イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

再び踏切遮断桿の動作に挑戦

「箕面観光鉄道」のやり残しをツメようということで、まずは踏切遮断機の動作精度UPに取り組みたいと思います。


黄色の矢印のところに四角にポッコリ空いた穴が気になるのでその対策がしたいこと。もう1つは遮断桿の上下する動きにガタが多く、特に遮断桿が下りたとき線路と平行に収まってくれないことが多いのが現状です。


現物を見ると、実はかなりラフに組み立てていてスムーズな上下移動ができないことがあります。ここでこの際、遮断桿機構を全面的に新作しようと決めました。そこでどんな機構にすべきか検討しました。


上図<1案>は現在つくってある構造です。これを<2案>か<3案>に変えようと思います。今Arduino-3はピン数も十分余っていますし、片側の遮断機にもう1個のArduinoを使って<3案>に挑戦することにしました。


まずは部品探しです。ホームセンターでギザギザのある結束バンドとアルバムを綴じる組ネジがイメージ通りだったので購入しました。結束バンドのギザギザ部分はベルト側と軸側に合わせ込むカタチになります。


サーボ軸側は、フィンを切り落として中心部分の周囲にギザギザを巻きました。ギザギザベルトがズレないようにツバ(プラバン)も両側に固定しました。


一方、遮断桿の軸側にもプラバンでアルバムの組ネジが通る輪をつくり、周囲にギザギザを巻いて固定しました。


さて伝達ベルトの方は、内側にギザギザがくるように輪を作りました。ギザギザのエッジ部分はかみ合わせがしっかり行くように、カットしました。また、輪のつなぎ部分は厚くなっていますが、かみ合わせに掛からないところにに位置決めしようと思っています。


両軸にベルトをかけてみたところです。両軸のピッチは思い切り離して17.5~18.0㎜です。


AL板をコの字に曲げて、18.0㎜ピッチで2つの穴をあけました。


組み立ててみたところです。サーボ軸とAL板の固定は付属のフィン軸をもう1つ使っています。


サーボ本体を回すと遮断棒もズレなく回転してくれました。今回はここまでです。
きのう、妻と1回目のコロナワクチンを打ちました。まだ打ったところの痛みが少し残っていますがホッとしています。

「ピノ」と遊ぶ/箕面観光鉄道のこれから

二人の娘が入れ替わり立ち替わり我が家に来てくれます。そしてまずは愛犬「ピノ」と遊びます。もうすぐ2歳になるミニチュアピンシャーという種類の小型犬で、じっとしていることがなく、猟犬のごとく1階、2階を駆け回っています。エサ欲しさに人の言うことを覚えて愛くるしいです。



ピノのパフォーマンス①
箕面観光鉄道の製作も一段落したことから、ピノのパフォーマンスを今回紹介します。
言葉の理解です。覚えた単語は次の通りです-----
 「おすわり」「お手」「伏せ」「待て」「よし」「くるん(1回転する)」「チュー(キス)」です。いずれも娘たちが教えてました。 私も「立っち(両脚だけで立つ)」を教えようと孤軍奮闘していますが未完成、動画に撮るに至っていません。



ピノと遊ぶ
娘がいじわるをして遊んでいます。エサを前にして、「待て」のあと「よし!」と言ったら食べていいのですが、「よし子ちゃん」「よしお君」「吉 幾三」‥など まぎらわしい言葉を発すると、ピクッと動くものの、食べるのを控えます。「よし!」をきちんと聞き分けてから食べます。残酷物語ですねえ~。娘たちは家に来ると真っ先に2階のピノの部屋に行きます。ピノはオートバイの音で娘が来たとわかるらしく、急に吠え出します。お隣りさんやお向かいの家にもバイクがありますが、その時は決して吠えません。すごい聴覚ですね。


さて、一段落した箕面観光鉄道ですが、スタートボタンを押したら約2分のあいだ、全て自動なので途中でハプニングがあっても修正できません。完成度を極力上げておかないといけません。不安定要素がいろいろありますが、優先順位を決めてやっていこうと思います。


その前に、箕面観光鉄道の回路図を載せます。スタートボタンは「PB0」です。メンテ用に
渓谷線、勝尾寺線、踏切、それぞれを個別に動かす「PB1」「PB2」「PB3」を備えています。踏切を制御するArduino UNO-3は余ったピンが多いので拡張に使えます。


今後検討する不安定要素は‥
①踏切遮断桿が上がる際、降りる際にフラフラして同じ地点に戻ってこないことがある。
②車両走行において、特に勝尾寺線で、箕面駅を発車して上昇軌道に入ると走行がぎこちなくなる(一定速度で上がっていかないのが散見される)。
③情景パーツ1つ1つが荒々しいく、丁寧な修正が必要。アップで撮るとアラがわかるのがある。また、フィギュアの数も少ない。
以上です。次回は踏切の安定動作を検討します。
これらを順に取り組んでいきます。

踏切遮断機を組み込んで走行テスト

電車が踏切にさしかかる前に遮断桿を降ろすためのセンサー「RS10」が設置できたので、改良した踏切遮断機をジオラマにセットすることにします。


遮断桿が磁気を帯びていたため、磁性のないSUSパイプに交換して回転軸にセットします。


セットしたところです。遮断桿を開閉させるヒモはまだ外しています。この状態でジオラマに組み込んでいきます。


線路の直下に組み入れていきます。この作業 2回目です。もうこれで終わりにしたいです。


線路直下にセットして、ヒモをテコのくぼみに引っ掛け、遮断桿が上がった状態になりました。


地上の情景をセットしました。踏切らしくなってきました。ただ、遮断桿のテコの部分がかなり長いので、地表に長方形の穴が開いた状態になっています。


真上から見ると一目瞭然。しかたないですね。少しでも目立たないようにしないと‥。


このようなガードを周辺に置くことにしました。


遠目からはあまり気にならなくなりました。


川に橋をかけて、一連の踏切セット作業が終了です。


次は、遮断桿の開閉と 車両の走行のタイミングをみていきます。


遮断桿の開閉を操作する指令は、「スタート時点」と上図「RS10」通過時点です。車両走行、各センサー、遮断桿動作、のタイミングを下図にまとめました。


横軸は、車両が2往復した経過(イメージ)です。遮断桿が下りて3秒後に観光列車が発車します。また、RS10で遮断桿が下ります。


この様子を動画に撮りました。

踏切をセット
最後に遮断桿が上がるのが遅すぎますね‥。修正します。