線路の施設
東京から宮城県まで太平洋沿岸を走る常磐線と、それと平行して走る東京メトロ千代田線を合わせると、現在計4本の線路が江戸川を渡っています。ジオラマでは1本だけでさみしい感じもしますが、このレイアウト的には線路1本がふさわしい。
フレキシブル線路を使って施設します。線路をカーブした状態で地面に固定する必要があるが、なかなかフレキ線路は腰が硬い。枕木に6cm間隔で固定用の穴が開いていて、そこに止めクギを刺して固定していくのですが、穴間ピッチが長すぎるのと、地面がスタイロフォームなのでしっかり固定できない、と判断。
線路と地面のあいだに1mm厚のバルサ材をカマすことにしました。固定用の穴も3mm間隔に追加工しました。いきなりのジオラマ本体への作業は避けて、作業用のスタイロフォームにバルサ材と線路を置き、止めクギを刺していきました。
なんとかカーブ状態が維持できました。
恐る恐るスタイロフォームから剥がしてみましたが、カーブ状態がバラケることなく保っていて成功。写真は剥がして横からみたところです。
ジオラマ本体に差し込み直しました。
枕木を茶色に塗り、バラストを撒いて、両側の肩部分を草で修復して見栄えを整えました。
農家を置く高台の斜面にも草を生やしました。