イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

桜のトンネル

先日、妻と4回目のコロナワクチン接種に行ってきました。今回は かかりつけ医だったので、人も少なくとてもスムーズでしたが、翌日 副作用がひどく、倦怠感、頭痛、悪寒で昼間も寝ていました。回を重ねるごとに副作用が大きくなり、次はどうしようかな?と悩みます。 幸い 妻は何も影響なかったみたいでホッとしています。


観覧車の組み込みが終わって、つぎは入場ゲートを入った先に"桜のトンネル"を作ろうと思います(点線)。やっぱり一番いい季節、桜のころを選びました。過去のジオラマで経験があるので、その方法で製作していきます。


その前に草を生やします。ボンド水溶液を塗ってからグリーンパウダーを適当に撒きました。


フラワーアレンジメントのワイヤを12本束ねてねじり、幹、枝の形にしていきます。ワイヤには紙テープが巻かれていて、茶色が現在はなくなって緑だけです(ダイソー製)。


幹と枝を茶色に塗る工程が増えてつらいところです。写真からは茶色がよくわからず、スイマセン。12本つくりました。


桜の花は、ネットでタケダモケイのスポンジ(白)を購入しました。


白と赤で桜色の水溶液を作って缶(写真左)に入れ、スポンジを入れてフタをし、よく振って混ぜ合わせます。桜色って、かなり白に近いですね。経験では赤を入れすぎて、濃い桜色になったことがあり、経年変化でより濃くなったので、今回は慎重に進めます。白にごく少量の赤を入れて水溶液にし、スポンジを入れ缶をよく振ります。出来栄えを見ながら赤を加えて繰り返していきました。最終的に白:赤が、100:2~3くらいかな?


枝に速乾ボンドを塗り、スポンジを付けていきました。12本つくるのに2時間くらいかかりました。花が落ちやすいので、このまま1日置きます。


桜のトンネルの下にベンチやフィギュアを置きたいので、まず片側に6本植えました。はじめからトンネル状態にしてしまうと、作業がしずらいので。


以前から準備していたベンチを1つ置いてみました。少しづつ雰囲気が出てきましたね。

観覧車の設置と色塗り

ジオラマ「大阪ユートピアランド」のランドマークは"大観覧車"です。個体としては完成していますが(既報)、ベースに設置すると合計高さが240㎜ほどあります。このままでは完成後に収納ケースに収まり切れません。


ジオラマ収納ケースには、すでに過去に作った4つのジオラマが入っています。もう余地がないようですが、更に今回のものを何とか入れる予定にしています。しかし入れるには2段目の棚の上部しかありません。


このように斜めにしてやっと入ります。これが当初の案でしたが、やはり見た目がスッキリしないので、収納するときは観覧車を外して水平に収納することに決めました。観覧車の台座は既に作ってあるので、台座をベースから外せるように構造変更します。


台座の隅を切り取り、抑えの板を上から取り付け、台座が上方に外れないようにします。


4隅を同じような方法などで押さえます。


4つの押さえパーツを池の底(ベース)に接着し、台座=観覧車がベースに固定された状態になりました。押さえ板が目についてしまいますが、池との境界に柵を取り付けますので、あまり違和感はないと思います。


観覧車をベースに装着するには、矢印の方向に差し入れます。外す場合は後方に引き出します。


観覧車をセットしたあと、後方に210㎜長の連絡橋を架けます。


連絡橋の裏に凸突起を設けて観覧車が後方にズレないようにしました。これで観覧車の設置が終了ということになります。


連絡橋の左右に柵を取り付け色塗りしました。つぎに観覧車骨組みの色塗りです。


上の写真は回転実験をしたときのもので、ゴンドラ以外は素材の色そのままです。


観覧車の軸を支える支持脚と回転部カバーを派手な黄色に塗りました。ベースの台座面はコンクリート色(灰色)、ゴンドラを吊る梁などは全て白っぽい灰色(ターナーのニュートラル8)で塗りました。写真は正面からみたところ。


これは裏側から見たものです。


ゴンドラを吊るすバーは、吊り金具との接触部のみ色塗りをしていません。すべりが悪くなるのを心配してです。  つぎに池との境に柵を設けます。


これが完成した境界柵です。実は、観覧車をスライドさせてベースと脱着させる構造にしたため、単純に柵を上から接着することができないのです。


写真のように、直接観覧車の台座に柵を設置すると押さえ板に当たります。押さえ板とツライチの薄い長板を作って固定し、この上に柵を取り付けることにしました。


つぎに正面の柵については、2つの押さえ板に柵の一部を接着し、台座を滑り込ませたとき柵が連続するようにしました。


後方に連絡橋を装着して柵の取り付け完了です。


これまでの進捗がわかるよう、全体写真です。観覧車が大池に突き出している感があり、地面より3㎜下げたこともよかったです。

妻が玄関に下りない工夫

前々回のブログで、妻が玄関に下りやすいようにと、①補助のガイドバーの設置(下の写真の左)と ②ステップ台(右)を作りました。


夕方、デイサービスから帰ってくると、居間のテーブルに座り水分を摂らせてゆっくりさせるのですが、自分でゆっくり立ち上がり、居間の中を"よちよち歩き"し始めます。廊下に出て必ず玄関の方に行きます。一種の放浪癖かもしれません。外に出たい気持ちが伝わってきます。「もう夜になるから居間に戻ろう」と言うのですが、これが何回も繰り返されます。
気付かずに一人で玄関に行ってしまう時もあり、玄関の下に落ちて倒れてしまったら、と考えると、玄関に下りない対策を講じるのが必然になってきています。


前々回、玄関に下りないためのバー1本を置きましたが、娘たちに簡単すぎて一蹴され、けがをする前に本気で考えました。


廊下から玄関の下まで30㎝高さで、下は1.5m四方ほどあります。ネットサーチして横にスライドする可動式フェンスや、ホームセンターへ娘と行って庭やベビー用可動フェンスなど検討。妻がいる間だけ1.5m四方を廊下の高さに平板で嵩上げすることも考えました。
結局、バリケードみたいなフェンスを木製で自作することにしました!


ホームセンターで材料を購入し、寸法切りしました。4,000円強の出費です。


できたのは、こんな"バリケード"、巾136㎝、高さ100㎝です。


固定方法ですが、35✕35㎜、長さ197cmの棒にバリケードを引っ掛ける方法にしました。棒を固定する木片2つを強力両面テープで接着し、棒をそのあいだに入れ、上に取り出せるようにしています。


L字金具を現合で曲げ直してバリケード上方に取り付け、棒に引っ掛けます。


反対側は2階への階段を利用して同様な構造です。写真で、真ん中の板が1㎜強 落ち込んでしまったのでスペーサをカマせました(バリケード製作時のミスです)。


下側の固定については、丸ビスの頭を3㎜ほど出した状態にし、


廊下に7㎜Φの孔をあけ、ビスの頭が入るようにしました。妻が発病前なら「なんてことするの!!」って言ってるはずです。この家も30年近く経っていますので私は何も気になりません。バリケードがキッチリ固定出来て、取り外しも簡単なこの方式で、しばらく様子をみることにします。


玄関のドアを開けて外から見た"3点セット(バリケード、補助バー、ステップ台)"です。


妻がデイサービスから帰ってくると、家に入る前に散歩に出かけます。片手を抱くようにつなぎ、ほんの40mほどを往復して約10~15分かけて歩いては休みして習慣にしています。

途中の、あるお宅の2匹のうさぎさんに、きょうも来たよって会話したり、


Uターンする場所に小さい畑が一段下にあり、今の季節の花 すいせんはまだ咲いてるかな?って声掛けたりしています。
散歩を終えて家に帰って居間に座らせると、例の「バリケード」をセットし、自由に家じゅうを歩いても安心な気持ちになっています。