イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

タブレット教室 最後の日

小学校の放課後教室(タブレットでドリル学習)の教室管理の仕事が先週末で終わりました。2年間小学生と過ごした時間は、仕事というより先生と生徒の立場で子供たちと忌憚なく一緒に楽しく会話ができて、気持ちが若返りました。卒業、進級、お別れ、新生活と、子供たちの節目の時を一緒に共有できて、とてもいい経験をさせてもらいました。


6年生は一足先に卒業式を迎えていましたので、私の仕事の最終日は4年生、5年生が対象です。いつも最後の時間までタブレットに取り組んでいた4年生のNさんは、最終日 姿を見せませんでした。先日撮った写真を渡そうと待っていたのに‥。ところが「先生、はい」といって下校時刻ぎりぎりに来てくれて、上の写真の工作をプレゼントしてくれました。


一番左の子です。この写真を渡して「5年生になってもずっと応援してるからね」といって別れました。中央の2人の卒業した子にも写真をポストに投函したいのですが、帰りに聞いていた場所あたりにいってもそれらしい表札が見つからず、マンションも2,3あたってみても201号などの表示が連なるだけで万事休す。買い物帰りの奥さんがいたので思い切って「〇〇さんのお宅、ご存じないでしょうか?」と聞いてみました。
「はい、私ですが‥」 なんという偶然!! 神対応!! 無事に本人(友人の分も)に渡せました。これで全て終了。ひと区切りついたタブレット教室でした。


ジオラマに戻ります。
「高架線(渓谷線)」が突然高速で走り出し、終点に突進したままになったので、モータドライバの品種を変えてトライしています。


「高架線」は垂直断面は上図のように、Aを発車した電車は120パーミルの急坂を一直線に登り切ります。登り切った後は水平に走行します。登坂部分と水平部分の速度をほぼ一定にするにため、検出点を2つ追加しました。RS9とRS8です。RS9を検出するとモータパワーを徐々に落とします。帰りの走行では、RS8を検出するとパワーを徐々に落として下降速度を速くならないようにします。


「高架線」箕面駅手前の検出用リードスイッチの1つが不要になっているので、カットして「RS9」にして移動します。また「RS8」は新規につくり、勝尾寺のユニット側に設置します。


上からの写真です。ジョイナーの左側が箕面駅側ユニット、右側が勝尾寺側ユニットで、「RS9」と「RS8」もそれぞれに設置しました。


正面から見て、残った文字シートを利用し、体裁を整えました。


色塗りをしたついでに、ジオラマ中央の地下駅の色のバランスを整えます。駅のホームと壁だけコンクリート色にして、他の部分は茶色に統一します。


線路の間にバラストを撒き、線路の周囲を茶色に統一しました。
次回は、「高架線」の走行速度が一定になるようにArduinoの調整をしていきます。

卒業する生徒にプレゼント

きょうは小学校でパソコン教室を管理している話をします。何度か断片的に載せていましたが、2年弱続いていたこの教室が3月末で終了します。生徒たちとのお別れがさびしいです。特に毎回来てくれていた子たちが‥。


自転車で5~6分のところにある小学校で 、保護者の申請で登録した4~6年生を対象に、放課後自由に来てタブレットでドリルをやる という教室です。


コロナ禍のため、入口と窓を半開きにしてエアコンを稼働していますが、この部屋は履物を脱いで入室するので子供たちは感じないらしいですが私は足がスースーしてます。
開講した時は15~20人くらい来ていた子たちが、2年経って終了間近もあってか、現在は5~6人です。入室しても途中で帰る子が多くなりました。


その中で、学校下校時刻の最後まで頑張っている子たち数人をとても愛おしく感じます。6年の女生徒がそこに2人います。もう1人は4年生ですが、最後まで頑張っているこの3人に何かお別れの品を贈ろうと決めました。


会社の友人から20年くらい前にもらったストローアート6体がすごい出来栄えで、感激して大事に箱入りしていましたが、老い先 長くもない私なので有効に使おうと、3体をプレゼントしようと考えました。


100均でミニケースを買ってきました。背景を作ってこれに入れようと思ったのです。


ジオラマ風にしようと、1.5mmtのバルサ材をベースにして、スタイロフォームで小山をつくり、


いつも使っている草原マットを貼りました。


私の定番である木を1本づつ植えます。例の通りアレンジワイヤを束ねてねじり、幹と枝を形づくります。


草原シートにフォーリッジを適当に置き、


枝にライケンをちぎって乗せ、樹木にしてまずは恐竜を置きました。足も接着しています。


つづけて、昆虫、エビの2体も完成。


ケースをかぶせて出来上がりました。


最後に、ケースの底に3人へメッセージを書いて終了。私も気持ちよくこの仕事を"卒業””できそうです。3月17日が6年生の卒業日なので、6年生にとってはきのうが私にとって最後の日だったので渡しました。


そのあと、もじもじしながら1人の6年生が私に「小物入れ」をくれました。ヘアイロンで厚紙に布を熱着して立体三角形の入れ物を作ってきてくれたんです。つくる過程を聞きながら かわいさが倍増しました。


箕面市教育委員会からシルバー人材センター経由で仕事をいただいたパソコン教室の管理業務。私にとっては会社退職後3度目の仕事でした。シルバー人材センターでは仕事の定年がないので、またお呼びがかかるかもしれません。「前向きに。いま、その時を楽しく!」を今後も持ち続けていきます。

ジオラマ上でのテスト運転

机上(自分の机の上)での制御ユニットの確認が終わったので、実際にジオラマにセットして、車両の動きを確認しました。
 その前に、先日 娘が"変なモノ"を買ってきました。


これがそれ、シャンプーとリンスです。「お父さん、1回これ使ってみてよ」といって渡されたのが、"増毛用"だと言うのです。そんなうまい話があるんか?と。


そして、「使用前」と称して、写真を真上からいきなり撮られました。4カ月ぐらい使ったら効果がでてくると言うんです。「いくらしたんだ?」4000✕2個で8000円だと。秋くらいに結果報告します。


という前座の話はともかく、制御ユニットをジオラマ本体に接続して動きをみることにしました。


ジオラマの裏側の設置スペースに制御ユニットを置き、各コネクタをつなぎ、電源テーブルに電源アダプタを差し込んだところです。


制御ユニットにスタートボタン(タクトスイッチ PB)がついていて、「M1」が「渓谷線」、「M2」が高架線「勝尾寺線」です。まずはM1を押してスタートです。


前回載せた運転内容です。一応各検出点から信号をキャッチして各駅に3秒止まって再スタートし、反時計方向、時計方向 各1回づつ運転ができました。



鉄道模型「渓谷線」の自動運転(未調整)
各駅の停車位置は、スケッチのスムーズ停止の数値を変えれば調整可能です。また、動画の中で、停止時間を2秒といってましたが、3秒設定でした。


つぎに、高架を走る「勝尾寺線」です。この線の場合は、1ヶ月ほど前にモータドライバTB6643KQを使い、"ステップ制御"で加減速してうまくいってました。なので1ヵ月間なにもせずにいました。とりあえず「M2」ボタンを押して、走行確認しておきます。



鉄道模型「勝尾寺線」の自動運転(未調整)
結果はご覧のとおり"暴走"してしまいました! 1ヵ月前と何が違うのか要確認ですが、この際モータドライバTB6643KQを、「渓谷線」で使っているスムーズ加減速のTA7288Pに変えようと思います。


上図は高架線に使っていたTB6643KQの内部です。出力はフルブリッジで同じですが、PWM制御専用ピンがないので、入力ピン2つ(IN1、IN2)でモータの速度設定とモータ正/逆/停止を決めることになり、仕様ではL<0.8v、H>2vとなっているので、0からのスムーズスタートを「for関数」ではできないと思い、ステップ制御でスケッチしてました(実力不足)。なので、for関数を使っている「渓谷線」と同じTA7288Pに変えて進めます。
次回は両線とも調整完で迎えたいと思います。
なかなか「箕面観光鉄道」全体の完成にいきませんね。