イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

本年のジオラマ構想

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。早いもので、ブログ開設から4回目の正月を迎えました。完全に生活のリズムになっていて、毎年 年初のジオラマテーマ設定がモチベーションを維持できていると感じています。本年もお付き合いのほどをよろしくお願いいたします。


昨日 初詣に行ってきました。太極拳をやっているいつもの神社で、正月3日目ともなると、さすがに参拝者の数も少なく、数年前 長蛇の列で1時間待ちだった元日のことを思うと、きょうで正解でした。


さて"今年のジオラマテーマ"ですが、昨年製作した「ゆずる鉄道」を延伸させようと思うに至りました。昨年 地元箕面の観光名所「箕面大滝と滝道」に仮想の列車を走らせて好評だったので、その滝の奥にジオラマを展開させようと思った次第です。


滝の奥は地形上どうなっているかというと、滝の源流の1つになっている「箕面川ダム」と、その途中に「箕面ビジターセンター」があり、東海自然歩道の起点もここにあります。これらのエリアは『明治の森 箕面国定公園』に指定されています。さらにその奥には「勝尾寺」があって大阪府下の初詣客でにぎわいます。ここまで「ゆずる鉄道」を延伸させようと思います。 もう少しそれぞれの場所を紹介します。


①箕面川ダム:高さ47mの、岩石や土砂を積み上げて造られたダムで、ダム湖の周りは県道が走っています。ブロブ開設の頃、この周辺を散策した記事です(下記)。


箕面大滝の水源は上図でもわかるように、大小の支流が集まってますが、箕面川ダムからの放流も水源の1つです。(上図は倉田市長のブログより拝借)


このダム擁壁に沿って横断するように「ゆずる鉄道」を敷設する計画で、今からワクワクしています。


②箕面ビジターセンター:箕面国定公園に生息する野生動物の展示や講義室などがあり、周辺は自然散策路、バーベキュー広場など楽しめる施設が揃っています。


ビジターセンターの横は「東海自然歩道の西の起点」の入口になっています。この石段を上って1,697km先の東京の高尾山までの長い道のりです。


③最後の名勝は「勝尾寺」です。ビジターセンター前を通過してクルマで7~8分行くと「勝尾寺」の山門に着きます。8万坪の境内は桜、アジサイ、もみじなどで四季が楽しめます。


"勝ち運の寺"、"勝ちダルマの寺"としても全国から大勢の勝ち運を祈る参拝者で溢れます。運気が上がるパワースポットにもなっています。


以上①②③のように、箕面大滝の奥のエリアも魅力がいっぱいです。この地区に「ゆずる鉄道」を延伸しようと、正月にレイアウトを考えました。


←-----------------昨年完成------------------------→ ←-----------------今年の挑戦----------------------→


昨年と今年のレイアウトを並べたので図が小さくなってしまいました。次回から製作順序など計画していきます。

サーボの動きの検討

2019年の積み残しとなった「Arduinoによる踏切開閉制御」ですが、初めて使ったサーボ関数でサーボモータを動かしてみると、一応の制御はできるものの、”カクカク動作” や 電源ON時に”暴れる”など、先が思いやられる現象が出て、来年への持越しと決めていました。


ちょっと時間ができたので、作品展に出したジオラマから制御ユニットの部分を取り出して机に運び、一から検討再開です。
①遮断桿の回転角度:回転する角度を約80°とします。
②遮断桿の回転時間:閉→開までの時間は3~4秒。逆も同じ。
③サーボ関数 #include  を使って実験再開。



servo関数による動作
電源ON時にフィンが戻る位置をスタート地点とし、80°くらいで止まるようにスケッチをつくり動作させたのが上の動画です。移動中は小刻みに微振動しています。そこで、
④oomoriさんからアドバイスをいただいた #include 関数で実験:



varspeedservo関数による動作
Arduino UNO のライブラリーにないのでネットからなんとか取り込み成功。実験したのが上の動画です。 ③の #include 関数に比べると滑らかに移動しています。oomoriさんありがとうございました。



電源ON時の誤動作
もう一つ問題なのが、電源ON時に瞬間的に「カチャッ」と動く動作です。(撮影時カメラを逆さまにしています)
信号線にポリコンを入れたり、電源ONから数秒後にサーボ関数を読ませるようにしたりしましたが、この誤動作は解決しませんでした。信号線をシールドしたり、電源線と離すなどの検討が必要ですが、大きなブレも解消したし、作品展では1日1回の電源投入なので、ひとまずこの件は終了します。


参考に、実験に使用したスケッチを載せます。
③のスケッチ:
#include
Servo myservo;
int pos;
void setup(){
pinMode(7,OUTPUT);
digitalWrite(7,LOW);
myservo.attach(9);
}
void loop(){
if(digitalRead(7)==HIGH){
for(pos=92;pos>=10;pos-=1){
myservo.write(pos);
delay(50);
}
delay(2000);
for(pos=10;pos<=92;pos+=1){
myservo.write(pos);
delay(50);
}
delay(5000);
}
}


④のスケッチ:
#include
VarSpeedServo myservo;
void setup() {
pinMode(7,OUTPUT);
digitalWrite(7,LOW);
myservo.attach(9);
}
void loop() {
if(digitalRead(7)==HIGH){ 
myservo.write(10,10,true);
delay(2000);
myservo.write(92,10,true);
delay(5000);
myservo.detach();
}
}

太極拳へのお誘い

師走で忙しくなってきたきょうこのごろ、今年のジオラマ製作も一段落し、課題を残しつつも 今は休息時間と割り切って日常行事に明け暮れています。きょうは「太極拳」のお話にお付き合い願いたく‥‥


毎朝7時から神社で始まる「早朝体操会・太極拳会」に向かうところです。まだまだ人通りも少ない中、横の人も前の赤い人も早朝会のメンバーです。みなウォーキングを兼ねて集まってきます。私は家から神社まで歩7~8分の距離です。


会場は、住宅地にデンと構える「阿比太(あびた)神社」で、境内は2,500坪あり、中央の広場が ”早朝1時間の社交場” になります。


神社入口は南向きで、初詣にはここは長蛇の列になります。


境内に入ると、早くから来た人たちが落ち葉を集めています。この時期の落ち葉の量はすごいの一言ですが、私はいつもギリギリでなかなか協力できていません。


体操が始まる5分前に「ピーーーッ」と笛が鳴ります。1分前には「ピッ」「ピッ」「ピッ」と3回鳴ります。落ち葉掃除を止めて体操が始まりました。号令当番の人の「1、2、3、‥」の掛け声に合わせて、ラジオ体操とは全く違うこの会独自の体操が、手・足・首・胴体の、屈伸、開脚、跳躍、ヒコーキなど延々15分くらい続きます。ラジオ体操よりかなりハードですが、みなさん自分の体調に合わせてがんばっています。


体操が終わるといよいよ太極拳です。カセットから流れる曲に合わせて、「24式」と「88式」という演目を合計20~25分くらいかけて演じます。今年5月からはじめてチンプンカンプンだった私も、基本の「24式」はなんとなくできるようになりました。


「24式」は24の型を順番に演じます。「88式」は88の型です。2つの本を流し読みしましたが、やっぱりメンバーからのアドバイスが上達の早道です。


型には1つ1つ名前(写真の黄色部分)が付いていて、たとえば「野馬分鬃」は ”馬の立て髪をなでて進む” とか、「白鶴亮翅」は ”鶴が羽を広げた姿”など。それぞれの型をゆっくりつなぎ合わせながら進めていきます。各動作の流れには、足、手、胴体、顔、重心位置、姿勢などの移動のしかたが定められていて、30年続けているメンバーも大勢いますが、異口同音に「奥が深い」と言っています。


太極拳が終わると、演じた場所の砂利を竹ぼうきできれいにならしてすべてが終了です。早朝会の組織はとてもしっかりしていて、会員は50名ほど。いつも30~35人来ていますが、最近は寒くなってきたせいか、きょうは25人くらいでした。体操の号令当番、夏の蚊取り線香当番、各地発表会の世話役、会計、など。私は来年度から号令担当の一人になってしまいました。


先週は忘年会があり、昼食をはさんで議事と余興で4時間たっぷり楽しみました。今年は30日まで早朝会がつづき、新年は4日から再開です。


(写真は、6月にあった演芸大会から)
今回のブログに多少なりとも関心をいだかれた方は、ぜひお近くの太極拳をしている神社や公園などに一度顔を出されたらいかがでしょう。
私は、特に定年を迎えられた方に絶対お勧めです。その理由は‥‥
①健康管理に最適:
早朝の決まった時間に行くことで早寝/早起きの生活リズムが生まれ、ゆっくりからだを動かすことで体幹とインナーマッスルが鍛えられる。高齢者が始める運動として最適。帰宅後の朝ごはんもうまい。
②地域活動で交流が広まる:
会社人間だった私にとって、地域住民の輪の中に ごく自然に入っていけました、太極拳初心者だからこそ何でも話のネタにして。 また、同年代の方々が多いので、趣味の話でも共感を覚え、太極拳の帰り道に倍以上の時間を費やすこともしばしばです。
以上、太極拳へのお誘いブログでした。