イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

勝尾寺②/白いセミ

都会育ちの私に、「白いセミ」を見てびっくりしました。朝の体操/太極拳を終えると、みんなが ある木の周りでざわついています。新種のセミかと一瞬思いました。


アブラゼミが脱皮して1時間くらい経ったところらしいのです。全体が白に覆われています。右下の写真は、それから30分散歩したあと興味津々で同場所に寄ってみました。羽に模様が付き始めていました。しっかりと抜け殻につかまっていて、一人前のセミになって飛び立つのはいつなのだろうと‥。ヒル1時ころ、ワンチャンの散歩で成長ぶりを観察に寄ったら もういませんでした。木の根元に抜け殻だけありました。感動をありがとう。


さて本殿の進捗ですが、土台を残してここまでできています。


回り廊下の部分を作りました。4隅は例の楊枝、囲み柵は持ち合わせのものに板紙を貼っています。階段は1tプラバンを重ねています。


階段の手すりを付け、廊下の下に土台を付け、一応ここまでにします。


こちらは左側から撮影。屋根の両脇の跳ね上がりが一番ない側です。なかなか4面ともうまくはいきませんね。
さて、勝尾寺に配置する建物は、あと山門と多宝塔です。山門は既製品で代用しますが、問題は多宝塔です。


ここで実際の現地配置は、手前の山門のはるか右上に多宝塔が見えます。多宝塔の左にほぼ同じ高さに本殿の屋根も見えます。ネットには数々の多宝塔の完成品モデルがあふれていますが、手ごろの値段、縮尺のものがありません。


1,300円程度で代用できそうな三重の塔があり、購入してみました。もちろんこれを多宝塔に置きかえるのは無謀ですが、手を加えてできないか考えてみることにしたんです。1階の部屋と周囲の回廊、土台は使えそうです。問題は屋根で反り返りもなく躍動感ゼロです。本殿で屋根製作を経験したので、再びトライです。



板紙をこのようにカットし、手で反りを付けながら面を突き合わせていくのですが、突合せ部の裏に薄紙をのり付けしておき、反りをつけながら端面を合わせ、裏紙はその支え役です。


できた屋根です。既製品より大きくしました。それらしい感じがでました。屋根をもう1枚作るとして、3つの建物の伽藍配置を考えます。


中心に多宝塔(イミテーション)、そして本殿、山門、駅舎の配置です。基本的にスタイロフォームで地面の形容を作っていきます。このベースを早く作り上げないと次の作業が進みません。
反り返り付きの建物づくりにちょっと時間をかけ過ぎました。9/2(水)に箕面市老人会の作品展があると聞いて、どの段階までを出展するか悩ましいです。

勝尾寺の製作

勝尾寺の背景にあたる、裏山と勝尾寺駅ホームをつくったことで、勝尾寺自身をいよいよつくる番になりました。一番やっかいなのは本堂です。山門や多宝塔はメーカー品を利用できますが、勝尾寺本堂に代用するピッタリしたものが探しきれず、自作することにしました。


勝尾寺境内全域はこんなエリアです。その右には勝尾寺駅舎を設け、山上ホームと地上ホームの出入り口にします。


問題の勝尾寺本堂はこういう構造です。周辺を何本もの支柱で囲い、その奥に広いお堂部屋があります。曲線を伴う屋根からつくることにしました。板紙が曲線づくりに便利なので、基本的にペーパークラフトでやります。


御歳暮の入れ物がちょうどよい厚み(0.5t)、硬さで、うまく曲線ができそうなので選びました。製作図面などはなく ポンチ絵だけで始めています。


こんなカタチにカットし、屋根らしく曲げて屋根表面にスジを入れました。よこ12cm、たて9cmです。


破風に飾りを付け 接着用ボードも裏当てし、屋根は格子状にしました。


さっそく組み立て、4隅を跳ね上げるようにしたのですが 均等にならず、実力はここまで。


4隅、頂上、曲線下り部などにお飾りを付けてみると、社殿の屋根の雰囲気が出てきました。


正面だけはきっちり曲線がでるように気を付けました。


余談ながら、これは屋根の裏側です。包装箱を使った証です。


裏側には縞模様の垂木飾りを1㎜角プラ棒で付けていきました。写真の上側は長さ不足ですが、別途修正します(もともと見えない部分なので適当に修正を)。のちほど垂木飾りにも朱色を塗ります。


つぎに建物外側の支柱です。楊枝を12本使います。板紙で1辺に4つで支えるようにします。


4隅のコーナーは太目の支柱も考えたのですが、けっこうしっかりしているのでこのままいきます。


お堂の中をつくります。これもすべてペーパーです。障子の部分はボールペンで格子に線引きしてます。


つぎに色塗り工程に入ります。写真右方は周囲縁側の柵で、左上は4隅の支柱です。


周囲の支柱やお堂部屋も塗っています。


2つを合わせてセットするとこんな感じです。


屋根を置いてみると、なかなかいい色になっています。屋根の飾り部分付け、屋根と同系色で塗りました。屋根の軒下に朱色で塗った垂木飾りも見えます。
次回は縁側部分など周辺と修復/ヨゴシなどにあてます。
今回の社殿づくりで感じたのは、特に屋根に付帯する様々な部品がありどこまで表現するか、時間と執念次第です。

勝尾寺駅③

勝尾寺駅は2車線が入ります。高原側のホームと低域をループ状に走るホームの2つです。現在は高原側の駅を進めています。山の中腹を削って、山崩れ防止の覆道の中をホームにする構造です。


前回は、階段を上がってホームに至るところまで来ました。このホームに小物アクセサリーをつくって配置していきます。


①休憩イス2列 ②ゴミ箱 ③消火器(別途色塗り)④時刻表 ⑤駅名表示板 ⑥出口方面表示板 ⑦観光案内板 ⑧壁時計(写真なし) ④と⑦⑧は既製品です。


実際にはこのような位置に設置しました。線路に平行してホームに白線も付け、左端の壁に危険帯も貼りました。ホームの修飾はこのくらいにして、つぎにホームの周辺をツメます。


ホームにかぶせる覆道/山並みの表面の化粧ですが、


山並みはグリーンパウダーを使って適当にばらまき、覆道はかなりヨゴシを入れました。植樹は最後にします。さてつぎに、左端のダムからの散策路をユニット同士で合わせる作業です。


恥ずかしながら、レールをジョイントしてみると各部でこんなにギャップが生じています。


フォーリッジを思う存分使ってスキマを埋めていきました。ここでのポイントは、2つのユニットは分離構造ですので、ジョイントからレールを抜くとそれぞれのフォーリッジがどちらかのユニットに固定してあることです。


つぎは線路の踏切周辺のアイテムです。2つ自作しました。いずれも既成踏切に付属の表示を利用。


柵や障害物感知器もあったのでセットしました。


裏山を合わせてみると第4種踏切らしくなりました。


この写真は少し前のものですが、これからが本番です。ホームはできたが駅舎をどこにするか、勝尾寺は写真中央あたりにデンと構える必要がり、試行錯誤が続きます。