イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

46(ヨンロク)会 と 歩こう会

秋深まるこの時期に、2つの行事に参加しました。
 ①46(ヨンロク)会
 昭和46年に入社した同期の会 (始めは4人、今10人) で、退職後から今回で35回目の開催です。年に3~4回実施し、もう10年がたちました。今回は六甲山の中腹にある標高450mの「神戸市立森林植物園」の散策です。


約1,200種の世界の樹木を原産地別に植栽してあるそうですが、この方面に詳しくない我々は もっぱら鮮やかに染まったカエデを心ゆくまで堪能した一日になりました。


今回は6人の参加。幹事持ち回りで、近畿一円 幹事が好きな場所を選定し、素直に従う我々です。


植物園の中心部分にある「長谷池」というところにやってきました。


水面に映る紅葉もなかなかのものでした。


水面をよく見るとカモがいます。スイレンの葉が水面を埋め、もみじが映り、カモが休息する‥。 “油絵のモチーフ” みたいです。
寒い一日でしたが、神戸に戻って もう一つの目的である飲み会では1人増え7人で乾杯しました。


 ②歩こう会
4日後のきょうは、シルバー人材センター会員でつくる歩こう会です。23名が参加して能勢温泉と周辺ハイクです。


最寄りの駅に迎えのバスが来て、満員で出発。


先日の森林植物園の紅葉を見たせいか、同じように色付いたカエデに 鮮烈な印象はなかったですが、今回は温泉が本命です。


昔、かんぽの宿と言っていた「能勢温泉」は、加水していない源泉かけ流しで、温泉通の友人によると、大阪府下では一番の泉質を誇ると言われているそうです。


露天風呂にゆっくり浸かりました。この風景、素朴ですがいつ来ても心なごみます。

引き続き 小物を添える

ジオラマ「矢切の渡しを行く」は一応の完成をみましたが、市民展の締め切りに追われて細部のツメができていませんでしたので、これからやっていきます。というのも、実はもう一つ文化展があって、これにも同ジオラマを出品しようと思っています。シルバー人材センターの「会員作品展」です。12月中旬に開催されますので、それまでにジオラマの完成度を上げていこうという算段です。


農家群の1軒の門柱に表札をつけました。「野菊の墓文学碑」を作る過程で残っていた印刷文字があったのでそれを流用、この農家は「野菊」さんに決定。


別の農家の庭先にシートを広げ、何か日干ししている感じを出しました。日干ししている物は何かというと、‥思いつきませんでした。いいかげんな自分がいます‥。


小径にオートバイを停車させました。畑にはピッタリしない車種ですが、在庫を使い切ろうという主旨で‥。


これも手持ち部品の一つ。わらぶき農家と小径の境に仕切り塀を置きました。


さて、農家の庭に ニワトリ小屋でも作ろうかと思ったのですが、ニワトリ自身を作るなんて至難の業とあきらめ、ここは小鳥小屋を作ることにしました。小鳥なら「丸い粒」を枝に付ける程度でOKだし、この写真 そうは見えませんか? 最終はネットで周囲を囲うので これで十分と判断しました。


完成して庭に置いた状態です。その横には井戸がありますが、この組み合わせ、支離滅裂です。


コカコーラの自販機の横にベンチも設置しました。奥に鳥小屋が見えます。


ジオラマには人間(フィギュア)を置くことで臨場感がでてきます。つぎはフィギュアを置いていきます。

週3日 仕事しています

7年前に会社勤めを終えた後、箕面市シルバー人材センターに登録して 今でも軽作業ですが仕事をしています。いい生活のリズムになっており、ジオラマづくりの中休みで ちょっと紹介します。
場所は 家から歩いて3分、「ヒューマンズプラザ」という 図書館や和室、会議室などからなる2階建ての箕面市文化センターです。そこで週3日 午前中4時間、掃除をしています。

ホール、各部屋、トイレ、外回りと 掃除の範囲は広く、特にその日に使う部屋は開館する9時までに終わっていないといけません。2階は大小5部屋あり、フルで使う日は時間との闘いです。
思い起こせば、 この仕事に就いた初日のことは今でも忘れられません。前任者との引き継ぎもそろそろ終わりと思われたころ、「最後はここや」と彼は私をトイレに連れて行ったんです。和式便器の中に手を突っ込み スポンジで掃除する様を見て、この年までトイレ掃除なんてやったこともない私のショックはそれはそれは たいへんなものでした。できるものなら すぐにでもこの場所から脱出したい! 私の動揺を知るはずもない彼は 淡々とトイレ掃除を続けるのでした。
あれから3年半がたちました。4回目の忘年会ももうすぐです。


写真は2階の廊下です。建物は30年近く経ちますが ピカピカでしょう。テーブルや椅子の移動がよくあり、こすった痕や汚れが後を絶ちませんが、モップできれいにするコツをまず覚えました。


このように片足で踏みつけ、この写真で言えば 左の方向にこするんです。体重をかけるほど よく落ちます。始めは両足のバランスがとれず苦労しましたが、前日に付いた汚れならすぐ見分けがつき、ほとんど取れます。


もう1例。この部屋は大会議室で全面 短い毛で覆われた じゅうたんのような床面で、糸くずや小さいゴミは掃除機でなかなか取れず、時間ばかりかかっていましたが、1年ほど経ったころ、グループのおばちゃんから「私はこうしてる」と教えられました。


実に単純なことなんですが、ガムテープを1周のり面の状態にセットして左手に持ち、掃除機で取れないとき、これを転がすんです。作業時間大幅短縮。ちょっと考えたら誰でも思いつくことですが、それができない。頭カチンカチンな私。


これから サクラとイチョウの落ち葉が舞う時期、1年で一番外回りに時間を使う季節がやってきます。
我々清掃クルーは4人。一日2人が1階、2階をそれぞれ担当。あいだの休憩時間は、同じ年代なので茶菓子で楽しく世間話。いつも朝7時10分に家を出ます。妻が私を送り出すときの言葉は、「きょうもガンバッテね」ではありません。「お茶会にいってらっしゃい」なんです。