イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

ビジターセンター周辺の緑化③

ビジターセンター周辺を緑化する前に、2、3の作業をします。


写真のマル部分です。階段を上がると脇道との高低差があるので、安全柵を設けます。


手頃な柵があったのでセットしました。色を加えなくてもマッチしてますので、このままにします。


つぎは 絶壁の下の平面をどうするか迷ったのですが、少し変化をつけるため、雑草を生やすより大小の岩石を敷くことにしました。


ちょっと置きすぎかもしれません。あまりフイットしてませんね。絶壁の色と石の色が違い過ぎるのかも? とりあえず次に進みます。


ちなみに、ビジターセンターとの落差は14cm(21m相当)あります。ビジターセンターの南側には樹木も植えて、これからどんどん周辺を緑化していきます。


5種類の葉っぱの材料で、いつもの広葉樹を大量生産する作業を始めました。


まず車道の北側です。


つづいて、車道南側も植えました。センターの西側も。


東南からの眺めです。


ここで センターの屋根も、山小屋風にしてみます。


小石や緑色パウダーなどを撒いてみました。


山中にある建物になってきました。


つづいてセンターの裏手の山肌にも植樹しました。


箕面川の源流に沿っても植え込んでいきます。この写真の段階で大小の樹木を37本植えたことになります。


山肌の残りの部分を植樹する前に、決めておくべきことがあります。箕面川の源流の"始端"です。ダムから流れ出ているのですが、その地点をどういうカタチにするのか。当初、ダムの擁壁から流れ出ると考えていたのですが、方針変更。写真のマル部分からトンネルを通って流れ出るようにします。


ここまで整地してきた山肌に穴をあけてトンネルを作ります。石膏の白い粉があらわになって糸くずも出てきました。


厚紙でワクを作って穴に入れ、写真右側の水流の凹形状部分を紙粘土で埋めてなだらかな山肌に戻していきます。


修正を終えた外観です。箕面川の源流はこの地点から始まることになります。
ジオラマの完成時は、このトンネルの上を阪急電車が通り、その奥にさらに高い山肌を築いていきます。


ところでこの源流ですが、ターナーのアクリルガッシュで塗っていますが光沢がなく、水面のキラキラ感がなく、水色もドぎついので修正します。


常時使っている木工用ボンドを水面に筆塗りしました。


そこに少し落ち着いた色を重ね、周辺のコントラストと馴染むようにしました。


源流の始端(トンネル出口)の平らな面もおだやかな色になりました。


つぎは線路に沿うように立ちはだかる、谷間両側の2つの"壁"のドレスアップです。


まずは写真の壁です。手前のシートを貼ります。が、このシートをつくるのに1つ問題が発生しました。


ネット注文していた現品は、品番は同じでも色が違うし、表面の仕上がりも違います。
(黒っぽい方)家にあった残材で、表面もスベスベしている
(今回入手分)表面がケバケバしていて、こすると白い粉がどんどん剥がれていく。
それでも使うしかないので、表面を徹底的にこすって地肌を出しました。そして適当にヨゴシをつけて前述の写真になりました。品番が同じなのにどういうことか?長期間在庫だったのか、製作工程を変えたのか、わかりません。


シートを取り付けて、1つの石積みは完成しました。もう1つの壁は自作します。


右側の壁です。3㎜tのスチレンボードを採寸して貼り付けていきます。


いつもの作業です。細いマイナスドライバーで石のカタチに溝を付けていきます。


黒をうすめて溝に浸み込むように塗ります。


乾いたら表面を灰色でなでるように筆塗りし、適当に緑色パウダーを撒いてできました。


2つの石積みが仕上がりました。


つぎはこのブロック最後の工程で、車両が通過するトンネル工事です。

メビウスの輪の実験

緊急事態宣言の中でも 毎朝の体操/太極拳だけは開催されていて、演技中や帰途の際、距離を確保することを徹底しています。先日、帰る途中「メビウスの輪」がN氏と話題になり、宇宙論まで発展しました。今までじっくり考えたことがなかったので、N氏の言われる「帯をタテ2つに切っていったらどうなる?」という投げかけに、実験してみました。なかなかおもしろかったです。


新聞のチラシを細く切り、180度ひねって輪をつくりました。ハサミで帯をタテ方向に切っていくのですが、1回のカット(2分割)だけではつまらないので3分割、4分割できるように、帯の巾を変えた3つの輪を準備して実験開始。


まず2分割です。輪が2つになるのではなくて、1つの大きな輪になりました。理屈はあとから考えることとして、帯を3分割したらどうなる?の興味が先に立ち、続けて実施。


あらら!大きな輪に小さな輪が絡んでました。ますます興味がわき、4分割も実施。


今度は大きな輪が2つ絡み合った状態になりました。ここまできたら、5分割もやってみよう!  みなさん どうなると思いますか?(少し推察してみてください)


写真ではわかりにくいかもしれません。右下に示したように、2つの大きな輪に小さな輪が絡み合った状態になりました。 コロナで家に居る子供さんと楽しい時間を過ごすのにピッタリな話題ですよ。 


ネットで「メビウスの輪」を調べたら、ドイツのメビウスとリスティングという2人の数学者が同時期(1858年)に別々に発見したとあります。メビウスの帯の曲面は表/裏で繋がっており、帯の端の部分(境界線)も連続して繋がっています。工業分野への応用としては、帯の表面をふつうの帯の2倍利用できるため、カセットのエンドレステープやプリンターのインクリボンなどに利用されたとあります。また、コンベアのベルトに使うと接触面が2倍になるので消耗しにくく長持ちするとあります。


ネットにこんな"芸術"も載っていました。

色の違う折り紙2枚を細長く切って中心をのり付けし(左)、それぞれをメビウスの輪にします(右)。

2つ目の輪を作るとき、1つ目の輪にくぐらせて作ります(左)。それぞれの輪をタテに半分に切ります(右)。 さてどんなカタチになるでしょう‥‥


いやいや、実に楽しい記事でした。

ビジターセンター周辺の緑化②

昨年末やって来た「Covid星人」の地球侵略に、人類が「地球防衛軍」として一丸となって戦っています。小松左京の未来小説が現実となったような今、この未曽有の危機にどう立ち向かうか‥。完全な封じ込め(接触しない)をすると社会生活が崩壊(完全な生活補償は不可)するので、不自由な社会生活をなんとか頑張りつつ時間をかけて収束させる。これしかないと思います。気を緩めると、世界を一巡して第2波、第3波も来る気がしてなりません。この"長期戦の覚悟"を地球人が共有できるかにかかっている、と思うこのごろです。
さて、ビジターセンター周辺の緑化の続きです。前回は、もみじを1本植樹しましたが、桜?と妻に言われて作り直します。


ビジターセンターを置いてみると、もみじの位置がセンターの屋根にかかることがわかり、どうせ作り直すので もう少し左側に植えることにします。


過去の経験から、もみじの樹木をつくる方法として気に入っているやり方で進めました。薄緑色のライケン(左)を適当にもぎり、赤色を入れた缶の中で(中央)シャッフルして、ライケンを赤に色付けしました(右)。


つぎに、黄色のもみ殻(名前不明、左)を同様な方法で赤に色付け(右)しました。


アレンジワイヤの幹に赤ライケンを接着し、その上に赤もみ殻を撒いて、所定の位置に植えました。小さな広場ですが、ベンチも2つ置きました。


ビジターセンターを置いてみたところです。屋根の切り欠きからもみじが余裕を持って見えるようになりました。


前回 南斜面に小径を作りましたが、小径に沿って安全柵を設けます。


バルサ材で支柱を立て、


もめん糸で支柱間を繋げました。小径のまわりの斜面にライケンやフォリッジで茂みも置きました。しかし、写真では良さそうに見えますが、支柱が高過ぎるのとロープが弱々しい感じに見えて、ここも修正することに‥。


支柱を爪切りで半分ほどカットしました。


細く切った厚紙で支柱をつなぎました。スマートとは言えませんが、この方が現実感があります。安全柵というよりガイド枠といったところです。


小物の製作が続きます。ビジターセンターの南側にまだ柵がない部分があります。人が落ちないように今のうちに取り付けます。


柵を取り付けました。柵の下が絶壁になってたんです!


ビジターセンター横の脇道も一歩間違えると谷底に転げ落ちます。


こここそ安全柵を設置しました。


車道には両側に白線を付けました。実際の現地でもセンターラインはなく、クルマがすれちがう際は注意が必要です。


まだまだ危ない箇所はあります。谷をまたぐ手前にも安全柵を設けました。


センターの入口に表示板を設置。


全体がだいぶ整ってきました。あとは、中程度の樹木をバランスを考えながら植えていきます。


さて、ビジターセンターの裏手はこのような状態です。もみじ広場とは名ばかりで、すぐ横を大滝に至る箕面川が流れています。山の斜面は大量の樹木植え込み作業が待っています。


ところで、箕面川のマル印部分は2~3㎜低く、右から左に川が流れているので、水たまりにすべきところです。


遊び心で、いつも使う「速乾木工ボンド」を凹部にたっぷり落としました。一日もすれば透明になるので、水たまりができていることを期待して待ちました。


それらしくなりました。まだ半透明さが残っていますが、下地の青をもう少し濃い目にしておけばよかったなあ‥。


次回は山肌全体を植樹していきます。また樹木の大量生産が始まります。