イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

新型コロナウイルス/箕面ビジターセンターのエリア

現在流行中の「新型コロナウィルス」の余波で、当方の絡む行事にも中止・延期が相次ぐ状況になって来ました。これだけはやむを得ないといったところです。


①3/1(日)手話のイベント「みみの日記念大会」が中止に。
②3/8(日)地元の箕面市主催の「箕面・止々呂美・森町ハーフマラソン」には、私もエントリーしていましたが、中止ハガキが届き、参加費3,000円は現金書留で返却されるそうです。
③週2~3回勤めている小学校では、2/28~3/31まで勤務なしと突然連絡が入りました。ホッとする反面、子供たちの明るい笑顔が急に見れなくなる寂しさに襲われました。
④毎週水曜日に実施している「手話サークル」も全会一致で3月はお休みとなりました。来年度(4月)から代表を退くことにしていましたので、それが1ヶ月早まった感じです。
⑤ほかにも、週2~3回の太極拳の教室や シルバー人材センターの懇談会など、3月の行事が中止に。 去年の年末に「歩こう会」と「料理クラブ」も退会していますので、3月のカレンダーはほとんど真っ白です。毎朝 神社でやる「早朝体操と太極拳」だけが続いています。屋外だから という理由ですが、マスクだけはしてくださいとのこと。


さて、ジオラマに戻ります。前回は全体ベースにループ線を敷設したところまででした。今回は、概略図の黄色のエリアの製作から始めます。このエリアは「箕面ビジターセンター」が中心となります。


この写真は4年前に当家ファミリーで「箕面ビジターセンター」の"もみじ広場"でBBQをした時のものです。マイカー族には評判のBBQ広場です。この広場を囲むように箕面大滝に通じる源流が流れています。


ということで、概略図黄色のエリアのベースを5mmtスチレンボードで採寸しました。


隣りのブロックとは「観光鉄道渓流線」の線路で繋がります。


隣りのブロックは、山並みの高さが18cmあり、地下駅を見せる垂直なカット断面もあり、どういう地形でつなげていくか、楽しい時間が始まっています。


30mmtのスタイロフォームで、地面に隠れる構造部分から具現化していきます。写真右方に、箕面ダムを想定したくぼみも作っています。

全体ベースに線路を敷く

去年のジオラマの背後に1本の線路を新設する作業が終わり、これからは今年のテーマである「箕面大滝の奥へ」の製作に入ります。まず 全体ベースから始めます。


第2期概略図の全体ベースは500✕1220✕30㎜のスタイロフォームで作ります。


寸法通りの材料がなく、写真の左上の一部をツギハギしています。接着直後なので、テープでホールドしています。


概略図をもとに、敷設する線路や渓谷をボード上にエンピツ書きしています。


線路を敷設する前に、おおざっぱに渓谷をくり抜きました。


線路の敷設を始めます。ポイント部分とフィーダーはKATOのユニトラックを使います。1.5mmtのケント紙の上に線路を置きます。写真の左端は、去年のジオラマの線路とジョイントします。


去年のジオラマの右端はこのように単純に線路をカットしてあるだけなので、ジョイナーで接続できるように加工していきます。


ジョイナーは KATOの受け台付きのジョイナーを使うことにしました。フレキ線路とユニトラックの組合せなので、受け台付きのジョイナーの方が安定すると考えたので。


フレキ線路の下方の道床をカットして受け台がセットできるようにしました。


受け台付きジョイナーを装着したところです。右手前から挿入するユニトラック線路は、30mmtのスタイロフォームと1.5mmtのケント紙でちょうどいい高さにしました。


つぎに、フレキ線路をのせる道床を固定しました。5mmtスチレンボードに0.5tの厚紙を貼っています。厚紙は打ちクギの固定をしっかりさせるためです。


渓谷部分の道床は外しています。


道床に沿って、フレキ線路3本をクギ打ちして固定していきます。


クギ打ちを終えた線路です。つなぎ目は3ヵ所あり、そのうちの1ヵ所はループ線路のためのフィーダー線をジョイナーに付けています。また写真左方の、ポイントから分かれる各線路には絶縁ジョイナーをつけています。


フィーダー線はジョイナーの裏側に前もってハンダ付けしました。


実際に接続した状態です。


こちらは絶縁ジョイナーで接続した状態です。線路のつなぎ目は確かにギャップがありますが、0.5㎜くらいしかなく、ホコリで短絡状態にならないのかなあと思ってしまいます。とにかくループ線の敷設も終わり、次回から各ゾーンの地形レイアウトに入っていきます。

背面新設エリアの続き

背面新設エリアを完成させます。基礎工事や 線路の敷設、新駅ホームづくりなどやってきましたが、あとは地面の緑地化です。植樹することで、ブロック間のつなぎ目を目立たなくすることも大事な作業です。


緑地化の前に、新駅ホームの土台コンクリートにヨゴシを入れました。その下の地上平面部分に茶色を塗り、ここも緑化します。


緑色パウダーを撒きました。


つぎに、新設線路の真下に従来線が走っていますが、山で埋まってしまうので、箕面駅を発車するとすぐトンネルに入る構造です。そのトンネルポーターを作りました。
また、新設線路の石積みの壁の上のガードも作りました。いずれもスチレンボードを使用し、マイナスドライバーで表面をデザインしています。


トンネルポーターはこのような状態にセットしました。石積みの上のガードは写真上部に設置します(写真では未作業)。


トンネル周辺の完成写真です。レンガ壁の上にガードを設置しました。山肌はつなぎ目が見えないように植樹しています。


乗客目線で見たトンネル入口の様子です。
 

さて、背面ブロックの上方部分の作業です。ローアンバー色を塗った後、緑色パウダーを適当に撒きました。手前の撒いてない部分は駅近くなので、とりあえずこのままとします。


奥の方は、バラストを撒いたあとにパウダーしています。去年、バラストを撒き過ぎて車両走行に干渉した経験から、うすめにしてみました。枕木や止めクギがはっきり見えてしまっていますが、良しとして進めます。


背面ブロックと従来ブロック(昆虫館/瀧安寺)のスキマや凹凸部分(写真の黄色矢印)の修復もかねて、植樹作業を始めます。去年製作した手前のブロックの後ろ側に、まさかの背面ブロックがこようとは全くの想定外だったので、土台づくりに苦労しました。7cm高いところに線路を敷設し、その下を従来線路が走っているわけで、結果、多くのスキマが生まれてしまったんです。綿密な設計図も作らず、得意の"現合"ですすめた産物です。


樹木づくりですが、いつもダイソー(100均)の「アレンジワイヤ0.35mm茶色」を使っていますが、店に在庫はなく 3店舗回った結果、茶色は生産中止になりました、とのこと。しかたなく 今回 0.55mm緑色ですすめることにしました。


ボディ(幹)の部分は従来から茶色塗りをしているので、作業は変わりません。ボンドを枝に付け、中心部分からフォーリッジやライケンを乗せて枝先へつなげていきます。


出来栄えをよく見ると、枝の先の方も緑塗りをしておかないと"枝が緑"では不自然です。これからはワイヤ全体を茶色に塗ることに。手間やなあ‥‥


両ブロックのスキマの大きいところはフォーリッジで繋いで、その周辺に樹木を植えていきました。


広葉樹が9割を占めますが、アクセントに針葉樹も植えます。


S字カーブの奥(写真左奥)の平面地帯にも植樹してグリーン化を終えました。


先に作っていた勝尾寺線ホームを設置して、背面新設エリア全体が完成しました。


背面ブロック付きの全体情景です。ひと区切りつきました。新設の線路に試乗運転でもしようかと準備しました。



背面新設線路の試乗運転
この新設線路には阪急電車を走らせるので、急勾配を順調に進むか確認しました。結果、前回の勾配実験した条件(KATOコントローラの3.5メモリ)で支障なく動きました。