イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

背面新設エリアの基礎工事

新しく敷設する「勝尾寺直通線」を、昨年のジオラマの背面に走らせるための作業をしていきます。


上図の緑色の部分が新設するところです。左端の「箕面駅」から直線でグングン上がり、右方のダムにつなげていきますので、まずその勾配を決めます。経験値がないので、どのくらいの角度までOKなのかわからず、素人なりに実験しました。


コントローラの速度を適当な位置に固定し、去年使った観光列車と阪急電車で 勾配を変えながら走行スピードがどうかわるか測定しました(20cm走行する間にかかる時間を測定)。


その結果、上りの場合は
①阪急電車は100パーミルくらいまではほぼ勾配に左右されない。観光列車はモータが小さいせいか、勾配に比例して速度が落ちていく。
②160パーミルあたりから車輪の空回りが少しづつ始まる。ウェイト(10g)を乗せても変わらずでした。
ということで、100パーミル程度の勾配で阪急電車を使うことにしました。その後の基礎工事の製作で、実測の最大勾配は112パーミルになりました。


ここから基礎工事です。現状では ダム側にいく部分は少し広くなっていますが、新設の線路のこのあたりはS字曲線の部分になるので 更に広くする必要があるので、


従来の山地を直線的にカットしました。


さて、線路の土台づくりですが、30mm厚のスタイロフォームをこのようにカットして立たせます。右側が「箕面駅」側で、約70mm高い位置に新ホームができます。左端はダム側で、地面から185mmの高さです。中央の四角の穴2つはメンテ用に抜きました。


ボードを立たせるとこんな感じです。エッジにはグラつき防止の板をあてがっています。


もう1つボードを立たせてダム側に巾を持たせました、グラつき防止の効果も含めて。この土台の上に、線路を敷設するための平面をつくるのですが、水平面と傾斜面が なだらかな連続した曲面になるようにするため、厚めのケント紙(1.5t)を使いました。プラバンより腰があり接着性もいいので。


土台の展開図です。ダム側端部は、線路が端面と直角になっていないとジョイナー接続がスムーズにいかないので気を付けました(経験から)。


ケント紙を貼って重しを乗せ、一晩たって曲面がきっちり出ました。


箕面駅側の土台です。駅からダム方向にいく上りのスロープもなめらかにいきました。


昆虫館/龍安寺付近の背面土台の様子です。急激な壁のようになっていますが、いかに山並みにつなげるか、工夫が必要です。

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