センターがある山の形状を決める
「箕面ビジターセンター」の製作が終わって、今度はその周囲の山の形状を決めていきます。今まで山の概形でしたが、細かく山肌を整えていきます。
これから作業する山肌の全容です。写真のこのあたりにビジターセンターを置きました。まずは 箕面大滝に至る源流が流れる流線形を白パステルで書きました。このラインに沿って凹型のカタチを作って水が流れるようにしていきます。
ビジターセンターを少し嵩上げするので、下にモノを置いて高さを確認します。
10㎜の高さにします。スチレンボードで台をつくり固定しました。
センターを置いたところです。この南側(手前)に、車道とセンターに行く階段をつくります。
階段は入荷したバルサ材で、車道は厚紙です。ここまでは通常の作業ですが、つぎの「源流の流れ」が一苦労でした。
流れている部分のほとんどが山の斜面なので、写真の右から左に川が流れているように
しなければならず、断面が凹の形状になるようにするため、結局このような"破壊行為"に及びました。設計図ナシの結果が表れた例です‥。
細かい糸状の繊維がむき出しになり、部分的には穴があいたり、表面に割れが入ったり散々です。
紙粘土を大量に使い、凹形状の流れ道をなんとか作りました。
センターの裏側にあたる部分は、スチレンボードで流れ道の凹形状を強制的に作りました。
センター南側は、紙粘土で斜面を作りました。
センター東側に、分岐する道路を伸ばし、センター裏の広場に行けるようにします。分岐道路とセンターの間に石積みの仕切り壁を設けました。
センターを置いてみます。
ここまでのところで、地面を茶色塗装しました。
山全体も茶色塗装しました。源流の流れ道もそれらしくなりました。まだまだ山肌はハリボテみたいですが、これから緑化しながら修正していきます。