イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

去年の作品とドッキング

秋冬の野菜のフォローで畑に時間をかけることが多くなり、仕事(小学校の教室)も再開し、じっくり製作に取り組めない最近です。これからは、去年のジオラマとセットで進めなければならず、収納ケースから去年分を引っ張り出してきました。


上から3段目にあるのが前回作品です。


今は空室になっている長女の部屋に運び、今年の分とドッキングしました。全長で2400です。さすがにその大きさに迫力を感じました。黄色の丸2つが左右のレールをつなぐ部分で、ジョイナー4つでつなげています。


右横からの全景です。
さてこれからは車両を動かす作業です。前回、走行中に位置検出するセンサー(ネオジム)を4つ取り付けました。その続きです。


前回、似たような図を載せましたが、いろいろ検討の結果、上図Ver.2の運転順序で2系統の車両を順番を決めて自動運転しようと思います。
①②③のレールは電源供給線とハンダ付け済です。
●検出点No.1,2,3,4,5,7は取り付け済みです。
●運転順序に従ってArduinoスケッチをつくります。ポイント切替も含めて。
●余裕があれば踏切動作の機構・スケッチを入れ込みたい。
以上の順でやっていきます。


幸い先週、首を長くして待っていたシルバー人材センターからの「会員展」開催の案内が届きました。搬入まであと3週間余りです。Arduinoの記憶を思い出しつつ、がんばります。


これは前図のNo.6に当たる、箕面駅への入線手前に設置するセンサーです。バルサ材をくり抜き、センサーをセットして、お客に見える側に目隠し用文字紙を貼ります。


センサーを設置したところです。2つの「ゆずる君」の間にセンサーが隠れています。

映画「咲む」(えむ) イベント

手話サークルに入っている私は、障害者(ろう者)が社会と共生していく姿を描いた映画「咲む」(えむ)が箕面市で上映されるイベントのスタッフとして参加し、11月3日、大阪府下から300人が来場され、主演された藤田さんのトークショーと映画が盛況に行われました。(少しだけPRさせてください)


映画は全日本ろうあ連盟70周年記念事業の一つで、監督、主演はろう者。島かおり、丘みつ子、佐藤蛾次郎らの俳優も共演。関西での上映は箕面市が最初で、全てを箕面市聴力障害者協会のメンバーがイベントの企画/進行を進め、我々手話サークルと一緒に準備してきました。


スタッフは「咲む」のTシャツを着てます。ここは物品販売コーナーです。


箕面市長のあいさつのあと、主演の藤田菜々子さんと聴力障害協会会長のトークショーが始まりました、もちろん手話で。写真を撮りながら すっかり藤田さんに魅了されました。


手話でのトークなので、要約筆記のみなさんも日本語訳で頑張っています。最前列3列はコロナ対策で空席です。


トークショーのあと、約2時間の上映があり、最後に関係者全員が登壇して終了しました。箕面市では「手話言語条例」の制定にまだ至っておらず、市との合意ができず数年越しの案件となっています。今回来られた今度の新市長と多くの市会議員も、このイベントで障害者への理解が深まり、来年こそは決着してほしいと願うばかりです。

電気系統の作業に入る

箕面駅を起点に、箕面大滝を経て山奥の勝尾寺に至るジオラマが完成して、このルートに観光鉄道を走らせるという壮大な"初夢"が最終章を迎えました(自己満足)。2系統・ループ付きの軌道を走る車両と踏切遮断機が想定通り動いてくれるか、という作業に入ります。


上図が電気関係ポイント図です。レイアウトは中央から左が去年製作、右が今年製作です。
上方の「勝尾寺線」は全線今年の製作です。
これからの作業は①休止する山間線を除く、「勝尾寺線」と「渓谷線」の運行と、
        ②去年できなかった踏切遮断桿を制御することです。
Arduino UNOを2個使ってやります。Arduino NANOが1個あるのですが、小型のP板仕様でハンダ作業に自信がなく、使いやすいUNOとしました。
平面で2400✕500になるので、やがては空いている娘の部屋にレイアウトを移動し、私のパソコン机と行ったり来たりになります。
まず第一ステップは青い矢印のポイントに磁気センサー(リードスイッチ)を設置することから始めます。


リードスイッチは去年の続きなので、この方式でいきます。検出点は図7~9をまずします。


磁石(ネオジム)厚み2㎜を車体の横につけていたので今年もこの方法で踏襲することとなり、ループ軌道があるため、車体が前後入れ替わる関係で車体の両側に磁石を付ける必要がでてきました。


車体を上から見るとこんな状態です。


まず勝尾寺高架ホームの横の検出点No.7にリードスイッチを付けます。


リードスイッチを磁石の高さのスペーサの上に接着固定しました。


実際は擁壁がかぶさるので、隠れた状態になります。
つぎは地下ホームの検出点No.8です。


ここも外壁のウラに設置したので目立ちません。写真の上方から進入する車両を停止させる信号を出す地点です。


ボードに長穴を開けてNo.9の検出点がここです。


磁気なので厚紙を介してもOKですが、磁石とのスキマをより接近させようくり抜きました。


穴埋めに薄い紙で覆いました。


リードスイッチのウラの部分はこのように接着固定しています。


つぎに、No.6の検出点です。昨年作った箕面大滝地下ホームに分岐線から進入してきた車両が停止するための信号検出点です。


高さを合わせて分岐ポイントの手前に設置しました。


周辺と同色の薄紙を覆ってセンサーを見えなくしました。
今回は今年製作の軌道に磁気センサーを固定する作業でした。次回はArduinoで今回の4点が検出可能か検証します。