イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

ホームページの更新/箕面駅のホーム増設

昨年のジオラマテーマ「ゆずる鉄道」をホームページにアップしました(下記クリックでも確認できます)。毎年 作品が完成すると、そのダイジェスト版をホームページにアップしています。久しぶりにホームページを操作して、私のジオラマ歴も10年たったと改めて感じています。



さて今年の製作にもどります。「ゆずる鉄道」を滝の源流に発展しようとすすめていますが、その出発ホームを新規に作っています。


スチレンボードを重ねてホームの高さを13mmtにしました。阪急電車がフレキ線路上で入線するときの高さです。また このホームは地上から10m相当の高さにあるので、もちろん階段を下りて駅舎に向かう構造にしています。階段をホーム中央に設けました。


新設のホーム(左上)と地上の高低差はジオラマで約7cmあります。極力低くしたかったのですが、箕面川ダムの横を走らせたいので、スタートの駅ホームを高くしています。


つぎに新ホームに屋根をつけます(左)。屋根を受ける横壁です(右)。いずれも1.5tのケント紙でつくりました。


それぞれに塗装しました。横壁は窓付きで 透明シートを貼っています。


横壁に新ホームの名前を表示しようと思い、PCで関連文字をつくりました。


横壁の外側に貼りました。地上から7cmの高さにセットしますので、よく見えます。


ホームにベンチ、ゴミ箱、支柱、白線、壁に行先表示、を揃えました。

背面新設エリアの基礎工事② /ピノ

去年製作したジオラマの背面に、新設の線路を敷設するための土台工事をしています。


線路を敷設する上面全体に、とりあえずターナーのローアンバーを塗りました。敷設はもう少しあとからします。


「箕面駅」の背面は、垂直の"壁"がモロに見えるので、「津川の石積みペーパー」を貼りました。壁の上側は箕面駅のホームを新たに増設するので、壁の途中から突起状に出して上の平面部分を広くしています。


突起部分にタテの梁を付けて強度を演出しました?


このトンネルは、箕面駅のロータリー周囲を回って山側に入る車道です。2つの踏切と箕面川を渡ってこのトンネルに入ります。次に トンネル入口に"ひさし"を付けます。


石積みペーパーと厚手のボール紙を使って、


このカタチにして、


入口に"ひさし"を付けました。 土台の基礎工事が終わったので、線路を敷設します。


土台上面にフレキシブル線路(約1,150mm長)を敷設しました。上面はケント紙(1,5mm厚)とその下はスタイロフォームです。止めクギでしっかり固定できました。 次は箕面駅の新ホームなどをつくります。
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ところで、我が家のマスコット「ピノ」のお話のつづきです。2代目のミニチュアピンシャー「ピノ」は先代の「チョコ」より"噛み癖"と"走り癖"が強く、別名「攪乱のピノ」です。


入居から3ヶ月、すっかり慣れて、天気のいい日の散歩も私の日課になってきました。


歩いて数分のところにある公園です。この日は平日のお昼どき、だれもいません。リードをしっかり持ってピノの"かけっこ"に付き合います。


ピノの部屋は、前に娘が居た部屋ですが、どこでも噛みます。


私が自作した大きなトイレの枠も風前の灯火!になってきました。床からの段差があるので 噛みやすいのではと思い、


その横に厚い板を敷きました。が、写真のように今度はその端を噛みます。


これが拡大写真です。こんないたちごっこがずっと続いていますが、だんだん習性がわかってきました。


既製品のトイレを横に置いてみると、木枠の部分より高いので木枠は噛めないし、既製品トイレ全体は丸みを帯びていて歯に引っかかりません。木は噛むごとに少しづつ削れて噛み甲斐があるんでしょう。もう1週間たちましたが無事なので、この部分は解決です。
もう一つの特徴は、突然の"攪乱"です。何かを感じてあたりを駆けずり回ります。つぎの動画をご覧ください。



ピノの攪乱
きのうは窓のカーテンレースがピノの首に巻き付き、動けない状態になって一大騒動になりました。
最後に、私自身のことでもう一つ報告です。3週間前に「ジオラマ収納ケース」を自作しているとき、クギ打ちの際 誤って自分の右手人差し指を強打してしまったのですが、


3週間たってもまだ治りません。内出血の痕は消えないし、指先でスイッチなどを押すのも痛くてできません。完治はまだ先のようです‥。

背面新設エリアの基礎工事

新しく敷設する「勝尾寺直通線」を、昨年のジオラマの背面に走らせるための作業をしていきます。


上図の緑色の部分が新設するところです。左端の「箕面駅」から直線でグングン上がり、右方のダムにつなげていきますので、まずその勾配を決めます。経験値がないので、どのくらいの角度までOKなのかわからず、素人なりに実験しました。


コントローラの速度を適当な位置に固定し、去年使った観光列車と阪急電車で 勾配を変えながら走行スピードがどうかわるか測定しました(20cm走行する間にかかる時間を測定)。


その結果、上りの場合は
①阪急電車は100パーミルくらいまではほぼ勾配に左右されない。観光列車はモータが小さいせいか、勾配に比例して速度が落ちていく。
②160パーミルあたりから車輪の空回りが少しづつ始まる。ウェイト(10g)を乗せても変わらずでした。
ということで、100パーミル程度の勾配で阪急電車を使うことにしました。その後の基礎工事の製作で、実測の最大勾配は112パーミルになりました。


ここから基礎工事です。現状では ダム側にいく部分は少し広くなっていますが、新設の線路のこのあたりはS字曲線の部分になるので 更に広くする必要があるので、


従来の山地を直線的にカットしました。


さて、線路の土台づくりですが、30mm厚のスタイロフォームをこのようにカットして立たせます。右側が「箕面駅」側で、約70mm高い位置に新ホームができます。左端はダム側で、地面から185mmの高さです。中央の四角の穴2つはメンテ用に抜きました。


ボードを立たせるとこんな感じです。エッジにはグラつき防止の板をあてがっています。


もう1つボードを立たせてダム側に巾を持たせました、グラつき防止の効果も含めて。この土台の上に、線路を敷設するための平面をつくるのですが、水平面と傾斜面が なだらかな連続した曲面になるようにするため、厚めのケント紙(1.5t)を使いました。プラバンより腰があり接着性もいいので。


土台の展開図です。ダム側端部は、線路が端面と直角になっていないとジョイナー接続がスムーズにいかないので気を付けました(経験から)。


ケント紙を貼って重しを乗せ、一晩たって曲面がきっちり出ました。


箕面駅側の土台です。駅からダム方向にいく上りのスロープもなめらかにいきました。


昆虫館/龍安寺付近の背面土台の様子です。急激な壁のようになっていますが、いかに山並みにつなげるか、工夫が必要です。