バリアフリーしました
妻のケアマネさんと話して、トイレにひじ掛け(便器に座ったり立ったりする時の支え)を付けましょう、と提案がありました。介護の世界は組織/システムがしっかりしていることを痛感しています。
翌週、業者の人がレンタル品として持ってきてくれました。点線の部分が補助具で、矢印の固定枠でしっかり便器に固定され、取り外しもすぐできます。障害者にはとても助かります。お試し期間(1週間~10日)後、月300円台で借りられます。業者からレンタル品のカタログをもらい、ベッドから立ち上がるときの つかまり具など豊富にあります。
そのトイレには、実はもうひとつ"出っ張り"があります。
トイレに入るためにこの敷居をまたいでいます。高さ60㎜巾90㎜長さ約700㎜の角材です。私らはあまり気になってませんが、妻にとってはもちろんない方がいいに決まってます。この際、この角材を外そうと決めました。
ハンマーで横から叩くもびくともしません。青い矢印は、手始めにノコギリで切ってみました。埒が明かないので、黄色の矢印位置を電動カッターで片側をカットしてみました。歯の深さは58㎜くらいです。同様に反対側もカットしました。歯の深さがわずかに足らずに2~3㎜カットできずに残っています。ハンマーで横に叩くもダメでした。
ホームセンターで「ノミ」を買ってきました。ノコギリとノミでコツコツ削っていきました。ハンマーで思い切り横に叩くとズレました。反対側も同じ作業をし、やっと外すことができました。
角材を取り外して掃除機できれいにしました。
スミの状態です。こんな長ネジが4本も組み込まれていたことがわかってびっくりしました。金属用糸鋸でカットしました。電動カッターで切った位置がこの長ネジを避けていたので幸運でした!。ホームセンターで買ってきたノミは刃先がボロボロになってしまいましたが‥。 さらに、床面に3~4㎜巾のスキマが生じていて、コーキング材で埋めました。
これでトイレの「補助支え」と「ツライチ」になった入口で、妻も満足でしょう。(写真はスキマのコーキング前)
テープを貼って出来上がりです。 ただ、見栄えが悪くなったことがあります。
高さ60㎜の角材を除去したことでその分、ドアの下がごらんの通りになってしまいました。廊下の電気をON/OFFした写真です。でも他人ではないし、無視となりました。