イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

滝つぼの製作 ③

二人の娘がそれぞれダンナを連れて4人で沖縄旅行に行きました。ネコ2匹を実家(我が家)に預けて「お願いねー」といって行ってしまいました。きょうで3日目です。ネコもかわいいのですが、抱こうとして手を出すとひっかかれるので、どうもなじめません。


娘のいた部屋にエアコンをかけて、私もこの涼しい部屋でジオラマ製作です。手を出さなければ静かなので製作もはかどります。娘が連れてきた初日に部屋から1匹が脱走し、取り押さえる時に左手を負傷!


3日後のきょうもまだその爪跡が消えません。


さて滝つぼの製作ですが、大きい岩がころがる滝つぼ付近の渓流製作の続きです。


ごろごろした岩の集まりを下流(左方向)に行くにしたがって少しづつ少なめにしていきます。渓流の底がところどころに見え始めており、「なみいたくん」効果もでています。


岩を敷き詰めた渓流全体の様子です。つぎに、写真の手前(緑の工作版)にあたる地形の製作です。


遊歩道の終点にあたる、滝を眺めるエリアです。2本の橋を架ける部分を残して柵を立てました。右端は滝に一番近いところで、ここには柵がありません(現地も)。この終着点には土産物屋と軽食店があり、その建物を自作します。


1棟だけにします。その雰囲気が出ていれば良しとし、展示の際に見えにくい面なので、厚紙で簡単につくります。屋根はTOMYTECの公衆便所の屋根を流用します。


広場にセットしました。


つづいて小物類。滝を鑑賞するベンチを3つ置きました(現地には6個あります)。自販機も店の横に設置。


この広場を囲むように山並みをスタイロフォームで大まかにカット。滝つぼを包み込むような全体のレイアウトが見えてきました。ベンチの横に四角い穴を設けています。これは箕面駅を発車して滝に到着する「箕面滝下駅」の入口になります。実際はもちろんありません。


山肌に着色しました。店舗の横も緑地帯にしてます。


「箕面滝下駅」の入口も、ドレスアップしました。


ここで「C地区」のメインである滝つぼを構成する2つのブロックを説明します。
①滝を含む写真左側のブロック(ベースに非固定)。滝つぼの「なみいたくん」もこのブロックにセット固定しています。
②観光広場、店舗を含む右側のブロック(ベースに固定済)。


「C地区」に架かる2つの橋を作ります。手前の橋は終点に行く途中の橋。奥の橋は、流れ落ちる滝とセットで景観づくりに一役かっている「赤い橋」です。


2つの橋を設置し、「C地区」全体を俯瞰した写真です。


少し低アングルからの1枚です。左右から川底に落ち込む山肌がよく出ていると満足していますが、反省もありました。赤い橋が左右で高さが違っており、観光広場を作る際、気付かなかった点です。せっかくの景観がマイナスに‥。 次回は全体に植樹します。

滝つぼの製作 ②

前回は流れ落ちる滝を「なみいたくん」で作りましたが、今回滝つぼを固めていきます。まずは水面も「なみいたくん」を使います。


水面が光を乱反射してそれらしく見えるのが気に入っています。滝つぼの大きさにカットしました(まだ寸法は適当です)。滝つぼの深さは実際は1~2mくらいと想定し、ベース面から1cmのところにこのシートをセットします。


実際にセットしてみました。いい感じです。流れ落ちた水面にも水しぶきが立っているので‥


水面のその部分に 白点と微細スポンジを付けてみました。 つぎは滝つぼの底面です。


滝つぼの底(スチレンボードのベース面)を色付けします。中心を濃い水色にし、壁に向かってコケ色にしました。


小石を2つ底面に並べて「なみいたくん」をセットしました。深さも感じられ、まずまずの出来と思います。


滝つぼの全景です。ベース面とはまだ接着してません。これからは滝つぼから流れ出る渓流ルートを作っていきます。


向かいの山の渓谷沿いの脇道を完成させていきます。この道は、メインの遊歩道から橋の手前で分かれてトイレを経由して滝つぼに至ります。


簡単にトイレを作りました。


トイレを設置し、回りをグリーン化しました。


脇道に入る手前に「唐人戻り岩」があり、その案内板を作りました。パソコンで文字をつくる過程で、今まで保留としてきた表示板もつくってます。


滝つぼに面するところはちょっとスペースができてしまい、小石を置きました。あとで色を合わせます。


脇道が完成。「唐人戻り岩」の案内板が写真左端に見えます。メインの遊歩道に行くのに2つの橋が架かる予定です。トイレの右側と左側です。 つぎに滝つぼから流れ出す渓流の流れを作っていきます。


渓流は当然写真右方から左方にゆっくり下っているので、右側はスチレンボードでかさ上げし、左側はベース面をカットしました。


渓流の底面を一応着色しました。この上に小石や砂利を置いていきますが、渓流の感じが出るか不安です。


滝つぼからすぐのところに赤い橋が架かっていますが、この付近は渓流の流れは見られず、大きな岩がゴロゴロしています。したがって、始めに大きな石を敷き詰め、次第に小石にして渓流の水面も表現していきます。


使う石は、素材として買った袋1つと、公園や神社で拝借した石たちです。


滝つぼから出たところから、順に大き目の石から配置していきます。

滝つぼの製作

前回から滝つぼの製作に取りかかりました。実際の滝つぼは、まわりの岩が滝を包み込むように ”半円筒形” に連なっており、上に上がった遊歩道から眼下の滝がよく見えます。


前回はスタイロフォームで滝の正面と西側の岩面の骨格を作りました。


西側の岩肌の加工からしていきます。それらしくカッティングしました。


コンテパステル白と黒で適当にこすり、手でなじませました。


草色パウダーを撒いて、仮の西側斜面 完成です。のちほど樹木を植えて「B地区」と繋がるようにします。 つぎは滝が流れる正面です。


滝が落ちる岩面(スタイロフォーム2枚)の隙間を紙粘土で埋めました。ちょうど流れ落ちる滝の表面も兼ねられます。


岩面の地肌を塗装しました。滝が流れる部分は現地写真を見ると濃紺だったのでこんな感じでどうかなあ。


パウダーを撒いて、西側岩盤と合わせてみると、滝つぼらしくなってきました。
さあ ここから滝自身の表現です。滝は岩肌をなめるように落ちており、かつ細かいしぶきが表面を覆うように舞っています。下方にいくほど顕著です。以上を念頭に考えます。水を表現する具材に、グロスポリマーメディウム、ジェルメディウムなど便利なものも先輩諸兄から聞いていますが、経験上「なみいたくん」をとにかく使ってみようと、果敢にまずは挑戦‥。

適当な寸法に切り、表面を白で毛筆書きしました。表面がデコボコなので水が散っている感じは出ています。つぎに表面を舞うしぶきですが‥


光栄堂の「ランドスポンジ極細」の白があったので、更に細かくして ネットで濾して、「なみいたくん」の上にばらまきました。


これがその状態です。はじけるしぶきや泡に見えるかな?


岩面に当ててみました。写真では流れ落ちる滝の感じがでていて「決定!」となるところですが、実際は岩肌を ”なめる” 感じではなく、やや違和感があります。


”なめる” 感じはどうしたら出るかと、今度は直接岩肌に白で毛筆書きしてみました。写真では水の細やかさが出てないようですが、実際はこちらのほうがより自然に見えます。かといって「なみいたくん」もいい感じなので捨てがたく、結局両案を採用としました。つまり、「なみいたくん」を岩肌との隙間が出ないようにカットして毛筆書きの上から貼り付けることで、岩肌をはう水とその上から流れ落ちる水としぶきで立体感が出てくると判断。いま接着し重しで固定中です。1日置くので次回載せたいと思います。