箕面滝下駅 ②
箕面滝下駅が地下にあることがわかるように、駅の真上の山を垂直にカットして、ジオラマの右隅を吹き抜け構造にします。
スタイロフォームでこのようなL字型の枠をつくりました。このブロックを支えるのは、左右の脚と駅壁部分です。この上を山容として整え、植樹します。地下駅がよく見える構造はこれが妥当と思われます。
更にスタイロフォームを重ね、山容を作り込んでいきます。
山肌を着色し、スキマをパウダー、フォーリッジで修正していきます。
山肌を植樹しました。真上から見て隣りブロックとのつなぎ部分がわからないようにしています。
さて、吹き抜けの垂直部分に化粧板を貼ります。厚紙に色塗りし1日置きます。
L字ブロック側面に貼りました。これで駅まわりの作業が終了です。残りは、滝つぼの裏側です。
写真右上の空きスペースです。ここは山容を延長するだけなので、比較的楽に進められます。
裏側の空きスペースはこのようになっています。
スタイロフォームを継ぎ足ししながらこのブロックをつくりました。ナイフの痕が生々しいですが、全く気にしません。
コンテパステル、パウダー、フォーリッジで ”傷口” をカバーするのは得意です。
さてここは滝が流れ出す部分でもあるので、絵筆で水流を描きました。
山肌を植樹しました。滝つぼを囲む山全体が樹木に覆われて、やっと「C地区」が完成です。さあ 最後の作業はフィギュアを配置して情景を高めます。
まずは滝下駅の渓流線ホームに3人置きました。
山間線ホームにも3組配置しました。持ち合わせのフィギュアの在庫もかなり使ってきましたので、同じような容姿のものが目立ってきています。
滝を望む広場にも人を配置しました。この写真は滝つぼのブロックを外して滝側から撮っています。ブロックを外さないととてもこんな谷底に人を配置できませんし、撮れません。ここには対岸に架かる「赤い橋」があり、前々回に紹介しましたが、この橋から滝にカメラを向ける観光客を置きたいと思ってました。
この写真は「赤い橋」を作って架けたときのものです。橋の形状を湾曲にし 両岸の高さも違うため傾いており、橋の色もドぎついので、この際 見直すことにしました。
右は GMの柵でつくり 少し丸みをつけた前々回のもの。左は 今回 津川の欄干でつくり 赤色を少し暗くしたものです。
両岸の高さを揃え、カメラマンをのせて仮置きしてみました。イメージに近くなり、これでいきます。
ブロックを正規の状態にして「赤い橋」をセットしたところです。今回のジオラマのテーマを代表する1枚にしたいのですが、もっといいアングルを見つけるのも楽しみです。
滝つぼを俯瞰した1枚です。この方がいいかな?
滝見広場から駅に向かう入口に、「箕面滝下駅」の表示板を付けました。(写真左の白い部分はブロックを外しているためです)
滝のウラ側ブロックの断面も茶色塗りして、やっと「C地区」が終わりました。つぎからは最後のブロックの製作にとりかかります。