イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

釣り池の製作

レイアウト(情景づくり)が最終段階に入ってきました。全体レイアウトの右端手前のコーナー部分です。5年前に製作の「鎌倉・あじさいのころ」の釣り池をここでも再現します。


これはその時の「釣り池」です。今回は構図が一緒なのであまり考えずに進みました。


今回は線路に沿った石積みを省略してシンプルな形状にします。5㎜tのスチレンボードで、池底、水面(なみいたくん)を受ける棚、釣り人が歩く地面、の3つのパーツをつくりました。


3枚を接着し、着色し、池底の周囲に草を生やし、池の中に入る桟橋の受け棒をセットしました。このあと「なみいたくん」をかぶせます。


「なみいたくん」をかぶせ、桟橋(端材箱から選んで)を乗せました。


できあがった釣り池です。


牧場のコーナー部に置いてみました。


線路に沿ってフォリッジで隙間を埋め、池の両側に1本づつ植樹しました。管理小屋も残材から流用して池の入口にセットしました。


釣り池に行く通路はこの白い部分です。土色に塗り、脇は緑化していきます。


パウダーとフォリッジ、樹木で通路ができました。


釣り人は入荷後、桟橋や池の周囲に配置の予定です。


線路に沿ったこの通路の先は、線路をまたいで入場ゲートの道につながります。


この分岐線路部分に踏切(4種)を強引に作らねばなりません。


このような格好になりました。線路はKATOのユニトラックで、脱着可能構造にしており、スーっと横に抜き取り可能です。従ってそれぞれのレールの間の踏切板2カ所だけユニトラックに接着固定してあり、他の3つの踏切板は地面に固定しています。


ここで余談ですが、ユートピア駅のエレベータ塔が傾斜しているのを、妻の介護に来てくれた次女がするどく指摘してきました。正面からは垂直ですが、この方角から見ると一目瞭然です。振り返ると、高架ホームをエレベータ塔に接着する際、無意識に押しつけてしまったみたいです。


高架ホームの接着をなんとか離脱させ、エレベータ塔の底に板をかまし、一苦労のかいあってなんとか修正できました。


再度高架ホームも取り付け、全方向から垂直になりました(写真では傾いてるようにみえますが)。第三者の意見はありがたいですね。
さあ これで情景づくりは終わり、次はジオラマを横断する高架線の敷設に入ります。

牧場の背後

このごろは、コロナ前に戻ってきたという報道が多く聞かれるようになりましたね。私も手話の納涼会やら同期の飲み会など、時間の取れる時は(娘の協力を得て)そこそこ参加し、「元気だった?、変わらないね」と再会を喜ぶ機会が増えてます。


妻の方は、いつものペースでデイサービスに週5回お世話になっています。帰宅すると家の周りを散歩し、季節の花々を話題にしスローライフ、ステディーライフを続けています。


テレビの前のデイサービス"おみやげ"スペースもいっぱいになってきました。テレビのリモコン電波が隠れて届かない事態も!


さてジオラマの方も新しいステージです。牧場の背後(黄色の点線エリア)を小山にして展望線車両の駅を設ける段階に来ました。 実は箕面市高齢者作品展も数年ぶりに復活して、ここに出品しようと計画しています。作品展は9月8日~12日、搬入日は9月6日。あと1カ月弱です。レイアウトを決めて車両が動いて完成ですが、間に合うかの戦いが始まっています。(作品展については、納期に自信ないので書こうか迷ったのですが、成否をネタにするのもアリと思って書きました)


さっそく30㎜厚のスタイロフォーム3枚を重ねて、山の形にカットしていきます。


牧場の傾斜に合わせながら作業開始です。


山の上に 駅の乗る面を残しつつカットしていきました。


単体ではこんな形状になっています。


茶色(ローアンバー)で下塗りし、右の切片に石積みシートを貼ります。


山上駅を作ります。階段を下りて左に(写真の奥の方向に)行くようにします。階段のそばにある10㎜長の丸棒(竹ひご)はホームの柵に使います。


ホームに柵を付け、ベンチを1つ置きました。山肌全体に適当に草色パウダーも撒きました。山の端部側面に石垣シートも貼り付けました。


牧場側から見通した状態です。(牧場の中にあるのはレールに供給する電線です)


山肌に植林します。いつものように、アレンジワイヤをよって幹と枝をつくりフォリッジ、ライケンを枝に接着して11本作りました。


植生しました。地肌にも適当にフォリッジを置きました。切り立った石垣の上に防止柵も付けました。


石垣と反対側のすそ野も緑で覆っています。


すそ野の端部はトンネルにしました。すそ野の山肌に小径をつけて上って行く案も考えましたが、すそ野の真上を高架線が通るので 山肌をそのまま残した方がスッキリするとし、トンネルにしました。


次回はジオラマの最後のスペース(黄点線内)の製作にかかります。釣り池です。

駅周辺の整備

駅が完成したので、その周辺を整備していきます。


今回の作業エリアは、まず駅ユニットのベース(スチレンボードの白い部分)に植生します。


その前に、駅の両側(点線の黄色のベース部分)2つをつくります。


3つのベース部分を下塗り(茶色:ローアンバー)しました。噴霧器等ないのですべて筆塗りです。


駅ベースの三角部分をカラーパウダーで庭園風に植生し、そのまわりは草色のパウダー/フォーリッジで整えました。


つぎに分岐線路の間のスペースも同様に植生しました。


もう1つのスペースは、園内入口から橋と線路を通り、駅に通じる通路です。同様にパウダー/フォーリッジで植生しました。


通路の片端部を生け垣で沿うようにしますので、5㎜tスチレンボードで4つの生け垣形をつくり、緑色で下塗りしました。


橋と通路の間に踏切(第4種:遮断棒ナシ)も作ります。


厚紙で踏切板を作り、列車注意と止まれの標識を2つ立てました。


通路に沿った生け垣はこのように置いています。


以上、ユートピア駅の周辺のドレスアップでした。これでジオラマの大池を中心とした左半分のレイアウトが終わり、次回から右半分(牧場の背後部分)の製作に移ります。