イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

大仏の高徳院境内 ②

きょうの日曜日は、退職した会社の 年1回のOB会(今年は150名の参加)でした。8年間の世話役に終止符を打って、やれやれといったところです。ジオラマ製作が「静」なら、きょうは「動」です。この ”2面”って大事ですよね。


準備中の会場です。 去年は、翌日台風襲来の中、強硬して結果オーライの離れ業も。
話を戻して、「高徳院」境内の製作をつづけます。大仏が鎮座する面の色付けからです。


平石が敷き詰められた状態を、マイナスドライバーの線引きと薄茶系の色で再現しました。中央部分は大仏の台座を置きます。


右横に並べるモジュールとの連続性から、草色シートを貼り付けました。その中間部分には後ほど階段を設置します。


大仏が座る面の周辺作業です。コの字型の回廊の通路を厚紙でつくり、1段下がった周辺の地面を色付けしました。「吉屋信子記念館」への小径に 階段をバルサ材で設置。


左側はかなりの段差があり、グリーンマックスの石垣Bを使ってみました。また構造上、ここにも階段をつくり、“裏の出入り口”として進めます。


つぎはパウダー撒きです。草色パウダーを左端などに、灰色パウダーを「仁王門」を入ったスペースに撒き、1日置きました。


石畳の通路を厚紙で作りました。「仁王門」を入って左折して「拝観受付」を済ませる想定です。スペースがないため苦肉の策です。


大仏を囲む回廊の柱を設置しました。


大仏の台座まわりに枠を設けました。現地の写真を頼りに進めています。


さて、ネットからのこの写真で、大仏の左側に4つの平らな石が等間隔に並んでいますが、大仏を風雨から守るための大仏殿の「礎石」だそうです。災害で何度か倒壊し、再建されるも津波で流されてから露座になっているとのことです。


ここは忠実に再現‥。「礎石」を置いたことで、大仏の周囲が写真と比べ  かなり狭くなった感じです。

大仏が鎮座する高徳院の製作

今回より鎌倉大仏のある高徳院の境内を作っていきます。


観光ガイドブックの図からわかるように、「仁王門」を入ると「拝観受付」があり、石畳を進むと階段を数段上がった先に大仏が鎮座して、その周囲をコの字型に回廊が大仏を囲んでいます。 まず大仏の座台を作りました。


65mmΦの円座をスチレンボードでつくり、周囲に切り込みを入れ、黒と茶のパステル粉でヨゴシました。また、円座を受ける輪を厚紙で作り、カッターで石組みの線を入れヨゴシました。座台全体の高さは22mmです。


大仏を乗せた状態です。


入口の「仁王門」から大仏が置かれた境内まで、まず その地形をスチレンボードで作っていきます。


高徳院境内の右側に「吉屋信子記念館」モジュールが並びますので、その合わせ部分をスタイロフォームで作っています。


大仏を囲む回廊の製作です。回廊の屋根はグリーンマックスの「瓦屋根」を使います。


カッティングして こんな感じです。


(ネットから転載)屋根を支える柱はかなり太いです。


竹ひごを使って22本の柱を用意しました。柱の“すわり”をよくするため、現地にはない柱の受け座を接着しています。

江ノ電の線路をつなぐ

「B地区」に敷かれた線路と、「C地区」の「釣り池」モジュール上に敷かれた線路をつなぐ作業に入ります。これがなかなか たいへんです。


左が「B地区」です。「C地区」のベースに「釣り池」モジュールを置いて、その間(170mm)に線路を作らねばなりません。 ベースからレール上までの高さは、「B地区」端で13mm、「釣り池」端で25mm。高低差12mmです。つまり勾配は7%です。ただし両端のつなぎ目は、急こう配の立ち上がり(下がり)を避けたいので、中央部分の勾配は8~9%。これでは車両が上り切れないのではと心配ですが、運転確認より今はレイアウトをまず完成しなければ始まらないので、線路の敷設、「高徳院(大仏)」、海岸線まわり、の順で進めます。


レールをかなり曲げるため、しっかり固定する必要があり、道床に板を使います。しかもカントをつけるため、写真のように4分割しました。
します。


厚紙やスチレンボードなどをはさんで高さ調整しました。


クギとタッピングネジを使って固定し、両側を並べるとこのようになりました。


真上から見ると、両端のつなぎ目が直線的でなく、製作のむずかしさを痛感しました。カントもわずかしかとれませんでした。


枕木を茶色に塗り、バラストを撒きました。


つぎに レールに電気を流すフィーダーの工事です。KATOの「フィーダー線路」を挿入する位置が終端になることを嫌い、全体の中央に近いトンネル内に 直接、レールにハンダ付けしてみました。


リード線を後方に出しています。
つぎの工程は「C地区」のメイン、大仏の設置関連です。