イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

リサイクル引き取り業者と交渉

物騒なタイトルですが、おととい体験した話です。それは女性の声で「もしもし。修理・リサイクルして販売している会社です。不要になった物ありませんか?傘でも靴でもバッグでも何でもいいです。〇〇(男性)がお伺いしますから玄関にでも出しておいてください」。 


そろそろ家の物を整理しなければと思っていたので 好都合と思い、ゴルフクラブ、刈払い機、靴、カバンなど数10点 準備していたら、夕方その人がきて一応全体を見たあと、「新品はないし ほとんど価値はありませんね。貴金属類はありませんか?」と言う。あした同時刻に来ますのでよろしいですか?」 


帰り際に名刺を催促しました。古物商許可番号/大阪府公安委員会とあるので、おかしな業者ではないなと思いました。


妻と金属類の入った入れ物の中をあれこれ相談して、今はもう興味もないし、指輪、ネックレス、ブローチ、時計など箱ごと見てもらおうということになりました。


同時刻に来てまず言われたのは、「記念硬貨などは扱っていません。銀行に行って相談してください。」という。


前日は、靴やバッグ、ゴルフクラブなどには ほとんど目をかけなかった彼は、貴金属になると1点1点独特のルーペでじっくり見定めていきます。数分後、「ううん、すべてメッキですね。価値はありません。全部で1,000円なら買い取りますが‥。」 その言葉にショックを受けました。いや、価値がないことに対してではなく、彼の"いいかげんさ"に対してです。こうやって素人は騙されるんだなあと‥‥。というのも、


実は、彼が来る数時間前、近くの質屋さん(今まで行ったことはなかったのですが)に電話して事情を話し、一度貴金属の鑑定をお願いできないか頼んでみたのです。店長はとても親切な人でどうぞどうぞ いらしてくださいと。全て入れて箱ごと持参し、それはそれは時間をかけてルーペで見てはパソコンで相場?を調べメモしながらかなり時間をかけてすすめていきました。
すべて見終わった後で、「ほとんど価値はありませんが1点だけプラチナの指輪があって、 影がありキズもありますが、完全な状態なら8~10万はしますよ。」石本体がいくら、リング部分がいくらと細かく説明してくれました。「もし、1万程度と言われたら売るのを止めなさい。4~5万と言われたら即 売りなさいとのことでした(上の写真は別の指輪で、本物は売ったのでありません)


店長に謝意を伝え、業者の来るのを待ちました。情報を得たことで不安が全くなくなり、余裕を持ってマイペースで交渉を進められました。「全部で1,000円ですね」と言い放った彼に、「実は鑑定士の見立てでは、この中に1つだけプラチナの指輪があって10万の価値がある。微量のキズがあるので4万ではどうかなあ?」と攻勢に出ました。


「ああ、ひとつだけ見てませんでした。」と言い訳をしルーペで見た後、すぐに4万円をポンと出しました。すぐ「訪問購入契約書」を交換し、その指輪のみポケットに入れてほかの品々には見向きもせず帰っていきました。2度目の訪問なのでクーリングオフは適応されないと契約書に書かせられました。こちらも確定したのでそれで良しです。
事前の知識がなければ1,000円でサインしていたと思うと、空恐ろしいです。(ご参考になればと)

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