イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

次のステージ キャンプ場の製作

表題の通り、最後のユニット、キャンプ場を作っていきます。山に囲まれた広い平地に作るキャンプ場はジオラマレイアウトとしてなかなかバランスがいいと自己満足しています。期待通りの"オアシス"ができるか楽しみに進めたいと思います。


キャンプ場の敷地は写真の通りで、中央の流れをはさんで右側のスペースから進めます。ユニット化するため、まず5㎜tスチレンボードでベースをつくります。


電車の軌道(道床)が5㎜高ありますので、キャンプ場のベースも5㎜tです。型紙をとり、スチレンボードの形をカットしました。2つをつなぐ橋とキャンプ場に入る入口も考えていきます。


まず下地塗り(いつものローアンバーで)しました。洗い場とバンガローの部分は更に5㎜高くしています。


洗い場は前回述べたようにバルサ材で作り、中に小物(水道、作業テーブルなど)を配置します。外壁に木製の色合いを付けました。


これも前回既載した小物たちです。洗い場の水道蛇口が4基あり、となりに大物の洗い場を置きます。


炊事場/洗い場の屋根、およびバンガローの屋根も同系色で色塗りしました。


バンガローは2つ作ります。板紙で家本体とベランダをカッティングしていきます。屋根は色塗り前のものです。家本体の壁はカッターで横にスジを付けています。


壁を茶系統に塗り、パステルでウェザリングし、ベランダ前の扉や窓を透明シートを内から貼り、本体を組み上げていきました。


ベランダも色塗り後組み立てました。


こんな景観になります(まだ接着してませんが)。今回はここまでです。(畑の作業が増えてきました)。

高齢者作品展の話

毎年のジオラマ作品をみなさんにお見せできるのはうれしい限りです。その喜びのために製作しているといっても過言ではありません。私が参加している作品展は3つです。
 行事名       主催          開催期間      参加資格
①箕面市高齢者作品展 箕面市老人クラブ連合会 9月上旬の5日間  高齢者(60歳~)
②箕面市民展     箕面市         10月下旬10日間 箕面市民
③会員作品展     箕面市シルバー人材センター    12月上旬の5日間 シルバーセンター会員
全出品件数は、①120件前後、②300~350件 ③120件前後です。


今年も①の高齢者作品展にまず出品しましたが、搬入した順番が最後から3番目でした。
先に搬入された作品は既に整然と会場に置かれていましたが、500✕1220ある私の作品の置き場所がなく、もう1つテーブルを入れてなんとか見やすい場所を確保してくれ、ホッとしました。搬入する時間帯は12時~13時で、12:20ごろ持参し、十分余裕があったのに、みなさんの意気込みを感じた次第です。


確保できた展示場所です。娘に仕事の昼休みに手を貸してもらって運びました。


9/4から作品展が始まりました。入場する際はもちろん検温、マスク、手消毒をして入場記録名簿に記入します。


去年の「箕面市民展」では"奨励賞"をいただきましたが、今回は"箕面市民生・児童委員協議会会長賞"をいただきました。ジオラマ中央の空き地を「市民キャンプ場建設予定地」にしたことで、あまり気に留めずに評価されたのでしょうか? 確率的には116作品のうち4賞の1つに当たるということで、賞状と金一封をいただきました。今年は箕面市長も変わり、表彰式では新市長のあいさつを興味深く聞きました。(意気込みは感じるが心に残る言葉はなし)
ジオラマのこの空き地をしっかりキャンプ場としてまとめて、次の②「箕面市民展」に出品というストーリーでしたが、実は9月はじめに思ってもないハガキが舞い込みました。


表題を見て全身の力が抜けていくのを感じました。しかし、ジオラマづくりはあくまで自分で趣味を楽しむものであり、このブログもそうですが、みなさんに共感してもらえば更に楽しい、という位置づけと思います。思い描くキャンプ場を自由に作ってみたい気持ちに変わりはありません。出品していた作品も帰ってきたこともあり、その準備を始めました。


キャンプは家族とよく行きましたので、思い出や夢を入れながら作っていきます。バンガローなど ネットサーチしたりもしています。


キャンプ場に必要な「炊事場/洗い場」をまず作ります。1.5tのバルサ材で輪郭と屋根を作りました。バルサ材の表面に突起具で線を入れています。


さんけい(株)の残材を利用して、洗い場やテーブルをつくり、中に配置していきます。
次の"お披露目"は12月初旬の「シルバー人材センター会員作品展」ですが、今年の大集成として、なんとか開催してほしいものです。電話したら「まだ決まっておりません」。

高齢者作品展へ仕上げ

先日お話した高齢者作品展への搬入がきのう9/2でした。もともと1ヶ月先の「箕面市民展」をターゲットにしてましたので、どちらにしても途中の段階での搬入となるのですが、それなりにまとめる作業をこの1週間していました。


まずジオラマの前方の断面化粧板(茶色)を付けました。


ダムから流れ出る小川のくびれに注意して貼りました。結局2本のレールに挟まれたこの空き地がやり残した部分です。


もう一つやり残した部分は、線路に沿ったこの部分のスキマです。というのも製作過程のはじめの線路の敷設作業については、500✕1220のスタイロフォームの上に線路全部の引き回しを決め固定を全て終わらせてから各ユニットをつくり、ユニットの取り外し可能を前提にやってきましたので、ピッタリ合わない部分がどうしても出てしまいます。


小石とグリーンパウダーでスキマ部分を埋めました。これによってこのユニットは取り外し不可になりましたが、9/2の搬入にはかえられないと判断しました。
残りの作業は、掲示する表示板とフィギュアの設置です。


パソコンで9種類の表示文字を、各3つの大きさに作って、その場にふさわしいものを選び、表面にメンディングテープで保護し、板紙を裏当てし作っていきました。


色や支柱も工夫すべきところですが、時間もなく大量生産的に製作。


作る過程で社務所(拝観料支払い)は絶対必要と思い、急遽製作しました。


本殿に行く途中に設置し、表示板を貼りました。フィギュアも選びながら置いていっています。社務所では1人が順番待ちの様子です。


勝尾寺口の駅舎正面に駅名表示もしました。奥の改札を通って、山上ホームと地下ホームにつながっています。乗客が出てきている様子がわかります。


駅舎前の広場はタクシーだけ入車できます。てごろなクルマがなく、手持ちの緊急車だけ置くスペースを作りました。


拝観客はこの歩道から山門入口に入ります。


山門を正面から撮りました。題字は草書体で右からです。木で見えませんが「駐車場は直進」の看板をガードレールに掲げています。駅前に入れるのはタクシーなど一時停止のみです。


山門を入ると池を渡り「⇦本殿へ」の表示に沿って社務所で拝観料を払います。池の周りに願掛け処とベンチを置きました。


本殿に来ました。賽銭箱の前に居る人がこの写真では見えづらいです。石壁の上から景色を見ている人たちもいます。さらにこの写真の右奥に実はカップルがいます。


彼らです。そう見えませんか?


本殿の脇から上がる多宝塔にも案内板を設けました。


以上、駅舎と勝尾寺境内の様子でした。次は地下ホームです。


以前に紹介した地下ホームです。この渓流線は箕面大滝の渓流を走って「滝下駅」を経由して勝尾寺に至る線です。


ベンチに3人座っています。車掌が、もうすぐ入線する電車を待っています(右)。奥の通路から奥さんが入ってきました。


つぎは山上にある勝尾寺線のホームについてです。


「阪急勝尾寺線」の表示板を外部からわかるように付けました。


ダム橋を渡って山上ホームに阪急電車が到着しようとしています。


ホーム側から見た電車です。


ホームにいる人々は車掌を含め6人です。


さてダムを周遊する遊歩道について述べます。踏切で待つ人、これからこちらに来る人を配置しました。


近くにくると、「箕面川ダム遊歩道」の案内板が見えます。


ダム擁壁頂上の遊歩道を歩く人やダム湖を見ている人も配置しました。


ダム擁壁を渡った先の遊歩道のトンネルにも案内板を付けました。この付近には4人います。


さて 唯一、手を付けられなかったところがダム川が真ん中を走っている広大な空き地です。"手抜き"と今回思われてもしょうがないのですが、1ヶ月先の本命「市民作品展」で完成のだんどりなので、この空き地に表示板を置きました。


「市民キャンプ場建設予定地 箕面市」です。これでなんとか落ち着きました。以上で今回の展示作品の完了です。きのう昼に娘の手を借りて会場に搬入しました。
ここで、作品全体を多角度から撮った様子を紹介します。


水平目線で撮ってます。まずは左部分のビジターセンターエリア。


つづいて中央部分の箕面川ダムのエリア。


最後に右側の勝尾寺エリアです。


高低差を別角度から撮りました。


500✕1220全体を上から撮ったところで、昨日搬入しました。
箕面市老人クラブ連合主催の「高齢者作品展」は9/4~8までの5日間開催されます。