イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

展望線(高架線)の敷設

きのうきょうは朝晩の空気がわずかですが、秋を感じますね。といってもエアコンの使用は変わりません。神社では夏休みなので子供たちも朝の体操に来ていて、私も久しぶりに体操/太極拳に行きました。


途中、誰かが西の空を指差しているので振り返ると、あざやかな虹が出てました。未明に降った雨が上がり、気持ちのいい朝を演出してました。


数日前は、4年ぶりに飲み仲間でホテルのプールサイドビアガーデンで乾杯しました。


きのうは近くの公園で盆踊りです。我が老人会も協賛して募金集め、準備、駐輪場管理等、いっしょに楽しみました。写真は、開始まもなくで来場者もまばらですが、日没後は3重の輪が演台を囲んで生演奏の太鼓/歌手の気合に盛り上がりました。


さてジオラマ。今回は黄色点線の展望線(高架線)の敷設です。両端のホームは完成してますので、まずは線路を支える支柱台を4つ作りました。写真左から、池の淵に1つ、池を渡ったところに1つ、入場門近くに1つ、小山の傾斜部に1つです。


線路はフレキシブルレールを使い、道床は6x6㎜の木材棒2本を曲げて使います。木材を曲げていく作業に時間をとられました。当初はスリットを設けて 多少割れが入るが手で曲げていったのですが、強度が不安でボツ。


ドライヤーで局部を加熱し 滑らかな曲げを期待するも、加熱不足でこれもダメでした。


最後はろうそくです。もちろん多少の焦げはありましたが、割れはなく、この方法で2本作りました。


部分的にRのきついところもありますが、手直ししながら自然なカーブがほぼできました。


支柱台に乗せては曲げ角度の調整を繰り返し、どうにか道床ができました。


支柱台に接着固定し、重しを乗せて翌日まで待ちました。また2本の道床の間のスキマに、フレキレールを固定するための木片(2cm長)を適当に挟み込んで接着しました。


道床に沿ってフレキレールをクギで固定していきました。クギ間の間隔は、3~10cmほどで、曲率の程度によって枕木にピンバイスで孔をあけてフレキレールを全長固定していきました。


高架線レール(左側)を敷設した状態です。久しぶりに観覧車(写真左側)をセットしてみました。観覧車との接近を実際に見るためです。


もともと高架線のカーブ度合いを決める際、観覧車との間隔も考慮し、また曲率がきつくならないよう決めて作り込んできましたが、7~10㎜のスキマを想定していました。


車両を置いてみると、ヒヤ汗ものでした!スキマが2~3㎜!! 実際 観覧車を回転させてみると、接触はなかったものの敷設設計の甘さを痛感しました。


つぎは車両通過時の検出に使うリードスイッチの固定/配線です。検出方法には従来からリードスイッチを使っているので今回も同様です。ただ、今回 レール間に入れるため小さめのスイッチを入手。接点片はガラス封止されていてリード線に力を加えるとすぐにガラスが割れ、扱いに注意です。ラジペンで本体部に加圧しないよう曲げ加工していきます。


周回線のレール(ユニトラック)は脱着可能なので、道床に孔あけし配線を裏から引き回しできるので、自由にできました。要はリードスイッチ本体に力を加えないようにすればいいのです。


高架線のほうは、これも下が抜けているのでなんとかなりました。


高架線のレールへの通電配線も終えました、リード線が隠れるよう終端処置を別途します。


ということで、高架線の電気関係も終了し、次回は車両運転に移ります。

釣り池の製作

レイアウト(情景づくり)が最終段階に入ってきました。全体レイアウトの右端手前のコーナー部分です。5年前に製作の「鎌倉・あじさいのころ」の釣り池をここでも再現します。


これはその時の「釣り池」です。今回は構図が一緒なのであまり考えずに進みました。


今回は線路に沿った石積みを省略してシンプルな形状にします。5㎜tのスチレンボードで、池底、水面(なみいたくん)を受ける棚、釣り人が歩く地面、の3つのパーツをつくりました。


3枚を接着し、着色し、池底の周囲に草を生やし、池の中に入る桟橋の受け棒をセットしました。このあと「なみいたくん」をかぶせます。


「なみいたくん」をかぶせ、桟橋(端材箱から選んで)を乗せました。


できあがった釣り池です。


牧場のコーナー部に置いてみました。


線路に沿ってフォリッジで隙間を埋め、池の両側に1本づつ植樹しました。管理小屋も残材から流用して池の入口にセットしました。


釣り池に行く通路はこの白い部分です。土色に塗り、脇は緑化していきます。


パウダーとフォリッジ、樹木で通路ができました。


釣り人は入荷後、桟橋や池の周囲に配置の予定です。


線路に沿ったこの通路の先は、線路をまたいで入場ゲートの道につながります。


この分岐線路部分に踏切(4種)を強引に作らねばなりません。


このような格好になりました。線路はKATOのユニトラックで、脱着可能構造にしており、スーっと横に抜き取り可能です。従ってそれぞれのレールの間の踏切板2カ所だけユニトラックに接着固定してあり、他の3つの踏切板は地面に固定しています。


ここで余談ですが、ユートピア駅のエレベータ塔が傾斜しているのを、妻の介護に来てくれた次女がするどく指摘してきました。正面からは垂直ですが、この方角から見ると一目瞭然です。振り返ると、高架ホームをエレベータ塔に接着する際、無意識に押しつけてしまったみたいです。


高架ホームの接着をなんとか離脱させ、エレベータ塔の底に板をかまし、一苦労のかいあってなんとか修正できました。


再度高架ホームも取り付け、全方向から垂直になりました(写真では傾いてるようにみえますが)。第三者の意見はありがたいですね。
さあ これで情景づくりは終わり、次はジオラマを横断する高架線の敷設に入ります。

牧場の背後

このごろは、コロナ前に戻ってきたという報道が多く聞かれるようになりましたね。私も手話の納涼会やら同期の飲み会など、時間の取れる時は(娘の協力を得て)そこそこ参加し、「元気だった?、変わらないね」と再会を喜ぶ機会が増えてます。


妻の方は、いつものペースでデイサービスに週5回お世話になっています。帰宅すると家の周りを散歩し、季節の花々を話題にしスローライフ、ステディーライフを続けています。


テレビの前のデイサービス"おみやげ"スペースもいっぱいになってきました。テレビのリモコン電波が隠れて届かない事態も!


さてジオラマの方も新しいステージです。牧場の背後(黄色の点線エリア)を小山にして展望線車両の駅を設ける段階に来ました。 実は箕面市高齢者作品展も数年ぶりに復活して、ここに出品しようと計画しています。作品展は9月8日~12日、搬入日は9月6日。あと1カ月弱です。レイアウトを決めて車両が動いて完成ですが、間に合うかの戦いが始まっています。(作品展については、納期に自信ないので書こうか迷ったのですが、成否をネタにするのもアリと思って書きました)


さっそく30㎜厚のスタイロフォーム3枚を重ねて、山の形にカットしていきます。


牧場の傾斜に合わせながら作業開始です。


山の上に 駅の乗る面を残しつつカットしていきました。


単体ではこんな形状になっています。


茶色(ローアンバー)で下塗りし、右の切片に石積みシートを貼ります。


山上駅を作ります。階段を下りて左に(写真の奥の方向に)行くようにします。階段のそばにある10㎜長の丸棒(竹ひご)はホームの柵に使います。


ホームに柵を付け、ベンチを1つ置きました。山肌全体に適当に草色パウダーも撒きました。山の端部側面に石垣シートも貼り付けました。


牧場側から見通した状態です。(牧場の中にあるのはレールに供給する電線です)


山肌に植林します。いつものように、アレンジワイヤをよって幹と枝をつくりフォリッジ、ライケンを枝に接着して11本作りました。


植生しました。地肌にも適当にフォリッジを置きました。切り立った石垣の上に防止柵も付けました。


石垣と反対側のすそ野も緑で覆っています。


すそ野の端部はトンネルにしました。すそ野の山肌に小径をつけて上って行く案も考えましたが、すそ野の真上を高架線が通るので 山肌をそのまま残した方がスッキリするとし、トンネルにしました。


次回はジオラマの最後のスペース(黄点線内)の製作にかかります。釣り池です。