿の角度が個々に設定できない(1つのサーボなので当然)➜ここから今回です。


特に気になっているのが、遮断桿が「開」のときに2本の棒が同じ角度で止まってくれない。➜写真のように糸の"より回数"を調整することで角度を合わせることができました。
子供みたいな解決策ですね。


写真の左の棒は"より"を多く、右の棒は少なくすることで「開」の角度を合わせました。
④次の問題点は、「箕面観光鉄道」のArduinoスケッチを組み入れると、電車が動かなくなったことです。


右上のArduino-1は「渓谷線」に、中央のArduino-2は「勝尾寺線」に使っています。今回テストした遮断桿動作はArduino-2で確認してきました。遮断桿の開閉がうまくいったので、勝尾寺線の電車の動きも組み込んでみたところ、電車が動かなくなりました。
遮断桿、電車それぞれ単独のスケッチではOKなのに合体させると電車のほうが動かなくなるのはどうしてか?


<遮断桿開閉スケッチの一部>
if(digitalRead(4)==HIGH){//----PB2/ON(遮断桿降下へ)
delay(3000);
myservo.attach(9);
myservo.write(26, 9,true);//閉へ
delay(10000);
myservo.write(92, 30,true);//開へ
delay(15000);
}
<電車の発車のスケッチの一部>
if(digitalRead(7)==HIGH){//---RS4(AからM2発車)
digitalWrite(2, HIGH);
digitalWrite(12, LOW);
digitalWrite(13, LOW);
for(i=val/13;i analogWrite(6, i);
delay(35);//加速度
}
delay(3000);//RS6誤動作防止
}


Arduino-2の本体自身を疑って、別のArduino-3(ポートCOM6)で試そうとしましたが、今度はコンパイルはできても書き込みができず、「トラブルシューティングを見て参考にしてください」のメッセージが出て、いろいろ試行錯誤するも解決しません。


試行錯誤の中で、oomoriさんからのコメントを再確認した際、「サーボへの電源供給は、できればArduinoと別にする」とあり、家のジャンク品BOXから 上の写真の電源アダプタが見つかりました。サーボ電源は5Vなのでピッタリ!これを使ってみようと決めました。
Arduino-2を使ってサーボ電源だけはこのアダプタから供給。➜遮断桿も電車も動きました!! oomoriさん、重ねてありがとうございます。


さあいよいよ実験室(自部屋)から現場(ジオラマ本体)に移動。「渓谷線」「踏切」「勝尾寺線」それぞれの円滑な動作を期待して、まずは遮断機をセットする近くに置いてスタートボタン(PB1、PB2)を押しました。


⑤また問題発生です。「渓谷線」の往路は順調に電車は起点に戻ってきましたが、復路でループ線の供給電圧が反転していません。したがって、ギャップ部分で止まってしまいました!! 原因はまだ未解決ですが、その前に遮断機をレールの下に設置しようと思います。


30㎜厚のスタイロフォームに開けた四角の穴を大きめにして遮断桿がスムーズにレール下を通るようになり、まだ仮止めですが、うまくセットできました。 しかし---
⑥番目の問題点が発覚(トホホ‥)。遮断桿が下りて電車が通過しましたが、遮断桿が車体横に付けたネオジム(磁石)に引っ張られて車体に接触/停止してしまいました。なんということでしょう! 原因は、遮断桿の自重を増やすためSUSパイプを装着していたのです。
新たな問題⑤⑥に、ゆっくり取り組みます(もう一度トホホ‥)。