ジオラマ記事を再開
「みんなでバンド」の発表会が終わり、さあ ジオラマ製作の再開です。 と思った矢先、とんでもないことが起こりました。(妻を責めることは毛頭思っていません。誰にでも起こりうる認知症の、実情をあえて載せて、少しでも認知症理解や対応の一助に、と思ってのことです)
朝食と夕食は居間のテーブルで このような配置にしております。ティッシュペーパーとテレビのリモコンはいつも写真の位置に置いています。
夕食のあと片づけをして 台所からテーブルに戻ってみると、なんと 牛乳の入ったコップにリモコンが入れられていました! リモコンの反対側も濡れていて、一瞬声が出ませんでした。 あれこれやりましたが全く動きません。リモコンは2カ月前に新調したもので、まだ保証期間内なので念のためメーカーに聞きましたが、当然正常な使い方/扱い方ではないので保証外と言われました。(写真は、不良になったリモコンを記事のため再現したものです)
リモコンの横にあったティッシュペーパーも一枚づつ出て来ず、つながって団子状態で出てきました。ここにも牛乳を垂らしたのです。自分のおかずでなく 私のおかずに手が伸びることは毎日で、しかし今回のようなことはショックでした。その日以来、手の届かない位置にモノを移動しました。
妻は私に「お父さん」と言いますが、二人の娘にも「お父さん」と声掛けします。ただ、家族以外の人にはまだ言いません。いつも思うことは、「いまの状態を維持して、これからも今の状態でずっと続きますように!」と。
妻と散歩しているときの1コマです。こんなに完全に倉庫全体を覆った状態に、芸術性を感じました。
もう一つ、高さ10m以上あった樹木が切り取られて1~2年ほど経ちますが、現在ここまで葉っぱが出てきました。生命力の強さに圧倒されてます。
さてジオラマ作業の再開ですが、周回線の引き込み部に駅をつくることにしようと思います。ホームの高さを決めるために、周回線に走らせる客車の選定からです。
遊園地を走るこども向けの機関車の客車があるので、これを使います。前面には人面が描かれています。ただし、観光電車とするには窓枠が小さいので、大きく手直しすることにしました。
客車をバラし、両サイドの窓を大きくカットしました。大きな窓が片面で3つになりました。手前の中央部の上面が剥がれてしまいましたが修復します。奥のサイド面はうまくカットできました。
つぎに車内に置くイスを作ります。厚紙と3㎜tのケント紙で向かい合わせ4人掛けのユニットを6つ作ります。
片面4つの入口と3つの窓に合わせてイスをセットしていきます。
久しぶりの工作に、「帰ってきたなあ」と実感しています。少しづつこの時間をとっていければと思っています。