イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

箕面川に沿う空きスペース

駅のホームが完成したことで、残るは箕面川に沿った空きスペースを埋めることです。この部分はグリーンベルトにしていきます。


これが空きスペースの部分で、5tのスチレンボードです。左方は駅ホームを置く場所で、右方には小さい丘を作りました。中央部分は道路です。さっそく色塗りしていきます。


地面部分を茶色、道路を灰色、その横の歩道に厚紙を貼りました。茶色の部分全部を緑化していきます。


グリーンパウダーをまず撒いて、そのあと適当にグリーンフォーリッジを置きました。さて、この丘に2、3本の樹木を植えます。これまでジオラマのテーマは春~初夏でしたが、今年は「紅葉シーズンを迎えた箕面の滝道」なので、いままでグリーン系でずっと作ってきた樹木ですが、初めてレッド系の出番となりました。川沿いに色付いたもみじを植えて、”もみじの名所” をアピールします。便利アイテムもなく、今ある材料で作ってみようと思います。


いつもの通り、アレンジワイヤ0.35mmで幹・枝を作り、幹を色塗りしました。つぎは もみじの「葉」の部分です。


もみ殻みたいな(名称不明)この素材を赤に塗り変えます。


こんな素材も “備蓄庫” にあったので出してきました。


細かくカットして準備します。


以前、サクラの木を作ったときの残りのスポンジ片や、ライケンも着色の対象にしました。  着色方法は、エアブラシなどないので、原始的に カンカンに塗料と素材を入れて何度も振って攪拌する方法です。


カンカンを数10回振って着色しました。写真は左がライケン、右がサクラの残材。


塗料を入れすぎると、左のようにべっとりしてしまいました。


一番よかったのは、黄色のもみ殻でした。もみじの軽やかな感じがでています。直接 枝に接着するのは無理で、まず着色したライケンを枝に接着したあと、スプレー缶(糊)も今ないので、ボンド水溶液をライケンに筆塗りして この もみ殻を撒きました。


紅葉したもみじができました。写真右端は、サクラのスポンジ片を枝に付けて もみ殻を撒いてみましたが、もうひとつでした。ライケン+もみ殻が最良です。


丘に一つ植えてみました。両側にも残材でアクセントを付けました。


こういう紅葉のもみじを これから川沿いにどんどん植えていく予定です。


線路を固定しているベースにセットしてみました。


別角度から見たところです。すぐ右が箕面川です。


今まで製作した全景です。ホームは全体に違和感ありませんが、紅葉の丘は色が強すぎる感じですが、これから川上に向かって発展していくので落ち着いてくると期待します。


レイアウト上、やっと全体の1/3が終わりました。線路の脇のバラスト、踏切のメカや制御などはまだ先の話なので、作業的には全体の1/4くらいの進捗です。


細かい作業は別にして、概略図の黄色エリアが終わり、次回から緑エリアの製作に入ります。

箕面駅ホームの製作 ②

久しぶりの1泊旅行や4月の行事などで、ジオラマ製作が10日ほどノータッチになりました。新たな気持ちで3日ほど前から再開。引き続き 箕面駅ホームの製作です。ホームに屋根をつけます。ホームが途中から二股になっているので、作ったホームを白紙の上に置いて外枠をトレースして屋根用の型紙をつくることからスタートです。


屋根の材料は1、4tのケント紙です。それなりの強度があり加工しやすいので初めて使ってみました。型紙(ホームのエッジ)より2mm軒先を長くして、写真のパーツをつくりました。真ん中の2つに分かれた部分は水平に、それを囲む直線、曲線の部分(ひさしにあたる部分)は10度ほど外側に上がっている構造にします。


水平部分とひさし部分の接着工程です。


できあがった屋根です。全体をこんな感じの色にしました。ひさし部分を強調するため線を入れました。それと 接着部のラインが汚いので隠すため細い角棒を置きました。


つぎに、ホームに設置するイス(ペーパー)とゴミ箱(消しゴム)です。イスはいつもの長イスでなく、個々に分かれたイスにしてみました。


ホームに設置したところです。単独ではゴミ箱にみえないがホームに置くとそれらしく見えるということにしました。写真の左下にある棒はホームの屋根を支える支柱です。つまようじで16本作りました。22mm長 です。


フィギュアを置いてみました。駅員、イスに掛ける人、待つ人、階段を使う人。いい雰囲気になってきました。


屋根の支柱を立てました。垂直度を確保するため細心の注意を払ってやったつもりですが、うまい冶具がなく、疲れました。


屋根をかぶせてみました。いい感じです。まだ接着はしていませんが、16本の支柱の内、半数が屋根に接触していません。屋根のひずみと支柱の寸法切りのバラツキのためです。屋根がケント紙なので多少の修正は可能ですが、適当にツメものしていきます。

ホッと二人旅 淡路島へ

新聞の夕刊に載っていた「淡路島の公園に咲くチューリップ記事」を妻が見て、「ここへ行きたい!」と言ったことが現実になりました。2年ぶりの妻との1泊旅行です。愛犬が天国に行って 妻との二人きりの生活になって1ヶ月、外への連れ出し作戦を展開しているさなか、願ってもない妻の一言でした。


明石海峡大橋を渡ってすぐのところ(矢印)にある「国営明石海峡公園」がそのチューリップの公園です。家からクルマで1時間半の距離です。淡路島の北部一帯を数ヵ所観光して1泊する計画を立てました。


途中、淡路ICで下りる手前のサービスエリアで一服。渡ってきた明石海峡大橋がきれいに見える抜群のロケーションです。「スタバ」ってこういう絶好の場所に陣取るのうまいですねえ。人が左上を見上げていますが、実は左に大観覧車があるんです。サービスエリアの中にあるのもビックリです。


ご覧の通りです。


「国営明石海峡公園」にやってきました。さすが国営、広大なエリアにチューリップが咲き誇っています。とても1時間では回り切れない広さに管理も行き届いていて最高です。


園内には回遊トレインも走っていて、ガイド付きでゆっくり通り過ぎていきました。


こんな造形物もありました。


チューリップだけではありません。とにかくカラフルです。空きスペースは全て芝生で覆われ、子供から年配者まで本当に癒されます。


変わったチューリップを見つけました。花びらの模様が独特で、ブログに載せるのに名前をチェックしてませんでした。


小学生が書いた絵を元に作ったコーナーがありました。これはシロクマ。


これは「潮吹きクジラ」


これはわかりますか?        →たまごの殻を破って出てきたヒヨコだって。


平日の春うららを満喫した「国営明石海峡公園」でした。


つぎに向かったのは、淡路島北部山あいにある「あわじ花さじき」です。丘陵地一帯に広がる菜の花の絨毯が目に飛び込んできました。3月が見頃と聞いてましたが、現在も “旬”でした。ラッキー!


若い娘さんたちは インスタ映えする構図探して実に楽しそうでしたが、当方は定番のフレームしか能がないので‥。


この日 最後に立ち寄ったのは、阪神淡路大震災の「北淡震災記念公園」です。野島断層そのものを保存してあり、1m以上横にズレた断層を実際に見て、自然の恐ろしさ,
すさまじさを再認識しました。実際の揺れを体験できる施設や、断層が横切る実際の民家に入いることもできます。


4時過ぎに旅館に到着し ゆっくりしました。うぐいす色の「パッソ」が我が車。


部屋からは瀬戸内海が一望。


夕食は会場食と聞いてレストランに向かうと、夕景を望む 個々に仕切られた座敷に案内され、いいひとときを過ごしました。


翌日、直接帰るにはもったいないので、「伊弉諾(いざなぎ)神宮」というところに寄りました。 日本最古の歴史書「古事記」の冒頭に出てくる、日本で最初にできた島(国生みの島)が淡路島だそうで、最初の夫婦 ”イザナギノミコト”と ”イザナミノミコト”の2神を祀る日本最古の神社だそうです。


境内にあるこの池には鯉が泳ぎ、亀の石像がありますが、心身の病を治す時に鯉を、完治して長寿を願う時に亀を放つ信仰があるとされ、この池がパワースポットになっているそうです。


もう一つ、境内にあるこのクスノキは元々単独にあった2体が合体して、樹齢900年の「夫婦の大楠」として、夫婦円満、安産子授、縁結びの有名なパワースポットになっているらしいのです。妻がこの大樹を見て感激していました。


パンフレットに載っていたこの図ですが、よくよく見ると この神社(図の中心)と周囲の有名な神社の関係がすごいですね。パワースポットたる所以がわかるような気がします。


2日間に4ヵ所を巡った二人旅も、「伊弉諾(いざなぎ)神宮」で終了。帰途に「淡路ハイウェイオアシス」という 洒落た建物(写真の左奥にみやげ物が並ぶ)で、無料の "たまねぎスープ " を存分に味わって、明石海峡大橋に向かい 帰路に着きました。