植樹と箕面滝下駅
滝つぼを囲む地形も植樹を残すのみとなりました。真っ赤なもみじをどのように配置していくかが今回のポイントになります。もみじの名所とはいえ、滝つぼが一面のもみじに包まれているわけではありません。常緑樹とのバランスを考えて進めていきます。
例のごとく、アレンジワイヤ0.35mmとフォーリッジ、ライケンなどを使い、木々を精力的に作りました(この箱3杯分)。
まず、対面の山ブロックについて植樹。水面付近にもみじを置き、上の方は常緑樹です。滝は岩壁なので樹木はありません。ただし1本のもみじの奥に流れ落ちる滝がくるように
1本だけ岩壁に置きました。箕面の滝を紹介する写真に必ず登場するもみじです。
観光広場側の山肌にも植樹しました。この面はもみじの数も多く、上の方まで広がっています(写真は途中です)。
植樹を終えた全体写真です。滝ともみじのコラボがほどよくできました。滝のウラ側に、箕面鉄道山間線の線路も見えてます。
低アングルから滝を見たところです。臨場感があってヤッター!と思いましたが、ベンチの方向が滝に対して正面ではなかったことがわかり、きちっとした製作図面を引かない私の ”特徴” が出ています。
さて、概略図の右「C地区」の右下、箕面滝下駅の製作に入ります。この駅は2ラインが直角に集結します。設定では「地下駅」です。
滝つぼのウラ側をぐるっと敷設しました。一部スタイロフォームに車両が接触するほどギリギリの配置になりました。
このスペースに2つのホームを直角に作ります。
まず山間線のホームから。車両との高さを合わせてスチレンボードでつくり、滝に出る地下通路を開口しました。
手前の線路が箕面鉄道渓流線です。1200✕450のスタイロフォーム上にあらかじめ敷設していたもので、「C地区」のブロックをスタイロフォームの上に置いた状態です。渓流線のホームをスチレンボードで同様に作りました。2つのホームは15mmほどの段差があります。というのは、渓流線は全線で高低差なしですが、山間線は箕面駅を発車して15mm上って滝下駅に到着します。
両ホームを繋げる階段をつくり、山間線のホームを色塗りしました。壁面は厚紙でつくります。
渓流線のホームも色塗りしました。
壁をセットし、階段に手すり(SUS棒)を設けました。線路にバラストも撒きました。
山間線ホームに小物を置きました。壁面に貼った掲示物は駅名表示以外は既成品です。イスとゴミ箱を自作しました。
車両止めの部分はスペースがなく、バラストを積み上げた状態です。
渓流線ホームも同様な小物を置きました。
箕面滝下駅の全景です。つぎは「地下駅」に見える構造に仕上げていきます。