イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

背景の山並み

今年のジオラマの 中央部分の背景である山並みを作っています。


30mmtのスタイロフォームを3枚重ねて、かなり急傾斜の山肌を作りました。急傾斜にせざるを得ない理由は、①山の手前の昆虫館と龍安寺がかなりスペースをとること、
②山の奥に阪急電車の軌道を敷設すること、③昆虫館や龍安寺が山合いにあることを強調したい、などのためです。この山肌を茶色に塗って下地にします。


2本の山道を残して色塗りしました。合わせ面のラインがくっきり出てますが、草木を生やしたりしてカバーします。


山並みのユニットを乗せるベースも同色に塗りました。2つの建物を置く位置はこんな関係です。


背景の山に植え込む樹木を準備していきます。急斜面が多いので、背の低い木々の方が植えやすいと作り始めました。


まだまだ木々の本数が必要ですが、一息入れて、写真にある「箕面公園昆虫館」の表示板を作ってみました。


例によってパソコンで作った文字を彫刻刀の丸刃でカットし、アレンジワイヤ0.35mmで支柱としました。


もう一つ、案内板を作りました。高さ14mmです。これらを遊歩道側に立てます。


ところで余談ですが、家から歩10分ほどのところに神社があります。写真は今年元旦の風景ですが、文化センターの清掃の仕事が3月末で終わって以来、朝起きるのが不規則になり これではダメだと一念発起し、毎朝6時半にこの神社でラジオ体操をやろうとウォーキングを兼ねて行ってみました。2週間前のことです。


行ってビックリしました。30人くらいの同年代の人がこの境内でまさしく体操をしていました。ラジオ体操ではない独自の体操で、かなり時間が長いのです。後ろの方でマネしました。 やっと終わったと思ったら、みなさん帰らずに居るんです。


地面に置いたカセットから音楽が流れてきて、なんと「太極拳」が始まりました。みなさん ゆったりした手足の動きで またまた かなりの時間、一糸乱れずやっているのです。


あれから日曜日を除く毎日、私も皆勤で きのう入会手続きをしました。

週末に東京へ

ブログをUPするタイミングが「週末」に定着してきた感じですが、今回は久しぶりに週末 東京に行ってきた関係で、ブログも発信できませんでした。2つの懇親会と墓参りだけの1日半の旅でした。


高校のクラス会は3年ぶりの参加です。幹事の挨拶で気になることがありました→「今回は16名の参加です。去年は19名、おととしは23名でした。」 ううん、と うなってしまいました。私が会社を定年退職して初めて参加したときは30名くらいだったのに‥。話題の中心はやはり健康、病気のことです。参加人数の減少は明らかに「健康」が関係しています。 幹事が言葉を続けました→「参加が2ケタのうちは続けたいと思います。」ううん、また うなってしまいました。


懇親会と墓参りの合い間の時間を利用して、東京をショート散歩しました。はじめに「東京ジャーミー」です。テレビで紹介していたので行ってみました。代々木上原で下車してまもなく、寺院らしき建物が見えてきました。


「東京ジャーミー」はトルコ共和国大使館所属の日本最大の回教寺院(モスク)です。
東アジアで最も美しいモスクといわれているらしいです。毎日5回礼拝が行われていて、その合い間に見学しました。


一般の方も見学自由で、専従の説明員が話し始めると このような輪ができました。ここは入口を入ったロビーで、このモスクの歴史やイスラームの文化、人の交流など きれいな日本語でユーモア交え、飽きさせない話しぶりに感心しました。


2階に上がると礼拝堂があり、いまは礼拝の合い間ですが、夕方から大勢の人が来るらしいです。いま1ヶ月のラマダーン中で来月3日までで、その間 夕方の礼拝時はおいしいスープなどがふるまわれるとのこと。


天井は大きなドーム状になって広大な空間を作っています。内装が美しく、最大2000人収容。 異文化に触れた貴重な時間でした。


翌朝、宿を出て駅に向かう途中、上野公園内に「上野東照宮」がありました。実際に行ったのは初めてです。


建物の横にあった解説文によると、病床の家康が「末永く魂 静まるところを造ってほしい」と伝えて造営。その後、家光はその建物に満足せず現在の社殿を造営替えし、江戸の象徴とした とありました。 この日も快晴で、すがすがしい朝です。上野の山は広い台地で木々も多く 散策にもいい場所ですが、写真の背景にあえてビルを入れました。都会の中のいこいの場を表現できたかな?


東照宮を出ると、となりは「上野動物園」です。朝9時過ぎなのに、たくさんの人が行列を作っていました。きょうは日曜日。お父さんお母さん、朝早くからご苦労様です。


墓参りが終わって2つ目の懇親会(大学のテニス部の同期会)が銀座であり、待ち時間があったので、行ったことのない「日比谷公園」を”見学”。さすがに東京の中心地だけあって落ち着いた雰囲気で、日曜の午後を満喫する人々でいっぱいでした。 寺社境内ではなく単独に公園を造った日本第1号の公園で、1893年(明治26年)からの歴史を持ち、公園入口などにその跡がわかります。


日比谷公園を出ると、赤いパトライトを付けた黒塗りの車列(10台以上)に出くわしました(写真;黄色のタクシーと赤い郵便車は別)。横断歩道を渡り 振り返って撮影。この日はトランプ大統領が千葉でゴルフ、夕方に東京。もしやと思ったが‥。警官も道路に多かったが 交通規制もなかったので、本人同乗はないだろうと。
ミニ旅行記は以上です。


さて、ジオラマ製作。「箕面公園昆虫館」を作り終わって、ジオラマの中心部分となる地形の製作です。


このベースに昆虫館と瀧安寺を配置し、そのウラ手を山地で囲みます。左に山並みの端部を置きました。


ベースの上にもう1枚5tスチレンボードを敷きました。渓流に沿った滝道をつくり、右方に行くにしたがって、少しづつ地面を上げていきます。


30tのスタイロフォームで山並みを作り始めました。左上は車道が走ります。山並みの奥の横に長いスペースは、箕面鉄道の山間線のルートです。


昆虫館を置いてみました。昆虫館のウラに小径が上っていますが、このままでは山間線の電車に当たってしまうので、小径を曲げて隠します。


更にもう1枚スタイロフォームを重ねて山形を整えていきます。中央の小径も右に曲げました。先週はここまでで週末を迎えました。

昆虫館 ②

昆虫館のドーム枠が終わり、今回はチョウチョが舞うその内部のツメです。


(写真既載)内部に使うパーツは、樹木1本と2つの小山です。その間を通路にします。


ベースボードに小山を配置し、樹木を立たせました。ピンクの花を通路付近に添えています。通路には飛び石を9個置き、小石を脇に撒いています。屋外の感じを出すようにしました。この ”庭園” を蝶の楽園にしようとして‥


チョウの姿をどうやって作ろうかと迷った挙句、4色の折り紙を使って彫刻刀でチョウの羽のカタチを打ち抜き、ごらんのような9羽を作りました。これを ”庭園” の草木に乗せます。


9羽を適当なところにとまらせました。ところが フィギュア(来場者)を置いてわかりました。チョウが人の顔よりはるかに大きいことが。ジオラマなので多少大きくしても違和感はないと思っていたのですが、とてもフィギュアをチョウに接近はできません。


気をとり直して、昆虫館入口内部の装飾をします。テーブルと長椅子をセットし、入場してきた人を配置します。


大窓から内部の様子が見えますので、あまり手抜きができません。テーブルを置き、背後の壁にも掲示物を貼りました。


大窓の近くに長椅子を置いてフィギュアも配置してみました。入場してきた人、庭園を見学する人も配置。 この状態で上から本館とドームの下壁を置いていきます。


ドームの下壁の入口側に時計を付けました。最後に建物の外回りをツメていきます。


ドーム枠をかぶせ、本館2方向に化粧壁をセットしました。入口に「箕面公園昆虫館」も表示しています。


ドームを真上から見るとチョウがとまっているのがわかると思いますが、確かにデカイな‥。 一方で、本館の屋根がいかにも単調なので、ちょっとアクセントをつけます。


屋根の周囲にワクを設け、その内平面に突起を出しました。


スペース限定、製作時間限定で、これが完成した昆虫館です。ここに勤める従業員の方々がもしこれを見たら、なんと言うかなあ‥。「チョウ以外の昆虫はどの部屋にいるの?」