イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

丘に樹木を植える

丘陵地帯の中で、平地部分は文学碑や公園になるのでサンドを撒いています。樹木を植えるのは主に斜面です。20本以上の樹木をつくらねばなりません。以前、小川の両側に桜の木を配したように、今回もエネルギッシュに作らねばなりません。


前段の作業として、丘のキワ部分や坂道の両端に雑草を生やしました。


さて、樹木の製作ですが、幹と枝の部分はアートフラワーに使うアレンジワイヤーを使うことにしました。以前検討した際は針金や銅線もよかったのですが、0.35mmのアレンジワイヤーは 形を整える加工性、接着剤ののり性、茶色の紙で覆われている質感など、平均点で一番いいと判断し、採用しました。ワイヤーを7~8本束ねてねじり、形を整えて
いきます。枝を増やすため 途中にボンドを塗り、


このような枝を


接着していきました。


9本作りましたが、いいかげん疲れてきて以後 枝の追加は止めました。自作の幹以外にジオラマ材料として商品化された幹や樹木完成品も使うことにしました。


樹木の種類をいろいろ作りました。まず、フォーリッジを使って葉っぱをつけました。上からパウダーもパラパラ撒いています。


つぎに、ライケンを小さく切って枝に着けました。パウダーも適当に撒いています。


つぎは、(株)光栄堂の「ラッ木ー」という素材があったので ちぎって枝に着けました。プラス パウダー撒き。


既製品の樹木も4つあったので使うことにしました。


以上、4種類の樹木を丘の斜面に植え込んでいきました。


丘の平地側からの写真です。つぎからはこの平地に下の概略図にあるような公園地帯を作っていきます。

ラストステージへ(小高い丘)

製作テーマ「矢切の渡しを行く」も最終ステージです。田園地帯を抜けた先にある丘を上がると「文学碑」が待っています。その丘陵地帯の製作にかかっていきます。思いがけない出会いがあった感じがジオラマで出せるか、時間の制約がある中でガンバロー!


地面形成は定番の30mm厚のスタイロフォームを2枚重ねてつくっていきました。この台地の上 中央付近に「文学碑」があるのですが、道標を見ながらたどり着いたといった感じの地形です。


スタイロフォームを切り貼りしているとどうしてもスキマが出て、はじめて「紙ねんど」を使ってみました。100キンで購入したものです。


スキマに盛って強めに押しながら伸ばしていきました。思ったよりうまくいきました。


味をしめて スキマとデコボコ部分を全部埋めました。が、ここで単純な疑問が‥。「紙ねんど」を塗る部分にあらかじめ接着剤を塗布してなかったので、時間経過するとポロッと取れてしまうのでは?と。いまさら戻れないし‥。で、うまい理屈を考えました。このあと茶色で下地塗装してからボンド水溶液を全体に塗ってサンドを撒くので、結局 地面の表面は相互に固まっていくだろう、と推察した次第です。結果待ちとします。


茶色で下地塗装しました。


サンドを茶こしを使って撒きました。樹木で覆われる斜面などは撒いておりません。
つぎは雑草を生やし、奥から樹木を植えていきます。

農家群の製作 3

4番目の最後の農家もTOMYTECの樹脂製で、数年前からお蔵入りしていました。屋根は曲がっているし、組立て状態でも合わせ面が合致せずスキマがあって とても接写レンズでは撮れないシロモノですが、あるものは使おうと登場させました。


和室の障子戸が「牢屋」みたいに見えます。その上の屋根が湾曲しており 修正不能です。

裏側です。相変わらず屋根は波打っていますが、こちらの方がマシなので、ジオラマにはこちらの面を見せるように配置します。


縁側を厚紙で作り 取り付けました。また 家全体が低いので、高くする意味で2mmバルサ材で土台をカマしました。


裏側です。2mmの土台で家全体をカサ上げしてます。


所定位置に設置し、玄関から小径に行く平石を敷きました。


建物の隣りの空き地に樹木を植え、物置棚を作って置きました。


4つの農家が揃いました。周辺に小物をいろいろ置きたいのですが、市民展の搬入日(10/22)がちらついており、写真右側の空きスペースを使った最後の工程(文学碑のある小高い丘)に入っていきます。