イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

ビジターセンター周辺の緑化②

昨年末やって来た「Covid星人」の地球侵略に、人類が「地球防衛軍」として一丸となって戦っています。小松左京の未来小説が現実となったような今、この未曽有の危機にどう立ち向かうか‥。完全な封じ込め(接触しない)をすると社会生活が崩壊(完全な生活補償は不可)するので、不自由な社会生活をなんとか頑張りつつ時間をかけて収束させる。これしかないと思います。気を緩めると、世界を一巡して第2波、第3波も来る気がしてなりません。この"長期戦の覚悟"を地球人が共有できるかにかかっている、と思うこのごろです。
さて、ビジターセンター周辺の緑化の続きです。前回は、もみじを1本植樹しましたが、桜?と妻に言われて作り直します。


ビジターセンターを置いてみると、もみじの位置がセンターの屋根にかかることがわかり、どうせ作り直すので もう少し左側に植えることにします。


過去の経験から、もみじの樹木をつくる方法として気に入っているやり方で進めました。薄緑色のライケン(左)を適当にもぎり、赤色を入れた缶の中で(中央)シャッフルして、ライケンを赤に色付けしました(右)。


つぎに、黄色のもみ殻(名前不明、左)を同様な方法で赤に色付け(右)しました。


アレンジワイヤの幹に赤ライケンを接着し、その上に赤もみ殻を撒いて、所定の位置に植えました。小さな広場ですが、ベンチも2つ置きました。


ビジターセンターを置いてみたところです。屋根の切り欠きからもみじが余裕を持って見えるようになりました。


前回 南斜面に小径を作りましたが、小径に沿って安全柵を設けます。


バルサ材で支柱を立て、


もめん糸で支柱間を繋げました。小径のまわりの斜面にライケンやフォリッジで茂みも置きました。しかし、写真では良さそうに見えますが、支柱が高過ぎるのとロープが弱々しい感じに見えて、ここも修正することに‥。


支柱を爪切りで半分ほどカットしました。


細く切った厚紙で支柱をつなぎました。スマートとは言えませんが、この方が現実感があります。安全柵というよりガイド枠といったところです。


小物の製作が続きます。ビジターセンターの南側にまだ柵がない部分があります。人が落ちないように今のうちに取り付けます。


柵を取り付けました。柵の下が絶壁になってたんです!


ビジターセンター横の脇道も一歩間違えると谷底に転げ落ちます。


こここそ安全柵を設置しました。


車道には両側に白線を付けました。実際の現地でもセンターラインはなく、クルマがすれちがう際は注意が必要です。


まだまだ危ない箇所はあります。谷をまたぐ手前にも安全柵を設けました。


センターの入口に表示板を設置。


全体がだいぶ整ってきました。あとは、中程度の樹木をバランスを考えながら植えていきます。


さて、ビジターセンターの裏手はこのような状態です。もみじ広場とは名ばかりで、すぐ横を大滝に至る箕面川が流れています。山の斜面は大量の樹木植え込み作業が待っています。


ところで、箕面川のマル印部分は2~3㎜低く、右から左に川が流れているので、水たまりにすべきところです。


遊び心で、いつも使う「速乾木工ボンド」を凹部にたっぷり落としました。一日もすれば透明になるので、水たまりができていることを期待して待ちました。


それらしくなりました。まだ半透明さが残っていますが、下地の青をもう少し濃い目にしておけばよかったなあ‥。


次回は山肌全体を植樹していきます。また樹木の大量生産が始まります。

ビジターセンター周辺の緑化

ビジターセンターの南斜面あたりから緑化していきます。手前の車道をまず舗装色にしました。車道から山側に入る脇道も同色を塗りましたが、ここはクルマが入っても行き止まりなので、歩道扱いにして後ほど色を変えます。脇道とセンターとの境に石積みの仕切りを設けています。


この仕切りの石積みは、いつもの通り スチレンボードにマイナスドライバーで切り込みを入れて、黒色で浸み込ませてから表面を灰色で軽くなぞっています。


さて南斜面ですが、実際の現地の斜面もこのような小径があるので、ふりかける草色パウダーがかからないようにテープを貼ってみたものの、粘着がきつく、茶色の塗装が部分的に取れてしまいました。


改めて新聞紙で小径を作り、今度はそっと置いてパウダーをふりかけました。ふりかける前に、ボンド水溶液で筆塗りしているのですが、小径部分にもボンド水溶液が流れ込んでしまい、その部分にパウダーがかからないように どうしても新聞紙が必要でした。


新聞紙を外してみると、ほぼ小径はできていました。白い部分はテープの時のハガレです。あとで修正します。


箕面大滝の源流の流れにも塗装しました。U字断面に沿って一気に水色に塗りました。


次の作業は、山肌をところどころパウダーで緑化し、白・黒のコンテパステルで岩肌らしいところも作ります。


大きくえぐられた絶壁部分は岩肌を強調するようにしました。


ところで、南斜面と階段にこのようなスキマができています。1.5㎜ぐらいです。紙粘土で斜面を作った時はピッタリ作ったはずでしたが、経時変化で脱水収束するのかなあと。


フォーリッジでいつも通り補修。


ビジターセンターの裏手に小さな広場を設けていますが、センター脇の歩道を突き当たった左手が入口です。この部分にガイド柵を立てます。


歩道がいきなりなくなっており、柵がないと話になりません。実際の現地では左に入ると「もみじ広場」なので、現地と同じように1本の大きなもみじを植えます。


もみじの葉っぱの作り方は3通りしてますが、小さくしたスポンジに着色したものがあったのでセットしました。   このあと妻がフラッと来て、「これなあに?桜?」
ど突いたろか!! 冷静になって、次回やり直します。


話変わって、この桜の季節に妻が「去年行った桜堤に行きたい」と言うので、行ってきました。クルマで30分、愛犬ピノを連れて。


高槻市の玉川堤で、桜のトンネルが2㎞くらい続いています。私たちにとっては去年から「名所」になりました。


体調と相談する毎日が続く妻ですが、久しぶりの妻の外出にピノも楽しそうです。


去年、たまたま新聞の社会面に紹介されていたチューリップの記事を見た妻が、ここへ行きたいと言って来てみたら、チューリップ以上に 桜のトンネルに魅せられ、今年も参上した次第です。


玉川には、カモの家族?が列をなして休息していました。

センターがある山の形状を決める

「箕面ビジターセンター」の製作が終わって、今度はその周囲の山の形状を決めていきます。今まで山の概形でしたが、細かく山肌を整えていきます。


これから作業する山肌の全容です。写真のこのあたりにビジターセンターを置きました。まずは 箕面大滝に至る源流が流れる流線形を白パステルで書きました。このラインに沿って凹型のカタチを作って水が流れるようにしていきます。


ビジターセンターを少し嵩上げするので、下にモノを置いて高さを確認します。


10㎜の高さにします。スチレンボードで台をつくり固定しました。


センターを置いたところです。この南側(手前)に、車道とセンターに行く階段をつくります。


階段は入荷したバルサ材で、車道は厚紙です。ここまでは通常の作業ですが、つぎの「源流の流れ」が一苦労でした。


流れている部分のほとんどが山の斜面なので、写真の右から左に川が流れているように
しなければならず、断面が凹の形状になるようにするため、結局このような"破壊行為"に及びました。設計図ナシの結果が表れた例です‥。


細かい糸状の繊維がむき出しになり、部分的には穴があいたり、表面に割れが入ったり散々です。


紙粘土を大量に使い、凹形状の流れ道をなんとか作りました。


センターの裏側にあたる部分は、スチレンボードで流れ道の凹形状を強制的に作りました。


センター南側は、紙粘土で斜面を作りました。


センター東側に、分岐する道路を伸ばし、センター裏の広場に行けるようにします。分岐道路とセンターの間に石積みの仕切り壁を設けました。


センターを置いてみます。


ここまでのところで、地面を茶色塗装しました。


山全体も茶色塗装しました。源流の流れ道もそれらしくなりました。まだまだ山肌はハリボテみたいですが、これから緑化しながら修正していきます。