イノッチの鉄道模型ブログ

日常生活の中のトピックスを気ままに書きます。鉄道模型製作や畑作業が中心です。
これまで製作した鉄道模型作品は、ホームページ「イノッチの鉄道模型」inoyoshio.jimdo.comに載せていますので、こちらもよかったらみてください。

妻が玄関に下りない工夫

前々回のブログで、妻が玄関に下りやすいようにと、①補助のガイドバーの設置(下の写真の左)と ②ステップ台(右)を作りました。


夕方、デイサービスから帰ってくると、居間のテーブルに座り水分を摂らせてゆっくりさせるのですが、自分でゆっくり立ち上がり、居間の中を"よちよち歩き"し始めます。廊下に出て必ず玄関の方に行きます。一種の放浪癖かもしれません。外に出たい気持ちが伝わってきます。「もう夜になるから居間に戻ろう」と言うのですが、これが何回も繰り返されます。
気付かずに一人で玄関に行ってしまう時もあり、玄関の下に落ちて倒れてしまったら、と考えると、玄関に下りない対策を講じるのが必然になってきています。


前々回、玄関に下りないためのバー1本を置きましたが、娘たちに簡単すぎて一蹴され、けがをする前に本気で考えました。


廊下から玄関の下まで30㎝高さで、下は1.5m四方ほどあります。ネットサーチして横にスライドする可動式フェンスや、ホームセンターへ娘と行って庭やベビー用可動フェンスなど検討。妻がいる間だけ1.5m四方を廊下の高さに平板で嵩上げすることも考えました。
結局、バリケードみたいなフェンスを木製で自作することにしました!


ホームセンターで材料を購入し、寸法切りしました。4,000円強の出費です。


できたのは、こんな"バリケード"、巾136㎝、高さ100㎝です。


固定方法ですが、35✕35㎜、長さ197cmの棒にバリケードを引っ掛ける方法にしました。棒を固定する木片2つを強力両面テープで接着し、棒をそのあいだに入れ、上に取り出せるようにしています。


L字金具を現合で曲げ直してバリケード上方に取り付け、棒に引っ掛けます。


反対側は2階への階段を利用して同様な構造です。写真で、真ん中の板が1㎜強 落ち込んでしまったのでスペーサをカマせました(バリケード製作時のミスです)。


下側の固定については、丸ビスの頭を3㎜ほど出した状態にし、


廊下に7㎜Φの孔をあけ、ビスの頭が入るようにしました。妻が発病前なら「なんてことするの!!」って言ってるはずです。この家も30年近く経っていますので私は何も気になりません。バリケードがキッチリ固定出来て、取り外しも簡単なこの方式で、しばらく様子をみることにします。


玄関のドアを開けて外から見た"3点セット(バリケード、補助バー、ステップ台)"です。


妻がデイサービスから帰ってくると、家に入る前に散歩に出かけます。片手を抱くようにつなぎ、ほんの40mほどを往復して約10~15分かけて歩いては休みして習慣にしています。

途中の、あるお宅の2匹のうさぎさんに、きょうも来たよって会話したり、


Uターンする場所に小さい畑が一段下にあり、今の季節の花 すいせんはまだ咲いてるかな?って声掛けたりしています。
散歩を終えて家に帰って居間に座らせると、例の「バリケード」をセットし、自由に家じゅうを歩いても安心な気持ちになっています。

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