イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

踏切遮断機の開閉動作にこだわる

毎日続く暑さと突然の豪雨、まだまだ制御不能のコロナ感染。オリンピックで生中継されない大谷の打席。大阪にも緊急事態宣言でまた取り止めになった各行事。家事で余力がなくなってきた停滞気味のブログ更新‥‥。家の内外でマイナス材料が多いです。毎年この時期なら秋の各展示会に向け、ジオラマ製作に拍車がかかるのですが、踏切遮断機の停滞もあり 今年の新規製作テーマも設定できずに今に至っています。
そんな中、踏切遮断機の遮断桿の開閉動作だけでもキッチリ完成させようと取り組んでいます。


先日このような表を作って、今まで検討してきた1→2→3案の経過を書いてきました。3案の図は構造がわかりやすいと思いますが、製作段階では一番時間がかかりました。


ここでもう一度振り返ると、軸の外周を結束バンドで貼って(瞬間接着剤で)いく作業が一番たいへんでした。軸に沿ってギザギザ部分を外側に向くよう円を作ります。写真はサーボ軸周囲を巻いて円を作るところです。一方、遮断桿側はアルバムバインダー軸の周囲に同様にギザギザが外になるよう円を作ります。


写真のように、噛み合わせを上下2カ所に設定し、遮断棒とスペーサを一体にしたものをバインダー部に合わせます。


遮断桿付きスペーサを挟み込み、バインダーにネジ止め具で押さえて伝達装置ができました。今度は回転軸も太いし、遮断桿がふらふらしながら回転することもないと思います。


横から見た伝達装置の構造です。


装置を2つ作り、Arduinoを接続して90度の回転制御実験をしました。前表の第1,第2案では遮断桿の自重を生かすため、垂直にセットできませんでしたが今回はその考慮もせずにすみます。



p10505420307b
サーボの回転角を実験を通してツメていき、結局スケッチでは--------
myservo.write(92,20,true); //垂直(90)からゆっくり下降(20)
myservo.write(32,9,true); //水平(32)から速く上がる(9)
というところに落ち着きました。

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