イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

箕面市民展で入賞/ピノが来た

箕面市民展が始まり、きょうは友人と見に行きました。絵画・彫塑、写真、工芸、書道の4部門に合計322点が出品され、そのうち工芸は61点でした。


今年は「老人会」や「太極拳」のクラブに入会したこともあり、地域の方々とのつながりもかなり増えて、市民展の案内はがきを去年の3倍配りました。はがきのウラに私のサイトを紹介する文面も貼り付け、お互いの面識を深めるのに、このはがきはとても役立っています。


会場は箕面駅前のビル地下1階で、各部門ごとに入口があり、


工芸の部は奥から2番目の入口です。写真中央に私のジオラマが見えます。


今回は、始めて賞をもらいました。「奨励賞」です。主催者賞、大阪府知事賞、読売新聞社賞、箕面商工会議所賞、‥などはそれぞれ1人ですが、奨励賞は5人いました。でもひとつの記念になるので素直に喜びたいと思います。今年の題材が地元の景観でしたので、審査員に受け入れやすかったのかな?


この市民展では電気を使うことができないので車両を動かせず、もっぱら情景製作に専念してレイアウトを何とか完成させました。1ヶ月後のシルバー人材センターの作品展では電気使用も可能なので、これからの1ヶ月は電気系統、マイコンソフト系統の製作に費やします。


ところで、いま我が家では「ピノ」という室内犬が部屋中を走り回っています。今年3月に先代の犬が亡くなり、さみしくなった家をまた明るくしようと、次女が先日、二代目の室内犬(先代と同じミニチュアピンシャーという種類の小型犬)を買ってきたのです。


息子家族も会いにやってきました。まだ生後3~4ヶ月です。誰かまわず 人の顔をペロペロ。どこでもオシッコにウンチ。子供たちが帰ったあとは、妻と私で たいへんです。


それから よく噛みます。孫の半パンもエッジがボロボロ。


写真にある ベランダの窓ワク(木の部分)の噛み傷は先代犬の残した痕ですが、今度の「ピノ」も全く同じところを噛んでいます。犬の習性ってホント似てます。
これから先、2人と1匹の生活が始まります。

いよいよ箕面市民展に搬入

きょう、やっと市民展搬入にこぎつけました。今年も次女に休みを合わせてもらい、1200✕450のボードを二人で会場に運びました。受付開始の直後だったので、「工芸の部」で受付番号6番でした。


写真は受付を終えて会場を出たところです。さっそくスタッフの人が私のジオラマを見ています(右の人)。きょうは作品搬入日で、会期は10/25(金)~11/3(日)です。今回は、この1週間にやった追い込み作業を紹介します。


箕面市のゆるキャラ「滝の道ゆずる君」が箕面駅のロータリー中央に立っているので


紙粘土で「ゆずる君」を作り、ロータリーに接着固定したが、


衝撃で足元の接着が外れ、その勢いで首の接着も外れ、撃沈!(ここまで以前紹介済)


再発は許されず、今回0.6ΦSUS棒を通し、ベース部に刺して再度接着。


これで搬入搬出の振動には耐えられると思います。


つぎは車両関係です。「渓流線」に走らせる観光鉄道は、TOMYTECの筑豊電気鉄道2000形にしました。普通列車よりエンジョイ要素のあるこのスタイルが気に入り、決めました。ただ、阪急電車の"あずき色"とはかけ離れているので、下の赤のラインを


このような"あずき色"っぽい色に塗り変えました。


一方、「山間線」に走らせる車両はオーソドックスな阪急電車を使います。1両編成のため、前方後方とも"正面の顔"にしないとおかしいので、Bトレの正面を利用することにしました。


これで両方向とも"表の顔"になりました。車両へのこだわりがない私ですので、ボディーと顔の型式のミスマッチは気になりません(車両を愛する方々にはごめんなさい)。


車両を「ゆずる号」にしようと、パソコンでこんな顔をつくりました。


「ゆずる君」を観光車両の正面に貼り付けました。行先表示も 「箕面←→滝下」としてます。(接写で撮ると、下の赤ラインを塗り直したアラさがわかり、ガッカリです)


阪急電車のほうにも「ゆずる君」を正面と両サイドに付けました。この車両は梅田から宝塚線~箕面線~からの乗り入れ直通として、行先表示も「梅田←→滝下」にしました。


さて、駅前の踏切ですが、信号機と遮断機を設置しました。写真左側の信号機はクルマから見えるように車道方向に向けました。


「滝下駅」に到着したお客を歓迎するために、"ようこそ箕面大滝へ"の看板を設けました。手前の山間線ホーム側は設置スペースが足りずボツに。


一方、箕面駅の「山間線」ホームと線路の高さ違いについては、ベース部分を削って合わせました。ホームと車両の間にもスキマがでており、ホーム側を修正しています。


その結果、なんとか見れる状態となりました。駅を発車したらすぐ踏切を通過しますが(写真左端)、時間もなく「第4種踏切」にしました(遮断機なし)。


簡易の警告表示を立てるにとどまっています。


以上、すべて完成です。この状態で搬入しました。搬入の前に各アングルから撮った写真を以下に載せています。


搬入の直前、次女が作業まわりを掃除してくれました。


搬入先の会場で、紹介文をジオラマの断面に貼ってきました。お疲れさまでした‥‥

線路に絡む作業

この一週間は線路にからむ作業をしました。観光鉄道渓流線のバラスト撒きと踏切道路、もう一つは山間線の直線線路の敷設です。箕面市民展の搬入まで一週間を切りましたが、追い込み作業がイマイチ停滞気味です‥。


搬入のため、ジオラマ全体を載せる合板をコーナンで買って 470✕1200✕12にその場でカットしてもらいました。写真は、ベース(スタイロフォーム)4隅を合板に接着したところです。 
まずは渓流線(S字カーブ)の線路にバラストを撒きます。


レールの中は当初からバラスト撒きを終えていますので、今回は両サイドです。


バラスト撒きを終えました。


線路全長にわたって撒きました(トンネル内は除く)。写真の緑地帯はベースに固定しているので、バラストとの境が自然の感じですが、ユニットをはめ合わせるその他の部分は境目がどうしても目立つので、スキマの大きいところは別途フォーリッジで修正します。


つぎに、駅前の踏切をわたる道路を作ります。バラストをうっかり撒いてしまったので削り取りました。


板紙でこのように作りました。


色塗りしました。もう少し手間をかけたいですが、余裕ができ次第にします。


つぎは山間線の直線部分の線路敷設です。「B地区」(昆虫館/瀧安寺)のユニットが装着、取り外しできる構造(矢印部分)としていますので、写真の手前から奥の箕面駅まで線路をベースに直接固定することができません。


ということで、1本の角材に線路を固定し、これをベースに載せて置く方法としました。「B地区」を取り外すときは、この線路をまず外すという構造にします。
山間線はジオラマにほとんど隠れており、「箕面駅」と「滝下駅」に電車が現れてくれるだけでいいので、ラフに敷設していきます。


当初、フレキレールを薄い道床の上に敷く予定だったので、それに合わせたベース高さにしていました。


線路を受ける角材は12✕12㎜です。


ベースに置いてみると約10mm高い状態です。


「箕面駅」も、線路が高すぎて屋根から電車が突き出ています。ベースを削って高さ調整していきます。