イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

明治創立の小学校とダリア園

けさ 認知症専門病院に行った帰りに妻をデイサービスに送り届けて、一人で昼食を食べ、ゆっくりとこの記事を書き始めました。先週妻とクルマで回った心安らぐ2カ所を述べようと思います。


クルマで北に30分程度行ったところにある旧黒川小学校です。今は廃校になって黒川公民館として使っています。2棟あり、写真の北校舎は明治37年創立、もう1棟の南校舎は昭和21年建設です。1世紀を経た現在もその雄姿を残し、周辺の里山風景とあいまって郷愁を誘います。


この日、北の方角にクルマを進めて黒川地区に入り、ダリア園を目指していましたが、昔ながらの木造校舎が残っている案内看板を見つけ、まずここに来ました。妻は何とか立っているのが精一杯ですが、公民館となった旧黒川小学校の入口です。


まず公民館として活用している南校舎を見ました。中はまさに近代遺産そのもので、掃除された木の廊下、手洗い場、靴置き場など大事に校舎全体がが守られていると感じました。


"「景観形成重要建造物」黒川小学校 兵庫県"、の銘板もありました。


ここは南北2棟の渡り通路です。


こちらが北校舎。一部倉庫になっていましたが、突き当たりの左に教室が残っていました。


そうそう。私の時代も机、イスは木製でした。私は"団塊世代"で、1クラス60人以上いました。この教室の2.5倍はあったと思います。


二人とも同期で関東出身ですが、大阪で社会人生活を始めて、妻は大阪で教員免許を取り、この黒川地区に近い吉川小学校に赴任し、子供3人を保育園に預け北摂(大阪の北エリア)の小学校3校で難聴になるまで教員生活を続けました。心の中ではここを見学して感じたものがきっとあると思います。


次に向かったのが「黒川ダリア園」です。ちょうど見頃でした。素朴な開放的な、秋の行楽をゆっくりのんびり楽しむ雰囲気で、地元の人たちの組合が管理していて、妻をクルマから降ろすとスタッフの方が1台?しかない車椅子を何とか工面してくれて、とても楽に見学できました。


この写真で、1段高い奥の場所にもいっぱいのダリアです。今年の植え付け株数は約330種、900株とのこと。


この黄色いダリアの名前は「黄望(きぼう)」。ここは絶対、妻との2ショットを。


帰りにダリアの種を1つ買いました。1株で茎が7~8本 下から出てきて多くの花を咲かせるそうです。ただし植え付けは4月、それまで冷蔵庫に保管と聞いて少しがっかり。
いずれにしても、足はクルマ。二人三脚で楽しもう‥‥。

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