イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

昨年のジオラマ 最後の作業

昨年 作り続けてきたジオラマ「鎌倉・あじさいのころ」も今回の作業で終了です。完成度を高めて納得のいくカタチにします。


年末の会員作品展に出した際、損傷して返ってきた部分を手直しします。
①トイレが傾いている ②砂浜に穴があいている ③奥の踏切の遮断器の棒が折れているの3点です。主催したシルバー人材センターの所長が申し訳なさそうに謝っていました。


トイレを直し、穴があいた部分は平板を置き、遮断棒を取り替えました。


つぎは右奥のトンネル入口付近の内部です。手つかずの状態です。


内壁を設け、それなりに雑草を入れました。


最後に、ジオラマの背後に写真を立てて終わりにします。以前に作った物の中から、真ん中の背景写真を使うことにしました。


ジオラマのヨコの長さが1200mmで、この背景を使うと10cmほど足りません。ご覧の通りツギハギします。厚紙の上にグリーンマットを貼り、その上にフォーリッジを薄く貼り付けていきます。


セットしてみると こんな感じです。背景写真の高さは防塵カバーに収まる14、5cmです。


つづいて中央付近の背景はこんな感じです。


右端もこうなりました。走行スタートボタンは防塵ケースの外に置いています。


ウラ側は配線が立て込んでいます。でもウラを見るのは私だけですから‥。


完成しました。450✕1200シリーズの第2弾となりました。反省点を整理し、次回から今年のテーマに入っていきます。このシリーズの第3弾として進めようかな?

防塵カバーの作成 ②

防塵カバーができました。しかし、カバーをかぶせて自動運転をするためには もう少し作業が必要です。


後方にある制御装置関係がベースボードからはみ出ているんです。初めからわかっていたのですが、写真の場所は狭いので広い場所(正面から見て右端)に移動です。


配線の長さを修正などして右端に移動し、配線引き回しをくくりました。速度調整ボリウムが配線の下に隠れてしまいました。かき分けてヤルしかないですわ。こうやって線をまとめるとけっこう多いです。


つぎに、スタートボタンをケースの外に引き出すので、木片に固定して配線しました。


後方に孔をあけて、パワーサプライ2本とスタートボタンの線を通しました。これでスタンバイできました。


カバーをかぶせて完了です。後面はパイン材です。写真では上面がボヤけて見えますが 光線?の関係で、実際は前面のようにはっきりしています。右奥に引き回し配線が見えますが、今後 背景写真を配線の手前に立てて見ようと思います。スタートボタン(右手前にあり。写真には写っていません)を押して静かに江ノ電が走り始めました。モーター音がほとんど聞こえないくらいです。

防塵カバーの作成

ジオラマ製作は、最後に防塵ケースまで作って完成形になる、と思っています。レイアウト主体の私なので、完成後車両を走らせて楽しむパターンではないので、なおさらケースを作って長期のホコリに備えなければなりません。


去年の夏、娘が新居に入ったときに買った室内灯のダンボール梱包箱4つを捨てずに、この時のために確保しておきました。2年前に作ったと同じように今回もダンボールで防塵カバー作り収納しようと思ってました。が、今回は車両走行可、しかも自動運転のオプション付き。ダンボールの中に眠らせておく手はない。ならば、透明ケースに入った状態で いつでもボタン操作1つで自動走行を楽しもう、という考えに至りました。


幸い、長女のいた部屋が空いているので、本棚を横にしてジオラマを置き、ここを常設部屋にしよう。ただし条件があるな。長女のところのネコ2匹をこの部屋で預かるときだけは、ジオラマを自分の部屋に退避させる‥。これで決まりです。


この写真は4年前に作った「ふるさと」(1200✕800)のケースです。これを参考に作業開始です。


ホームセンターで、こんな角材(12✕12 2面に2mmのスリット溝)を見つけました。ケースの枠をこの角材でつくり、透明のボード(1mmt)をこのスリット部に差し込んで面をつくる。スマートな案だとさっそく購入し 作りかけましたが、しかし 角材とボードは接着固定できず一体とはならないので、強度的には角材だけで持たせることになり、ムリという結論に。


結局「ふるさと」の時と同じような構造に決めました。ホームセンターで硬質塩ビボード1820✕910、L型12✕12AL棒、角木材、背面に使う1200✕150✕13パイン材、ウルトラ多用途強力接着剤などを仕入れ、採寸しました。


2日がかりで接着固定しました。今回のジオラマのベース板は1220✕520なので、この板にピッタリ合うように上からかぶせる方式です。塩ビボードを覆っている保護シートはまだ残っています(写真)。 まだジオラマにかぶせていませんが、外から操作できるようにボタン、パワー線などの引き回しを次にやる予定です。