イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

「南京玉すだれ」を練習

「南京玉すだれ」って聞いたことありますよね。実はヒョンなことから、今この和芸を練習しています、というか練習させられています。週1回、練習日を設けて5人で励んでおります。南京ではなく純粋に日本で生まれたこの大道芸、なかなか奥が深いですわ。この機会を逃すと記事も書くことないと思いますので、記憶に残そうと決めました。


来る7月14日に、私が通う手話サークルで「創立40周年記念イベント」が開催されます。数カ月前からそのための準備をいろいろやっていますが、イベント行事が終わったあとの交流会で「南京玉すだれ」をアトラクションとしてやろう、ということになったのです。

これが玉すだれです。33cm長さの竹棒が56本、結び目が110ヵ所あります。写真の一番右端の竹棒の上方に青色のマークがあり、扱うときは絶えず「青マーク」が右上になるような位置に持たないといけません。←理由はのちほど


左が借用していた玉すだれで、1万6千円もします。1回の演芸のために個人用として購入するのは高すぎるとためらっていました。結局、右の玉すだれを買いました。8千円です。それでも高いですが、今後の話題づくりにも貢献するかなあと決断。竹棒長さが30cmで44本、左のプロ用より小さめですが 私はこれで十分です。


個人用を買ってまずやることは、右端の竹棒の上方にマークをつけることです。黒マークをつけました。
玉すだれの特徴の一つは、写真のように左端を持つと全本数が支え合っていますが‥


右端を持つと、支え合うことなく全本数が下に落ちてしまいます(写真では左手で落ちるのを受けていますが)。


そのわけは、竹棒の結び方にあります。右隣の棒の結びヒモの下で抱える構成になっているためです。下記に図解します。

さて本題に戻って、当日演じる内容は14種類のカタチを表現するのですが、口上に合わせて次々とカタチを作っていかなければなりません。


これが口上です。私は覚えられません。クチパクします当日。黄色マークが14種類のカタチです。1つのカタチをつくるのに手間取るのは目にみえています。5人の中で一人置いてけぼりをくいそうです。「ちょっと待ってねー」と何回言うことか‥


時間のある方は14種のカタチを口上の順に載せますのでみてください、。


【魚釣る竿】


【石の鳥居】


【明石大橋】


【尊きお方の後光】


【沖ゆく白帆】


【金のしゃちほこ】


【高知の尾長鶏】


【そば屋ののれん】


【どじょうすくい】


【鯛】


【大阪名物 通天閣】


【富士山】


【万国旗】


【しだれ柳】
お付き合い ありがとうございました。

極楽寺周辺

今回より線路の北側(極楽寺周辺)の製作に移ります。前回まで製作した山の高さほどはありませんが、線路面より一段高いエリアにしていきます。


この部分(線路の奥)が今回の製作エリアです。右方の道路と同じ高さにしていきます。


5mmtスチレンボード上下の間に30mmtスタイロフォームをサンドイッチにして張り合わせ、高台をつくりました。この中央に極楽寺の山門を配します。


極楽寺の山門です(ネットから)。山門がわらぶき屋根ってめずらしいですね。それに、ずいぶん重たそうです。似たストラクチュアもないので、自作することにしました。


スケッチしましたが、イメージで作ってしまおうと詳細図なしでゴーです。


厚紙で屋根をつくりました。屋根の横側部分は推定です。この屋根の上をわらぶきにするのに茶色の粗いパウダーを撒く予定です。


わらぶき屋根には厚さが必要なので、バルサ材でエッジ部分を囲いました。この部分にも茶色パウダーを撒きます。


つぎに、支柱枠組みをバルサで作りました。構造もいたってシンプルに。


屋根を乗せてみました。現地写真と比べると印象が違いますが(重層な感じがでていないが)、原因は 支柱が細かったこと、支柱のスパンが広すぎたことです。製作図がないことがそもそもの原因ですが、これが我が道と 進めていきましょう‥。

トンネルのある山の製作③

トンネルのある山の製作も3回目で、最後にします。切通し道路にガードレールを付けることと、足りない木々を追加植樹することです。


まず、竹ひごをカットしてポールを立てました。「B地区」の時ともちろん同じやり方です。道路の勾配がきついですが、道路の面に直角に立てるのではなく 垂直にするのが自然ですね。

「B地区」からのガードレールとの位置関係を確認しつつ、レールを付けました。左端のエッジ部分は例によって多少の折り返しをつけています。この坂は真ん中から更に勾配がきつくなっているので、ガードレールは1本ものではうまくいかず、中央のポール部分で2本をつないでいます。


木を3本追加して地肌が見えなくなり、これで山の製作終了とします。


「B地区」と合体したところです。やはり一番気になるのは切通し道路の勾配です。3つの勾配が存在しています。「B地区」は12/100、山の断面部分は21/100、つづいて28/100です。実際にはありえない勾配で、これもトンネルの上に道路を走らせるための苦肉の策、と言い切ってしまうところが我ながら怖い性格です。


ところで、2日前の「大阪北部地震」ですが、ここ箕面も震度6弱で、危うくこのジオラマがペシャンコになるところでした。実はこの日、私は亀岡のゴルフ場にいて スタート直前に激震を受けました。12名のコンペもハーフで中止となり、渋滞にあいながらも帰宅して、娘からの話にビックリしました。


写真は、私の机の後ろにある書棚です。蝶番のとびら(写真の左部分)が開いて本が飛び出したのです。新聞紙のふくらんだところに「B地区」があって難を逃れたのですが、つい3日前まではその左(とびらの直下)に「B地区」を置いていました。なんという幸運! 神もジオラマ製作を応援してくれている‥と感じた日になりました。