卒業する生徒にプレゼント
きょうは小学校でパソコン教室を管理している話をします。何度か断片的に載せていましたが、2年弱続いていたこの教室が3月末で終了します。生徒たちとのお別れがさびしいです。特に毎回来てくれていた子たちが‥。
自転車で5~6分のところにある小学校で 、保護者の申請で登録した4~6年生を対象に、放課後自由に来てタブレットでドリルをやる という教室です。
コロナ禍のため、入口と窓を半開きにしてエアコンを稼働していますが、この部屋は履物を脱いで入室するので子供たちは感じないらしいですが私は足がスースーしてます。
開講した時は15~20人くらい来ていた子たちが、2年経って終了間近もあってか、現在は5~6人です。入室しても途中で帰る子が多くなりました。
その中で、学校下校時刻の最後まで頑張っている子たち数人をとても愛おしく感じます。6年の女生徒がそこに2人います。もう1人は4年生ですが、最後まで頑張っているこの3人に何かお別れの品を贈ろうと決めました。
会社の友人から20年くらい前にもらったストローアート6体がすごい出来栄えで、感激して大事に箱入りしていましたが、老い先 長くもない私なので有効に使おうと、3体をプレゼントしようと考えました。
100均でミニケースを買ってきました。背景を作ってこれに入れようと思ったのです。
ジオラマ風にしようと、1.5mmtのバルサ材をベースにして、スタイロフォームで小山をつくり、
いつも使っている草原マットを貼りました。
私の定番である木を1本づつ植えます。例の通りアレンジワイヤを束ねてねじり、幹と枝を形づくります。
草原シートにフォーリッジを適当に置き、
枝にライケンをちぎって乗せ、樹木にしてまずは恐竜を置きました。足も接着しています。
つづけて、昆虫、エビの2体も完成。
ケースをかぶせて出来上がりました。
最後に、ケースの底に3人へメッセージを書いて終了。私も気持ちよくこの仕事を"卒業””できそうです。3月17日が6年生の卒業日なので、6年生にとってはきのうが私にとって最後の日だったので渡しました。
そのあと、もじもじしながら1人の6年生が私に「小物入れ」をくれました。ヘアイロンで厚紙に布を熱着して立体三角形の入れ物を作ってきてくれたんです。つくる過程を聞きながら かわいさが倍増しました。
箕面市教育委員会からシルバー人材センター経由で仕事をいただいたパソコン教室の管理業務。私にとっては会社退職後3度目の仕事でした。シルバー人材センターでは仕事の定年がないので、またお呼びがかかるかもしれません。「前向きに。いま、その時を楽しく!」を今後も持ち続けていきます。