動力関係をツメれば完成
前日9/6 昼前に「箕面市高齢者作品展」にジオラマを搬入しました。"締め切り"の呪縛から解き放たれた今の気持ちは、解放感でいっぱいです。
前回でモノは全て作り込みましたので、残りの作業は下記の回路と実装、Arduinoスケッチとその確認です。
①観覧車を低速で回り続けさせること。
②高架線の展望車両を発車し2往復させること
➂周回線の車両を引き込み線の駅から周回ループに入れて 再び引き込み線に入って駅に戻ること、の3つです。Arduino UNO とブレッドボードで回路を作っていく方法で今までやってきているので、①②③もそれぞれ この方法でやっていきます。
①の観覧車から始めます。そのまえに、観覧車の回転軸のカバーに「ゆうと君」を貼り付けました。
ゴンドラに乗る人も立てました。
観覧車の回転動作は、昨年秋に定速ギアボックス(TAMIYA)を使って確認しており、ブログでも掲載済です。今回は半年ぶりに回転動作確認をして異常なしでした。
②の展望車の運行についても、2つの駅間を2往復する制御はうまくいきました。
➂の周回線は、TOMIXのトーマス用客車を改造して観覧車を作って蒸気機関車に引かせる構想でした。
非常にアンバランスで、客車の床面が異常に高く、組合せとしては最悪ですが、蒸気機関車で走らせることにこだわり、このスタイルで進めることにしていました。ところが、数年ぶりに機関車を動かしてみると全く動きません、車輪に注油しレールを磨きトライを重ねてもダメでした。以前落下したこともあり、結局諦めました。
手持ちの車両で確実に動いたのは写真にある低床の車両でした(ケースもなくなり車種不明)。写真でわかる通り、ホームとの段差は10㎜もありました。この期に及んで、ホームを改造するしかない!
苦肉の作です。ホームの途中から階段状に降りて車両に合わせました。フィギュアで階段を降りる人、階段に座る人で調和をとったつもりですが、車両に関心のない私ならではのミスでした。
3つの「Arduino UNO+ブレッドボード」は、ジオラマのウラ手にスタイロフォームのボード上に置いています。周回線のループも敷きました(フレキレールで)。
全景です。作品展に出すにはウラ手の回路を隠す必要があり、我が家の物置を探します。
以前作った背景写真を立てることにします。
左側の景色です。ジオラマの池や入場門と背景がマッチングしてませんが、仕方ありません。
右側の景色です。こちらの方はよくマッチしてます。
目線を下げてみると、実に自然な感じです(自己満足)。背景のけむりみたいなものは、写真の反射です。
昨日 作品展会場に搬入しました。
裏側は制御まわりをこのように置いています。それぞれに起動押しボタンがあって、3つの動きを自由にパラ運転できます。観覧車はずっと回転させておいてもいいかな?
今までの経験から、見学者に起動ボタンを前面に出して押してもらう方法を止めました。トラブル発生時に私が不在では受付の方が困ってました。私がいる時に自分で操作します。
今回のジオラマ、どんな印象を持たれるかな?
2日後から5日間開催です。